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地球最後の日

[チキュウサイゴノヒ]
When Worlds Collide
1951年上映時間:81分
平均点:5.60 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-04-10)
ドラマサスペンスSFアドベンチャーファンタジーパニックもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-03-25)【イニシャルK】さん
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監督ルドルフ・マテ
キャストバーバラ・ラッシュ(女優)ジョイス・ヘンドロン
ジェームズ・コンドン(男優)エディ・ガーソン(ノンクレジット)
メアリー・マーフィ(女優)学生(ノンクレジット)
スチュアート・ホイットマン(男優)(ノン・クレジット)
広川太一郎(日本語吹き替え版)
鈴木弘子(日本語吹き替え版)
納谷六朗(日本語吹き替え版)
島宇志夫(日本語吹き替え版)
今西正男(日本語吹き替え版)
上田敏也(日本語吹き替え版)
音楽リース・スティーヴンス
編曲レオ・シューケン(ノン・クレジット)
撮影W・ハワード・グリーン
ジョン・F・サイツ
製作ジョージ・パル
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮セシル・B・デミル(ノンクレジット)
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ゴードン・ジェニングス(特殊効果)
美術アルバート・ノザキ
ハル・ペレイラ
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(メイクアップ・アーティスト)
編集アーサー・P・シュミット〔編集・1912年生〕
あらすじ
遥か宇宙の彼方から地球に接近する二つの星。天文学者の計算によれば、一つ目の星の通過が地上に大災害をもたらし、やがて訪れる二つ目の星の衝突によって地球は終焉を迎えるという。人類は生き残りをかけて地球脱出とその星への移住を目指すのだったが…。
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 むかーし地上波アナログで観た作品。懐かしさもあって鑑賞しました。

当時モノとして観るか今の時代に照らし合わせて観るかで大きく評価は異なりますが、あくまでも当時モノとして矢張り秀逸なSF作品ではないかと。

70年ほど前とは思えない特撮技術。ミニチュアの質感はハイレベルだし合成も見事、セットも大がかりです。(自分も含め)当時の人はさぞかしビックリしていたこと間違いなし。ゴジラ以前、もちろん一連の円谷ヒット作品以前というのが驚異です。

一方、今目線で物語そのものを見てしまうと相当なトンデモなさ。既にご指摘のある宗教的、あるいは人種的な問題を始め、科学者と富裕層が主導して国連は添え物的、他国の状況はサラっと触れるだけというそもそものシチュエーションは偏向かつ浅過ぎと言わざるを得ず、各論的には突貫工事でロケット作って未知の惑星に不時着してたった40人と僅かな家畜で種の存続?出来っこないですよね。不時着先の惑星の大気の成分どころか気候も資源も全く情報なしだし。誰かが劇中で言ってましたが、地球に残って死んだほうがマシとも思えてしまう。

とは言え、当時モノとしての制作力に敬意を表して6点献上。加えて、ヒロインが当時的コンピュータの微分解析器を操り、しかも手には何とも懐かしい計算尺、というカットに感動して+1点。7点献上します。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-04 09:37:48)(良:1票)
2.《ネタバレ》 昭和26年の映画(白黒ゴジラの3年前)としてはかなりいい出来というしかない。ミニチュアのほか書割りも使ってそれなりの映像を作っており、ロケットの発射台などはなかなかの壮大感を出している(ラストの風景画は残念)。ロケット内部の設えとか、目的地で方向転換して逆噴射する場面などは後の東宝特撮映画にも生かされていたかも知れない。ちなみに惑星の大気中を航空機として飛んでいたのは後世のスペースシャトル風である。

物語としては、最初に金の話から始まっていたのは現実的で結構だが、しかし発起人の科学者が身内最優先な上に、他のスタッフも自分が助かるために参加したのだとすれば、人類のために働く志を持った献身的な人間はいなかったことになってしまう。抽選に漏れた連中が暴動でも起こすのではないかと思っていたらその通りだったが、ただラストはちゃんと勧善懲悪的になっていて安心した。かつ“老害”排斥意識が高まっている現代日本の風潮にも合った結末になっている。
こういう状況で、わずか40人を選ぶ中に自分が入ると思う観客はいないだろうから所詮は他人事になりそうなところ、主人公を変に謙虚な人物に設定したことで観客の立場に寄せていたようでもある。自分など何の役にも立たないと卑下していたのは共感できるものがなくはなかったが、しかし恋敵のお情けで役目をもらえたように見えながら、実は大気中の飛行区間の操縦をしっかり担当しており、ちゃんと本職の技量を生かす形になっていたようである。

なお各国の動向はよくわからなかったが、政府もマスコミも破滅の恐怖から目を逸らしてとりあえずの避難を呼びかけ、一般大衆も従容として受け入れていたようなのが不気味とはいえる。
移住に成功したのが劇中メンバーだけだとすれば、「ノアの方舟」の話を共有するはずのイスラム教徒も排除され、また数ばかり多く煩わしいアジア系人種なども一掃されて、英語を話す白人のキリスト教徒だけ(ユダヤも含む?)で清浄な新世界を作ることになったらしい。しかし残った40人も、抽選だったからには暴動を起こした連中と本質的に違いがないわけで、いずれ旧世界と同じ世界ができて同じことを繰り返すのだろうと予想しておく(今回は二度目?)。
ちなみにどうでもいいことだが、個人的にヒロイン役の女優はカワイイ系美女でけっこう好きだ。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 5点(2020-03-29 00:59:04)(良:1票)
1.《ネタバレ》 今回再見して強く感じたのは、恐ろしく宗教色が強いなあ、ということ。良く見ると、製作総指揮がセシル・B・デミルじゃありませんか、そりゃ聖書じみたお話しになるのは当然ですね。地球から運び出す文献をマイクロフィルムに写すのはいいんだけど、まず新約聖書から始めると言うのは笑ってしまいました。誰が観たって“ノアの箱舟”をSFに仕立てただけとしか言いようがなく、肝心の地球崩壊のスペクタクルよりも脱出ロケットに誰を乗せるかを“選ぶ”ことの方がメインになってしまうのはちょっとねえ… だいたい、あんなでかいロケットに40人しか人間が乗れないなんておかしいじゃないか、動物なんか積むんだったらその分人を乗せろよ。そして何よりこの映画の凄いところは、脱出プロジェクトには政府も国連も関わってなく、たった三人の大富豪が資金を出しているだけということ、つまり完全な民間プロジェクトなんですよ。そりゃ、誰を乗せるかなんて俺たちの自由だ、と言えるわけです。でもその40人が、若いのはしょうがないとしても、白人だけで有色人種はひとりもいないというのはあんまりです。 そう考えると、同じ滅亡ものでも『妖星ゴラス』の“地球の方を移動させて全人類を救う”という大乗的な思想は偉大だなと思います。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-02-16 23:33:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 5.60点
000.00%
100.00%
200.00%
3213.33%
400.00%
5746.67%
616.67%
7320.00%
8213.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1951年 24回
撮影賞ジョン・F・サイツ候補(ノミネート) 
撮影賞W・ハワード・グリーン候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞(特殊効果賞 として)

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