30.《ネタバレ》 当時、薬師丸ひろ子のファンだった友人が、ラストのキスシーンが乱暴すぎると言って松田優作に腹を立てていましたね。そのラストシーンだけど、久しぶりに観賞して思ったことは、薬師丸ひろ子に感情移入していれば悲しいお別れシーンと映るかも知れないが、松田優作に感情移入していれば、助けてもらったお礼の義理キスに見えるってことだ。私は後者でした。劇中の松田優作は彼女に恋愛感情を持っていないと思いますね。薬師丸ひろ子に思い入れが無ければ、見どころのないアイドル映画でしょう。脱線しますが、そのアイドル映画について考えてしまった。当時、アイドル映画といえば薬師丸ひろ子や原田知世の角川映画路線と、いわゆるアイドル歌手の映画出演(松田聖子など…)の2方向でした。どちらの路線も映画としては空虚な印象が拭えないんだけど、たま~に見応えのある作品が出来ることもある。松田聖子の「野菊の墓」や薬師丸の「Wの悲劇」がその例。シナリオと監督のおかげですね。つまり、アイドル映画の中に稀に良作が現れていたという印象。それに比べると、現代の邦画は様相が違いますね。若手女優が真っ当な演技力を求められています(って、当たり前か…)。この2年、邦画の興行収入が洋画を上回っている背景のひとつに若手女優の頑張りが挙げられると思っている。どの作品でも、彼女たちは個性を主張しようと奮闘していて、たま~に製作側の勘違いでアイドル映画然とした作品が混ざっているという印象。いつの頃からか、主演女優が主題歌を歌わなくなったけど、それも良い傾向だと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-11-06 16:37:12) |
29.この時代のアイドルというものがどうも理解できない。 薬師丸ひろ子の存在は、声優が素の身なりで映画に主演しているような、 強烈な違和感がぬぐえない。 大学生という設定のわりに言動が幼なすぎるのではないか。 ヒロインも相方の探偵も、どちらも好きになれない。 ハードボイルドの世界に、似つかわしくないようなアイドルが登場して 引っかき回すという意外性も悪くはないのかもしれないが、 それにしてもそのアイドルにもう少し実在感を持たせられなかったものか。 全体的に浅くて下品な内容、ダラダラした展開、粗雑な脚本、話題性のみの映画。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-10-25 16:41:48) |
28.《ネタバレ》 薬師丸ひろ子が出演してる角川映画の中では「Wの悲劇」に続き良作だと思います。久しぶりにみましたが楽しめました。意外な犯人と探偵さんとの素敵なラストが印象的です。しかし松田勇作が演じる探偵が33歳とは・・・。あの落ち着き様はタダモノじゃない。笑 【civi】さん [インターネット(字幕)] 6点(2009-05-09 01:29:46) |
27.《ネタバレ》 松田優作が出ていることもあって…薬師丸ひろ子がやっぱり主役で、おまけ的でぱっとしない役回りですが…角川映画の中では比較的まともな出来であると思います。ただ赤川次郎原作に当時ありがちで独特な軽いノリは、ハヤリものの宿命で仕方がないのでしょうね まあ、ノスタルジックな雰囲気を味わえる古きよき日本映画といったところデスカ 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 5点(2009-05-05 11:31:41) |
26.角川映画全盛時代は映画に興味もなく、今となって見てみると結構面白かった。純粋と不純をうまくまとめてあり、今の邦画ではありえないと驚きながら見た。松田勇作や薬師丸は別として単純に古き良き映画。 【Jane.Y】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-05-03 10:36:44) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 松田勇作補正を掛けなければとても見てられないなぁこりゃ。 懐かしい町並みとかそいういうところに目を向けないと退屈で退屈で。 小学生の頃一時的に赤川次郎がすきだったから、そういう時に見ていれば楽しかったんだろうか。原作ものですし。
それにしても角川映画ってなんでこんなにクオリティ低いの? 80年代に日本映画は50年分退化したと思う。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-01-02 14:46:59) |
24. 内容はおいといて、こういう25年前の町並みとかが見れる映画すきです。 【ファンオブ吹石】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-28 03:22:13) |
23.「Wの・・・」同様、これもタイトルにあざとさを感じてちょっと・・・なんだけど、かろうじて松田優作で持ち堪えたって感じである。よくぞ優作がこの映画の仕事を受けたなぁ~と、当時思ったことを思い出した。大変お疲れ様でした。(薬師丸ひろ子が悪いと言っているわけではない!誤解なきように!!)しかし、この作品は薬師丸ひろ子にボブは絶対似合わないということを証明した貴重な作品でもあるので、一見の価値があることは確かである。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-04 22:23:38) |
22.《ネタバレ》 松田優作の役ドコロの大人しさと、薬師丸ひろ子の可愛さだけで及第点がとれたかのよーな作品。ラストシーンのよさで、+1点といったところでしょうか。しかし、クドイよーだが薬師丸ひろ子は可愛い。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-02-10 22:36:22) (笑:1票) |
21.《ネタバレ》 事件自体はとんとん拍子に真相に近付き、意外な人物が犯人でしたって披露するだけの代物なので興味なんてもてない内容。 ドラマ部分は淡い恋心なんでしょうが軸(事件)が魅力ないので、そちらも設定されただけの安い代物にみえてしまう。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 2点(2007-12-04 20:57:35) |
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20.《ネタバレ》 松田優作の役柄があまりにも普通な男で逆に新鮮だった。最後の空港でのキスシーンは二人が一切会話することなく、無駄な音楽もなく、素晴らしいシーンだった。まさに邦画史に残る名シーンだと思う。薬師丸ひろこが顔を松田優作の胸にうずめて、きつく抱きしめあっていたのが印象的。このラブシーンだけでも見る価値あったと思った。 【稲葉】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-07-04 22:21:29) (良:1票) |
19.なんだかラストシーンだけ、ちょっとオシャレよ~、って感じに作られても・・・。トーン暗いしスプラッタな映像あるし。映画全体に漂う空疎な雰囲気は、一体ナンのせいなんでしょう? コメディらしいんだけれども、どこも1つも笑えなくて、そもそも殺人事件のハナシだし、でも、それはやっぱり当時、薬師丸ひろ子という女優が私の守備範囲から全く外れていたから、という理由に他ならないのではないか?なんて・・・んにゃ、正解は同時上映の、先に見たもう一本の映画で、アタマがお空の彼方へかけてっちゃってたからでしょ。「土曜日の、じっけんしつ~」って。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-27 14:38:35) |
18.松田優作の部屋に意を決して訪ねていき「一人で淋しくないんですか?」とつめよる薬師丸ひろ子の演技にいたく感動したのを憶えている。何度も正座をしなおすようにお尻を浮かせて。握りこぶしを何回も握りなおして。全身全霊でぶつかってくる純な乙女心に、松田優作その人自身が少なからず気押されていたのだと今も思う。それ程この作品のひろ子ちゃんはすごかった。あの時代、彼女はまぎれもなく私達の憧れだったな....。最後のキスの後、もう1度軽くキスしたのには「やられた!」。あれがあるのとないのとじゃ、まったく違うものね。最後の「バイバイ」も名シーン。彼女には旅立ちが本当に似合う。何を今さらのレビューだが、根岸監督の東京国際映画祭受賞を祝して。これからも頑張ってくださいませ。 【showrio】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-23 21:17:51) (良:1票) |
17.薬師丸ひろ子のために作った作品でしょう。優作はあくまでも年上の大人な男でひろ子ちゃんを守るだけに徹していました。ですから優作ファンとしては、観ていてあまり楽しくありません(笑)しっかし、ひろ子ちゃんのあの脚の太さは一体なに?何を食べたらあんな脚になれるの?キスシーン長すぎ。気持ち悪いです・・。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-08-06 09:39:13) |
16.これは自分にとって映画館がイベント会場だった時代の幸福な記憶と共に、永久に忘れる事の出来ない一本です。薬師丸ひろ子がこの映画で復帰すると聞くや否や、まず赤川次郎原作を熟読、「フラッシュバックひろ子」(写真集)を購入、当然前売り券を買い「ひろ子探偵局オリジナルバッチ」をゲット、万全の態勢で公開初日に臨みました。当日映画館のシートは同年代の中高生で埋め尽くされ、それはもう物凄い熱気で、ようやく映画が始まると・・・、あっさり同時上映の「時をかける少女」に寝返ってしまったオイラ・・・。映画館を出るとそこはキャラクター商品売場になってて、友人連中共々角川商法にまんまと乗せられてしまいました。今年の正月実家に帰ったらその映画館は更地になってて、なんか複雑な思いでそこを通り過ぎました。映画自体の感想は、この映画に限ってはどうでもいい事なのです。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-09 17:17:41) |
15.奥州亭三景さんと同様、わたしも松田優作の「探偵物語」が映画化と知った時、てっきり日本テレビで放送していた松田優作演じる工藤俊作の「探偵物語」だと大喜びした覚えがある。で、あとで赤川次郎原作と聞き、やっぱり幻滅した。しかし今では角川映画全盛期の中でも間違いなく上位に来るくらい好きな作品です。物語上、実は大した働きをしていない松田優作は、TV版の探偵とも、それまでの映画の松田優作とも違った演技でとても好きである。薬師丸ひろ子もまた角川の看板スターとして板についてきた感じではないでしょうか。ラストのキスシーンもシンプルながらとてもイイ出来だと思います。あ、最後も奥州亭三景さんとかぶっちゃった(汗。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-11-10 00:40:49) |
14.なんか雰囲気が好き。松田優作はこんなのもあるんだと思ったし、薬師丸ひろ子は初めてかわいいと思った。83年ってのが古さも見えるんだけど、逆におしゃれな感じも見られた。一番気になるのは「でんでん虫」って言わないなぁと。 【バカ王子】さん 7点(2004-06-18 23:42:38) |
13.こういう冴えない感じの松田優作もよかった。 【PAD】さん 6点(2004-06-02 12:52:50) |
12.優作の普通っぽさがかっこよくて最高です。個人的には何回見ても飽きない作品。 【アクア】さん 9点(2003-12-01 00:35:55) |
11.今でも印象に残っているのはラブホのシーンだったりする。へぇ~こうなってんだぁ、って妙に感心したせいか・・・ 【じゃん++】さん 5点(2003-11-30 23:07:43) |