47.戦争は人を狂わせる。 【TERU】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2024-05-28 21:42:13) |
46.見事な反戦映画。 ベトナム戦争の最前線での激闘などリアルに迫っていて、戦争の愚かさや異常さをこれでもかと問いかける。 隊の人間関係など、これまた迫真に迫っていてすごいの一言。 戦争が身近に感じられる今の時代だが、こういう映画を見ないと本当の意味で反戦は訴えられない。 誰もが一度は見るべき戦争映画の傑作。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-07 21:51:34) |
45.その昔、英語の授業で先生が「映画のタイトルで『プラトーン』ってのがありますが、正しくは『プラトゥーン』です」と仰ってました。それはともかく。 低予算ながら大ヒット、一種の社会現象ともなり、「弦楽のためのアダージョ」のレコードもだいぶ売れたんじゃなかったっけ。 初めて観た学生時分、ちょうど「イワン・デニーソヴィチの一日」を読んで感銘を受けていた時でもあり(その感銘とやらも、今思えば相当アヤシイのですが)、する必要もない比較をしてしまって、本作に対し物足りない思いを持ったりも。 「イワン~」が、収容所における何の変哲もない一日をあらゆる角度から切り取ってみせることで重層的に描いていたのに比べると、この『プラトーン』は同じように、過酷な世界に様々な人物を登場させ様々な事を語らせているけれど、それが時間の流れの中でバラバラに羅列されており、何だか弛緩した感じがしてしまう・・・。でもまあ、これはこれで一つの描き方ではないか、と思うようになってきました。要するに「縦切り」か「横切り」か、の違い。 『ストリート・オブ・ファイヤー』からは想像できないような「イイ人」になってるウィレム・デフォー、だけどただの「イイ人」ってんじゃなくって、少し同性愛的なものも匂わせてみせたりもする。匂わせるだけで、だからどうだとは示していないんですが、ちょっと変則的で面白い。 戦闘シーンは何となく物足りない。金かかってないから、なんていうと身も蓋も無いけれど、はたまた森の中の閉塞感を表現しようってことなのかも知れないけれど、さすがに見通しが悪すぎて、こぢんまりとした印象。 でもそこにはやはり、日常からはかけ離れつつもかつて確かに存在した、異様な世界が展開されている。 そして、様々な人物が登場する中で、描かれる「別れ」の場面が、非常に印象的。 そういう多様性が、作品の魅力を保っています。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 03:47:48) |
44.殺された村人と豚が一番かわいそうや・・・。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-01-05 12:44:24) |
43.とても印象に残っている映画。この映画以降、ウィレム・デフォーが好きになった。 【noji】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-25 19:35:27) |
42.戦争のむごさ、つらさは人間関係のいざこざが導くものでもあるんだろうな、と考えさせられた作品 |
41.いい映画でしょうけれどトラウマになってしまってもう戦争映画を見るのがこわいです。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-06-13 14:07:23) |
40.こうまで爽快感のない戦争映画も珍しい。おどおどした気持ちと倦怠感が交錯し、それにヒステリーが重なる。オバサンを射殺するあたり説得力があった。恐怖があり、仲間を殺された恨みがあり、分からない言葉で何やらこちらを非難している、倦怠感からヒステリーへ一足飛びにエイッと行ってしまう。ラストの大混戦、敵味方の区別もつかない渾沌に友軍の爆撃が重なって、ヒステリーは頂点に達する。けっきょくすべての兵士の死は犬死にである、というやりきれなさがビンビン伝わってきた。ヘリコプターの風でカバーがめくれ死体が出てくるとこ。冒頭の除隊組とすれ違うところも印象深い。最後の兵士の意味ありげな笑い。ザマアミロが80%、憐れみ10%、頑張れよ10%、ってとこか。バーンズも単なる悪役じゃなくて、この戦場で生き残り続けてきた経歴を持っている、生き残ることは殺すことだってことを身をもって証明してきて、クリスがラストでなぞるわけ。そしてすべてを包み込むジャングルの怖さ。ここでは敵はまったく純粋な「敵」として存在する。懲らしめるべきものでも、人倫を踏み外した憐れむべきものでもなく、ほっておくとこちらを殺しに来るただ純粋な敵。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-07 12:03:29) |
39.長年観損なっていた作品の一つ。なんとなく「地獄の黙示録」とダブル。チャーリー・シーンとマーティン・ シーン、良く似た感じだからかな・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-21 23:30:12) |
38.戦争映画はどれも同じに感じてしまう。特にベトナム戦争を描いた他作品、地獄の黙示録、カジュアリティーズ、キリングフィールド…など、どれも顔の無い、名も無い兵士が正気を失い、憎しみ合い、残虐で無意味な戦いを繰り広げる。聖戦と偽り、その内精も根も尽き果て、地獄へと突き進んでいく。そして残るのは後悔ばかり。ある一人の兵士を語り部にするも、ただ虚しいだけの戦争という大枠は何も変わらない。戦争とはそれほど巨大で空虚で無意味な行為で、それを語るのが反戦映画である。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-02 16:25:16) |
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37.これこそが本当の戦争の姿なんじゃないかと思った。理想と現実をまざまざと感じた。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-02 23:42:58) |
36.2度目の鑑賞でしたが 筋が分かってしまっているので、それほど興味深く見られませんでした。私の中では「繰り返し見たくなる名画」というジャンルには入らないみたいです。まあ未見の人にはお勧め出来ます。
ベトナム戦争を反省する映画なのでしょうが、相変わらずベトナム人は動物なみに描かれるし...。湾岸戦争、イラク戦争と続くことから分かるように、アメリカという国は歴史に学ぶことが出来ないとしか思えない。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-14 15:20:34) |
35.事実を描いているんだとは思うけど、やっぱりエンターテイメント的、というか魅せてくれるのは「プライベートライアン」のほうかな。まあ、こちらのほうが先につくられているので、そういう比べかたはおかしいんでしょうけど。それでも、どうしても「プライベートライアン」と比べてしまう。魅せ場として戦場を持ってくる限りはねえ…… 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-11 04:41:11) |
34.アメリカが起こす第二次世界大戦からの戦争に完璧な正義が一度としてない。アメリカ人はこの映画をみても心に響くことはあるのだろうか。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-31 18:02:18) |
33.この映画以降「フルメタルジャケット」だの「プライベートライアン」だの「ブラザーフッド」だの「ブラックホークダウン」だの....大作戦争映画はのタイトル冒頭に「フ」の字が欠かせなくなった。 そういう記念碑的映画である。
【あばれて万歳】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 08:48:05) |
32.敵はベトナムだったのか?いや自分との戦いだと言うのが実感出来る作品です。監督自身の体験談を元に作られているとの事で、凄い戦闘シーン、敵なのか見方なのか判らない状態での戦闘は恐怖感があります。実際撮影もかなり苦労したそうですが、戦闘シーンが長くて少々飽きてしまいました。 【みんてん】さん 7点(2005-02-01 00:53:08) |
31.オリバー・ストーンの実体験を元に作られているこの作品は、ベトナム戦争の真実をまざまざと見せ付けてくれるリアリティと同時に、それでいてドキュメンタリーフィルムではない徹底したドラマの臨場感で、今までの映画にない戦争を表現している。 【A.O.D】さん 7点(2005-01-07 20:00:31) |
30.最後のモノローグは要らない。オリバー・ストーンの主観のみになっちゃってるのが少々ひっかかる。悪い作品じゃないんだけど、個の心の深遠をテーマにしつつも客観性を失わない「地獄の黙示録」や、完全な客観に徹した「フルメタルジャケット」と比べるとどうしても評価は下になる。 |
29.戦場での極限の描写が実にリアルです。中でもウィレム・デフォーはかっこよすぎ。有名なあのシーンにやっぱ見入ってしまいました。今作ではチャーリー・シーンの若造っぷりも似合ってます。ジュニーデップやフォレスト・ウィテカーのちょいっぷりも楽しめます。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 15:09:27) |
28.ベトナム戦争ものの中では最高傑作のひとつだと思う。ウィリアムデフォーはやっぱ善玉役者です。 |