9.この映画について改めて考えると、初めて観た時わくわくした自分と、映画の中のホッパーとフォンダ、そして現在の自分との違いに複雑な気分になる。 |
《改行表示》 8.当時のアメリカ映画ってハッピーエンド!主人公が勝って当然! という決まりごとの真っ只中だったのでしょう。 ヒッピーが自由と平和を求め町中にたむろってた時代。 その自由と平和を求め旅立ったライダー二人が他人に自由を奪われる。このラストシーンはかなり衝撃的だったはず。 当時の若者は自分と照らし合わせて見れたのだろうし 今見るのと当時見るのとではまったく重みが違う映画のような気がする。 旅先での人々は本当に現地人の素人を使って撮影したらしいし生のアメリカを味わえる映画。 一度は観ておくべき映画だと思います。 【DiscA】さん 5点(2004-03-19 20:09:38) (良:1票) |
7.バイク嫌いな人はボーントゥビーワイルド聞き終ったら巻戻して良いよ。 【膝小僧】さん 4点(2004-03-04 05:59:46) (笑:1票) |
6.インディーズの金字塔だね! 【k】さん 8点(2004-02-03 15:29:15) (良:1票) |
《改行表示》 5.イージーライダーのバラード!この曲の流れるラストシーン。 これだけでご飯3杯食える。マリファナ持って腕時計を捨てて、 ハーレーのパンヘッド改造チョッパーに跨れば、現実は、はるかかなた の自由の国。のはずだったのに・・・祭りは終わります。 現実逃避したものは、現実に復讐される。 だからこそイージーライダーの一瞬の煌きに憧れるのでしょうか。 恐らくですがこの映画のポスター(ハーレーに跨る2人)は、 歴代の映画の中でも1番売れたんではないだろうか? 【iris】さん 10点(2003-12-18 21:04:08) (良:1票) |
4.僕なりにこの映画の言いたいことを考察すると、それはズバリ‘不条理さ’じゃないかと思う。ストーリーの9割以上で‘自由’をうたっていながら、ラストシーンでは「時に、人の死または物事の終わりとは、ある日突然に何ら関係のない人や物や事柄によってもたらされるものである。」・・・と。ただ、別の見方をすると「あまり自分の好き勝手なことばかりやってると、後で痛い目にあうよ。」というような人生における教訓もしくは警鐘とも感じるが、そうでないことを願いたい。 【Fatman】さん 7点(2003-04-22 20:08:30) (良:1票) |
3.オイラは10年位前カリフォルニアにいました(一年ほど)CAに行く前に一度見た時は???でしたが、向こうでも見ました(ドンギマリで)最高でした。それいらい何度も見ています(演技してる俳優さん達も本当にキマッテますよ)皆さんが知ってるCAの某ストリートや、某ビーチで結構皆さん吸われてました、それ位メジャーなたばこ?、アムスまでは行きませんが、そのようなベースが理解できないときついかも、なのでドラッグムービーと思って見て下さい。キマれば最高!英語が理解できればなお最高!!but日本では禁止っすよMJは。 【rastaman】さん 10点(2002-10-17 00:10:20) (笑:1票) |
2.厳密に言ったら精神的自由などというものはどこにも存在し得ないものだと思う。だって精神というものは僕らを縛るものであり、僕らは精神というものに本来縛られたがっているのだから。でも、そういう精神なんて今の世の中、どこを探したらあるんでしょうね。イージーライダーの主人公達が信じた自由とは、そんな自覚が生み出すある種の諦めや敗北感からの自由だったのではないかな?(だからこそ僕らはあの時代の映画を観て心を震わされるし、時代の感覚として確かにそれは僕らの胸に切羽詰ってくるのです。)彼らが敗北感への反抗に対して敗北を味わった…といえるだろうか。確かに彼ら自身はそうかもしれない。でも僕らは今でもそういう敗北感に対するラディカリズムをある生き難さの感覚として抱えている。イージーライダーという映画はそのことを僕らにそっと教えてくれるのです。 【onomichi】さん 8点(2002-04-12 01:11:43) (良:1票) |
1.ヒッピー、マリファナ、SEX、人種差別といった風俗を描きながら、当時のアメリカを語った原初的で後続の大きな規範ともなった作品で、今尚様々に語り継がれている。主人公たちはかつてのアメリカ的価値観の支軸を失った、言わば糸の切れた凧のような存在である。そこで彼らはもう一度自分の眼でアメリカを再発見する為に放浪の旅に出る。それは所謂、西へ西へとフロンティアを求めて運命を切り開いていった男たちと違って、西から東へと向かうと言うアメリカ内部での先進地に戻ろうとする、求心的な旅なのだ。しかしそのアメリカに自己同一性を求めた彼らの旅も、結局アメリカの歴史そのものに圧殺されるというラストが待ち構えていた。ショット・ガンの一撃でバイクがブッ飛んでいくシーンは、やはり衝撃的で強烈な印象として残っている。当初、音楽をボブ・ディランが担当するという話もあったらしいが、実現していれば随分と肌触りの違った作品になっていただろう。 【ドラえもん】さん 8点(2001-03-16 14:24:39) (良:1票) |