50.ベトナム戦争を題材にした映画は多いけど忠実に「戦場」を再現している映画として絶賛したいですね。 さすが実体験に基づいた内容。リアリティのある戦闘シーンは見応え凄い。2時間ではあったがたっぷり戦場の過酷さ、絶望、恐怖、悲壮、憤り、後悔を堪能した。 突っ込見所は両手を上げ膝を落とし倒れる超有名シーンは主人公じゃなくてエリアスかいってぐらい。 |
49.もうリアル感が圧倒的。さすがに実際の従軍体験を元に制作されただけある。 ドラマらしい展開を敢えて過剰表現せずに、徹底的にドキュメントのように映し出す。戦争映画は数あれど、これほどリアルに恐怖を感じられる作品も無いのでは。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-20 16:28:24) |
48.今観るとあんまりインパクトのない映画ですね。味方に撃たれて死ぬのはやだなあ。実際は結構あるんだろうけど。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-28 08:02:40) |
47.実際に戦場にいた人物の表現に自分がとやかく言うことは出来ません。恐らくこれでも現実より柔らかい描写になっているのでしょう、ただただ恐ろしいです。 【njld】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-02-25 23:40:50) |
46.負けた戦争において良い反戦映画が生み出されるのは、ある意味必然なのかもしれない。当たり前のことだが、反戦映画は戦争の反省に基づくものである。勝った戦争において「反省」はしにくいのだろう。これがアメリカの戦争映画で二次大戦を描いたものとベトナム戦争を描いたものを比べると、如実に現れている。 本作では単に戦争の悲惨さを描いて「戦争はいけない」とするのではなく、ベトナム戦争における軍隊内の対立を丹念に描き、戦場のドサクサに紛れて仲間内で殺しあう結末を通し、見るものに訴える。バーンズの村での行動は決して許されるものではないが、あの場で軍法会議に訴えようとするエリアスが正しかったのか・・・結果的にはエリアスのこの行動が組織の分断を決定付けてしまい、また彼自身の命をも奪うことになる。正義とは何か、非常に考えさせられた。 このような実際にあった戦争を題材とした作品では、音楽やスローモーションといった映画としての演出が過剰なのは考えものだが、やはりバーバーのアダージョをバックにエリアスが死ぬところは胸にぐっときた(ただこれ以降バーバーのアダージョ=プラトーンになってしまっていることはちょっとクラシックをかじった身としては複雑なのだが)。 いずれにせよ配役も素晴らしく(特にデフォー)、地に足の着いた反戦映画の名作である。 【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-02-19 13:08:41) |
45.面白くはない… 後味良くはない…
戦争ってこんなもの
印象強いので、この点数です 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-12 20:08:54) |
44.俺たちの国は横暴の限りを尽くしてきた。そろそろ俺たちに罰があたるころだ。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-26 20:49:34) |
43.今までの映画ですべての戦争においてアメリカは正義だってのを覆しただけでも、すごい価値がある。人間の本質を突いて本当に胸を抉る。戦争ってする側もさせている側もどっちも正常じゃないってことよ。それにしても、やっぱスターってどこにいても目につく。ずっとあの人誰だって思ってたのはジョニー・デップって知って納得。 【さら】さん 9点(2005-03-28 17:14:27) |
42.戦争映画というよりは反戦映画。さまざまな人間を見させてくれる教科書のような映画 【花守湖】さん 9点(2005-03-11 21:40:59) |
41.見事というか、強烈なベトナム“反省”映画だった。監督のオリバー・ストーンは自ら志願兵となりベトナムを体験しているだけに描写がリアルで生々しい。この作品の主題ともいえる内部の対立を通じ、必然的に返り討ちとなる展開にも大いに説得力がある。しかもベトナム人への虐殺、略奪、強姦など米兵は現地で何をしたかをも生々しく描かれている。チャーリー・シーン演じるクリスの“敵は自分の中にあった”というように、動機付けの無い兵士というものは敵を倒す事よりも自分が死なない事を優先に考える。つまり、外敵と戦う以前の問題なのだ。この当時、最前線に送られるのは移民や貧民層ばかりで、彼等の本音を言えば任期まで“生き抜く”が絶対的なものなのであろう。当然ヒューマンなエリアス(ウィレム・デフォー)よりも、冷酷だが生き抜く術を知り尽くしているバーンズ(トム・ベレンジャー)の側に付いた方が得策なのだ。世間の常識など通用しない最前線では、彼みたいなリーダー像こそがカリスマ性を持ってしまうのであろうか…。見る者にいろいろと考えさせられる戦争映画の名作です。 【光りやまねこ】さん 9点(2004-12-06 10:45:31) (良:1票) |
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40.戦場は人の理性をこんなふうに失わせてしまうんですね。中学生の頃ビデオに録って何度も観た映画。この映画によって戦争の無惨さを自分なりに感じ取ることができました。かっこいい戦争映画ではない。 【ぺん】さん 9点(2004-05-03 01:18:05) |
39.脇役の演技すごかった。見た中で一番悲惨な戦争映画だった 【のりまき】さん 9点(2004-04-01 23:49:58) |
38.人間の両面性を体現していた。時にはバーンズのような、またあるときはエリアスのような。主人公はこのベトナム戦争を体験して人間とは、そして自分の使命を確認したに違いない。 【ひで】さん 9点(2004-03-27 00:44:47) |
37.改めて見たのだが、思ったより美しい映画だった。映像は元より音楽も記憶と比べて静かで物悲しい。これだけ戦争の映画が巷にあふれるきっかけとなった映画だろう。つまり戦争映画が芸術になりうることを証明したのだ。 (ちょっと気になったのはベトコンの攻撃の時に流れた音は尺八か?ということ。太平洋戦争の沖縄戦を思うとかなりつらい映像でした。) これを見て誰もが戦争の悲惨さを思い出して人間の命のやり取りがどれだけ無意味かを思い知って欲しいものだと改めて思った。 |
36.初め見た時は衝撃を受けた(>_<)!!@これは本当の戦争を見せてくれたと思う…いや、戦争における人間の狂気というものを見せられたと言う方が正しいかもしれない(>_<)//とにかくバーンズとエリアスがとてつもない存在感を出していた;特に、村のシーンでは涙が出てきた…「それでも人間か!!」という言葉が胸に突き刺さった。この映画は人間性を問う映画だ、僕はそう思う…(u_u)。「本当に正しいのは誰なのか、誰が悪いのか、そして戦争とは何なのか…」それを問う映画だったと思う。 【ジャンキー】さん 9点(2004-02-22 22:45:59) |
35.懲役兵は大義そのものが存在しない。職業軍人も生き残ること、敵を殺すことだけを考える。監督の見てきた兵士はそういうものだったんだと思います。音楽も寂寥感をかもしだす「弦楽のためのアダージョ」を主に。子供の頃から好きな映画でした。なおDVDの特別版で軍事顧問のコメントは必見。 |
34.敵役のトム・べレンジャーの映画。頼りない上官をないがしろにし、新兵の犠牲は顧みず、果ては味方を殺す一方、誰よりも戦闘に長け軍隊の規律を重んじ、取り巻き連中も場合により容赦せず、自分を憎むグループの溜まり場に単身乗り込み「殺してみな」と淡々と迫る。正義や善悪ではないのです。現実なのです。 【あべ】さん 9点(2004-02-11 01:52:36) |
33.ウイリアムデフォーの最後のシーンが映画の宣伝に使われていましたね、戦争映画は、どうも、好きではないが、いやですね。戦争映画で、あの、仲間を探しに行く話は、信用できないで、こちらのほうが、好きですが、胸に残りますね。死体の下に隠れて、生き残った奴、素晴らしいと想う。地図を、拾おうとして、仕掛け爆弾に、引っかかった奴、自分は、地図なら、拾おうとするだろう、あの次点で、死んじゃうのかな、、、。マーチンシーンだっけ?、彼は、地獄のもくち禄にも出ていましたね、映画って本当に素晴らしいと思います。 チャーリーシーンとマーチンシーンの区別がつかない、失礼しました。トホホです。 【yasuto】さん 9点(2004-02-06 00:07:24) (笑:1票) |
32.戦争映画というより、人間関係ドラマ、戦争映画嫌いの人も見て見る価値アリ。 【N列23番】さん 9点(2004-01-28 17:59:12) |
31.ウォール街の後にじっくりと鑑賞したので、戦時中での善と悪の対比というか、そういうのを感じました。でも、デフォーの優しさは戦闘中には自分の命を落としかねないものだとも思うし、見境なく殺してしまうのも人間としてどうかと思うし、結局何が正しいのかわからないですね。 【バチケン】さん 9点(2003-12-29 18:38:46) |