13.ヴェネチアに行ったとき、ため息橋を見てみんなキャイキャイ言ってよろこんでいましたが、ガイドさんが「この橋は囚人が処刑に向かう時に渡っていたいたので、ため息橋っていうんですよ~」って説明するのを聞いて、かなりブルーな雰囲気になりました。 【たーしゃ】さん 6点(2003-04-17 23:15:27) (笑:4票) |
12.《ネタバレ》 サンセットキスから別れを迎えるまでの展開が、心臓をわしづかみされたように心に残りました。若さゆえの情熱、悲恋、いつの時代も大人たちの事情には逆らえない少年少女。時とともに失っていく大切なもの、我ら大人たちがどんなにお金を積んでも二度と経験することはできないかけがえのないものが画面を通して私の心に刻み込まれました。一生忘れられない映画です。 ジョージ・ロイ・ヒル監督、ありがとう。ありがとう。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-08-21 21:30:11) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 良いなあ!フランスって良い国だなあ!未成年なのに馬券を買えたり、中学生二人きりで競馬場にデートで行けたり、日本じゃ考えられない。何とも羨ましい。羨ましいといえば、ダニエル!あんなにも可愛いダイアン・レインのローレンとデートできて、しかも、キスまでしやがる。全くもってやいちゃうぜ!もうね、とにかくダイアン・レインが可愛い。可愛いと言えばローレンス・オリヴィエのスリのじいちゃんも可愛いね。三人で競馬場でレースを楽しむ。勿論、馬券も買う。しかし、ダニエルの絶対にスノークイーンで決まりだという忠告を聞かずに別の馬の馬券を買う。そして、大金を手にするが、その大金をすってしまう。スリだからお金もすってしまうというのはちょっとした洒落が効いていて面白い。二人の為に警察の尋問にも答えない。ダニエルとローレンの別れを少し離れた所でベンチに座って見ている所も良い。私はこのシーンが一番好きです。ラストのダニエルがローレンを乗せた車を追いかけるシーンを見て、大林宣彦監督の「転校生」のラストを思わずにはいられなくなる。大林宣彦監督はこの映画のファンなのかもしれない。劇中に同じジョージ・ロイ・ヒル監督の「スティング」や「明日に向って撃て!」の名シーンが流れるというのも良いねえ!作品全体の雰囲気はとにかく甘い。甘いけど、その甘さも若い二人だから良いのだ。甘いと言えば、ダニエル君!一言だけ言わせてくれ!一週間も前から研究しても、データで馬券を買っても当らない時は当らないよ。むしろ、データなんてものが競馬には不要である。大体、過去のデータを持ち出した瞬間にそのデータが崩れるのが競馬です。毎年、有馬記念だけは絶対に当てたいと1ヶ月も前から色々考え、過去の傾向、データなど参考に買いつづけていてもちっとも当らないで現在17年連続外している私が言うんだから間違いありま(有馬)せん。おっと、最後は何が何だか訳の解らないレビューになってしまったけど、とにかく微笑ましいそんな作品です。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-08 11:56:01) (笑:1票) |
10.これ観た当時はとにかく腹が立って腹が立ってしょうがなかった。だってめちゃくちゃ可愛いダイアン・レインにチューされてんですよ!あいつ。最初のチューはまあよかったですよ。あいつももじもじしててえらそうなゴタク並べてるわりに人の目気にしたりして度胸がないっちゅうか初いやっちゃのーとか思って見てたけど、橋の下のチューはそりゃ展開上しなくちゃ納得いかんけど長いっちゅうの!だいたいお前ら子供のくせに大人のチューをするな!と今でもはっきりと覚えている感情はもちろん映画に対するものではなく、ただ単にまだチューの経験が無かった私の嫉妬なわけですが、それほどにダイアン・レインが可愛かったってことで当時のアンポンタンな自分を許す。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-10 14:31:01) (笑:1票) |
9.好きです。本当に好きな作品です。特に気に入っているのはジュリアスが自首するシーンと、最後のベタなんだけどぐっとくる別れのシーンです。切ないメロディーの主題曲もいいです。ある程度映画に精通してからみたのもよかったかな! 【maemae】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-19 17:32:42) (良:1票) |
8.初登場シーンから胡散臭そうなローレンス・オリヴィエがやっぱりいいな~。いかがわしさとロミオとジュリエットを一緒にしようとする神父のような優しさがごちゃ混ぜになったような老紳士にぴったりです。そしてダニエルが競馬場のからくりを知り、論理は勘よりも強しとニコッとするところなんかも好きです。そのダニエルがゴンドラの船頭を突き飛ばしてまで、非論理な伝説を作ろうとする必死な描写についこのリトルカップルを応援してしまうんですね~。夕日から引いたカメラが警察の一室にいるオリヴィエをとらえるシーン、そして鐘の音を聞くオリヴィエの表情・・・老紳士は自らのリトルロマンスをこの二人に投影したかのようで、見ているこちらも純な気分になりました。さてと現実は・・・はぁ~ため息ですな~。 【彦馬】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-20 21:59:46) (良:1票) |
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7.素晴らしい……本当に素晴らしい映画です。メディアの媒体を問わず、少年少女の恋愛モノで、ここまで上質なものにお目にかかったことはありません。「明るさ」にひたすらスポットを当て、笑えてハラハラドキドキしてほろりと感動できる、後味爽やかな作品に仕上がっています。ぜひ多くの人に観ていただきたい一本です。 【K】さん 10点(2004-05-19 23:43:55) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 二人の子どもたちが、かなりインテリっぽくてヤダ……(なにスカしているんだよぉ〜)って思いながら観ていたんだけれど、フランスとアメリカで離ればなれになる二人が、必至になって「ベニスのため息橋で夕暮れ時にキスをする」ためにイタリアまで行ってしまうところに、子どもっぽい可愛さを感じました。はじめはただの作り話かもしれないけれど、「自分たちが伝説を作ればいいんだ!」と老スリ師が子どもたちに言う場面なんかとても好きですね。ただ、男の子が私的に好みじゃありませんでした。姿形もイマイチだったけれど、列車や自転車レースで爺さんを置いていこうとするあたり、好きになれません。私はね、映画に出てくる素敵なお年寄りを大事にしない奴はどうもイヤなんですよね……。でも、女の子のお陰で爺さんは置いてけぼりにならずにすんだ。良かったなぁ〜って思います。やっぱり私は、老スリ師のローレンス・オリビエが好きさ。どんなに拷問にあっても決して二人の行方を言わない彼に、ホントにじーーーんときましたもの。それから女の子のお父さんにもハートです(笑)。あのお母さんに惚れたのはどうしてぇ〜って感じだけれど、たで食う虫も好き好き、しょうがないのかな。妻といちゃいちゃしている妙な映画監督に対して「お引きとりください」という場面なんか、かっこよかったなぁ〜。でも、一番かっこいいのは……男の子が大事にしているレッドフォードのピンナップよ!!(笑)。やっぱりレッドフォードが一番!! 『明日に向って撃て!』や『スティング』なんかの映像がちょろっと出てくるのが、とっても嬉しかったです。 【元みかん】さん 7点(2004-03-15 02:18:34) (良:1票) |
5.番外編としてチビガキとデカ娘の方がどうなっていくのかを作品にしてくれ。そっちの方が面白そう。 【膝小僧】さん 2点(2004-03-04 05:28:56) (良:1票) |
4.敢えてここには書かないが(他の人が少し書いていますね)、自転車レースの後でオリビエが言うセリフ、ラストで少年少女が語り合う言葉、その一つ一つが胸に響く。「リトル・ロマンス」とは、劇中でオリビエ自身が言うように、大人のロマンスでもあるのだ。また、最初と最後に見せるヒル監督のサービス精神も必見で、思わずニヤリとしてしまう。 【きりひと】さん 8点(2004-03-02 11:39:51) (良:1票) |
3.中学生のくせに、初デートでハイデッガーを語り合うマセガキぶりには閉口するが、好きだなあこういうの。「普通の人が起こす奇跡が伝説になるんだ。必要なのは勇気と想像力」にはヤラレマシタ。 |
2.ローレンス・オリヴィエが映画館前で二人を見送ってから自首するところ、この孤独なホラ吹き老人の気持ちが伝わってきて涙した。 【アンドロ氏】さん 10点(2002-12-16 01:16:41) (良:1票) |
1.最高。あたしは一番大好きな映画です。なんたって甘酸っぱさがたまんないです。去年イタリアに行った時、あのサンセットキスの現場があった時は思わず泣きそうになったくらいです(笑) 【ゆきじるし】さん 10点(2002-02-14 21:59:41) (良:1票) |