202.うーん。今また見ると(べつにみないけど)この映画の存在自体が、ギャグか、”メディアそのもの”に思えてしまう。監督や出演者のせいでは、もちろんありません。”わたしとタイミング”のせいです。(今現在強くそう思う。)わたしにとっては名作ではないなあ。どうでもいいが、それゆえ、昨年観た(わざわざ映画館で)”ホテルルワンダ”なんて観ると、なななななな、なに映画でやってんの?と本気で思う。こういう映画は正直言って、つまらない。まるで小学生向けの教育テレビのようだ。教科書、歴史書、を熟読したほうがよほど面白いし、ためになります。なんかアメリカの映画文化イコール日本のまんが文化というかんじがする。映画館に行くならば”ランボ-”のほうが数億倍も優れている。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-20 00:27:37) |
201.当時、評判でしたねー。リアリティーがある・これぞ本物の戦争映画だetc・・でも、私には迫力も感じられず劇中の人物の苦悩も見えてこず、監督の言わんとしている所もよくわかりませんでした。過日、ビデオで2、3回見直しても同じで、皆がいうほどの特筆した戦争映画だとはとても思えず、何故か劇場で「ガルシアの首」を思い起こした記憶があります。オリバー・ストーンの一番のグッ・ジョブは「ミッドナイト・エクスプレス」(脚本)だと、ずーと思っとります。 【すんくじら】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 06:58:53) |
200.俺たちの国は横暴の限りを尽くしてきた。そろそろ俺たちに罰があたるころだ。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-26 20:49:34) |
199.今観るとあんまりインパクトのない映画ですね。味方に撃たれて死ぬのはやだなあ。実際は結構あるんだろうけど。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-12 02:33:14) |
198.何というのかなぁ、良い食材と性能の良い道具を使用しているのにもかかわらずシェフの腕が悪いから不味かった、そんな感じの映画だな。(悲しい音楽とスローモーションを使用してというのはある意味映画人としては芸がないと思うのだがいかがなものか。役者が頑張っている分逆に力量のなさが目立つ)しかもこのシェフ、「店内は私語厳禁」位の押し付けを平気でかましてる分だけ逆に腹が立ってくる。ある意味アカデミー賞を取ったんだから、宣伝は一流なんだろうけど。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 2点(2007-01-11 23:59:00) (良:2票) |
197.映画として完璧に近いと自分は思う作品。戦争のリアリズムを表現すると同時に暴力描写を抑え娯楽性を盛り込み幅広い層を取り込めるように出来ている作品だと思う。人間の描き方がうまくて派手な戦闘シーンを入れるよりもこの方が戦争の狂気をリアルに感じさせ良かったと思った。それぞれの兵士役の表情や演技がすばらしかった。実際にベトナム戦争に参加した監督の経験がいきていて、戦場での苦労や雰囲気を細かくちりばめつつ演出しているのが良かった。トム・べレンジャーの演技が印象的ですばらしく良かった。挿入曲の「弦楽のためのアダージョ」がこの映画にマッチしていて、しかも印象的で頭から離れずどこかで流れているとこの映画をすぐに思い出してしまう程だ。ラストのヘリから見える地上の様子と雰囲気、そしてチャーリー・シーンのナレーションが印象的で頭から離れない。この映画は他の戦争映画とは一味も二味も違うと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-27 14:20:59) |
196.オリバー・ストーンのベトナム戦争三部作は、けしてベトナム戦争を通して「戦争」を語ったものではなく、この『プラトーン』も含めてあくまでベトナム戦争そのものとそれを指揮したアメリカという国を批判している映画だととらえている。それをあたかも反戦映画のようにとられて評価されているのはどうかと思うが、こういう監督の独りよがりな想いの詰まった作品というのは嫌いじゃない。もちろんテーマがベトナム限定の作品のため永遠に語り継がれるような普遍性といったものは希薄であるが、当時としてはかなりショッキングな映画であったし、メッセージ色が強いにもかかわらずじゅうぶんに娯楽映画として鑑賞できるドラマの見せ方をおさえている。デフォーが両手をひろげて崩れ落ちる有名なシーンは、そこだけが強烈にドラマチックでバックに流れる音楽とともに印象づけられる。くやしいけどこのシーンだけは永遠に頭から離れないような気がする。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-19 17:09:41) |
195.面白いか? いや全く面白くない。 じめじめむしむしうじうじどろどろと爽快さのかけらもない。 しかしそれが凄い。 戦場なんてのはそんな世界なんだ。 一兵卒の目線から見た戦争をリアルに描いた作品。 兵隊はみんなカッコ悪い。 怖いもん。 苦しいもん。 正義や大義なんて通用しない。 明日死ぬかもしれない極限の世界だから。 戦場にBGMなんて流れない。 当たり前。 そういう当たり前のことを当たり前に描いてある。 そこが凄かった。 ただね、「本国が戦場になった敗戦国」ってのはもっと悲惨なんだよね。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-14 00:55:02) |
194.うーん、おもしろくなかったです。何を訴えたいのか、わからなかった。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 23:13:22) |
193.この映画以降「フルメタルジャケット」だの「プライベートライアン」だの「ブラザーフッド」だの「ブラックホークダウン」だの....大作戦争映画はのタイトル冒頭に「フ」の字が欠かせなくなった。 そういう記念碑的映画である。
【あばれて万歳】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 08:47:06) |
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192.この時のチャーリー・シーンは確かに格好よかった。なのに、今じゃすっかりホットショットのチャーリーのイメージばかりが強すぎて笑うことしかできない・・・。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-04 21:14:56) |
191.どこまで真実かなどという政治的な論争は全く別として、戦争映画として秀逸である。ベトナム戦争の帰還兵であるオリバー・ストーンメンバーが、実体験を元に戦場の実態を一歩兵の視点から書いていて、戦場の空気、恐怖、興奮などがリアルに感じられる臨場感。これまでは戦争映画といっても、単に森の中で銃撃戦やってるだけだろとしか感じないような映画が多かったが、この映画が描いているのは正に「戦争」である。この映画の読み解き方は自由である。おそらく見ている最中にもバーンズ派とエリアス派に分かれるだろう。どちらを選んだところでどちらが悪でどちらが善なんて答えは無いのである。自分は隊の士気を著しく乱す「偽善者」の主人公やエリアスに極めて反感を持っていたのでバーンズ派であった。これを見てしまうと、あの地獄の黙示録がB級にすら見えてくる。チャーリー・シーンはコメディのイメージが強くてアレだが。この役は今ならトム・クルーズ辺りだろうなあ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-02 07:45:54) |
190.今までの映画ですべての戦争においてアメリカは正義だってのを覆しただけでも、すごい価値がある。人間の本質を突いて本当に胸を抉る。戦争ってする側もさせている側もどっちも正常じゃないってことよ。それにしても、やっぱスターってどこにいても目につく。ずっとあの人誰だって思ってたのはジョニー・デップって知って納得。 【さら】さん 9点(2005-03-28 17:14:27) |
189.エリアスとバーンズのキャラは立っていたが、それだけの映画という印象が拭えない。 戦争の悲惨さや、何のために戦うのか?正義ってなに?みたいなありがちテーマの映画はくさるほどあるし、もっとドラマ性が欲しかった。 【カタログ】さん 4点(2005-03-03 15:21:30) |
188.敵はベトナムだったのか?いや自分との戦いだと言うのが実感出来る作品です。監督自身の体験談を元に作られているとの事で、凄い戦闘シーン、敵なのか見方なのか判らない状態での戦闘は恐怖感があります。実際撮影もかなり苦労したそうですが、戦闘シーンが長くて少々飽きてしまいました。 【みんてん】さん 7点(2005-02-01 00:53:08) |
187.エリアスとバーンズの存在感がものすごかった。戦争映画のなかでは最も好きな映画のひとつ。 【rainbow】さん 8点(2005-01-26 13:14:48) |
186.オリバー・ストーンの実体験を元に作られているこの作品は、ベトナム戦争の真実をまざまざと見せ付けてくれるリアリティと同時に、それでいてドキュメンタリーフィルムではない徹底したドラマの臨場感で、今までの映画にない戦争を表現している。 【A.O.D】さん 7点(2005-01-07 20:00:31) |
185.とりあえずおもしろいおもしろくないで言ったら、めちゃくちゃおもしろくないですね。そんな意義のある戦争映画なんだろうか。戦争映画自体が好きではないのだが、それでも「地獄の黙示録」とか「プライヴェート・ライアン」とか「シン・レッド・ライン」とか「フルメタル・ジャケット」とか「ディア・ハンター」とかに比べて圧倒的におもしろくないし、インパクトも皆無。叫ぶチャーリー・シーンの姿だけしか思い出せない。 |
184.「反戦争」というムードは終戦直後に爆発的に高まり、その後産業発展を遂げる過程でそれはだんだんと薄くなっていき、そして近年ではイラク戦争やテロリズムの影響でまた高くなってきています。この映画が作られた'86年の時点では少なくとも日本のそういった反戦意識は正直薄くなってるときだったと思います(まあアメリカにはとてもタイムリーなトピックだったんでしょうが)。そんな時代に今見ても充分通用するほどの戦争の実態をここまでまざまざと見せてくれている映画があったというのはとてもすごい事だと思います。逆に言えば、こういった戦争の実態を描いた映画は最近では珍しくはないので、そういう意味でのインパクトはオレには多少弱かったように思います。しかしどうしても臨場感と言うかあそこまで狂ってしまう人間がいることが、ぬくぬくと生きてきてしまっている日本人の私達には実感が湧かないのが悔しいと言うか、なにか歯がゆいですね。戦争の現場がどういうものかも知らないので、自信を持ってこういう映画に対して発言もできないし、いくら何を語っても全て安全圏にいる者の「外側の」意見にしかなり得ません。この映画が出来てからもうすぐ20年になりますが、そろそろ日本にも国際感覚をもった人が増えてきて欲しいと思いますね。いつまでも外側のことでは済まないのですから。 【TANTO】さん 6点(2004-11-27 22:24:15) |
183.最後のモノローグは要らない。オリバー・ストーンの主観のみになっちゃってるのが少々ひっかかる。悪い作品じゃないんだけど、個の心の深遠をテーマにしつつも客観性を失わない「地獄の黙示録」や、完全な客観に徹した「フルメタルジャケット」と比べるとどうしても評価は下になる。 |