216.今観るとあんまりインパクトのない映画ですね。味方に撃たれて死ぬのはやだなあ。実際は結構あるんだろうけど。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-12 02:33:14) |
215.何というのかなぁ、良い食材と性能の良い道具を使用しているのにもかかわらずシェフの腕が悪いから不味かった、そんな感じの映画だな。(悲しい音楽とスローモーションを使用してというのはある意味映画人としては芸がないと思うのだがいかがなものか。役者が頑張っている分逆に力量のなさが目立つ)しかもこのシェフ、「店内は私語厳禁」位の押し付けを平気でかましてる分だけ逆に腹が立ってくる。ある意味アカデミー賞を取ったんだから、宣伝は一流なんだろうけど。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 2点(2007-01-11 23:59:00) (良:2票) |
214.ネタバレ とってもリアル。リアルすぎて子供心には退屈だった。もう1回見たら変わると思うな。 【θ】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-12-29 18:23:54) |
213.ネタバレ 面白くかったしリアリティーもあったけど、あまり印象には残りませんでした。時間が過ぎて評価してみようと思ったときに、どんな映画だったのだろうと、しばし考えてしまいました。「ディアハンター」ほど痛々しくもなく、「MASH」ほど、こんなこともありなんだと驚かせてくれる訳でもなく、自分の中では平均的な戦争映画です。 【omut】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-09-17 15:41:52) |
212.ネタバレ ○ラストでチャーリー・シーンが言っていたように自分たちと戦っていた、まさしくそんな戦争だったのだろう。容赦ない残酷な描写は印象的であった。○後にB級映画俳優になった俳優含めみんななかなかの存在感。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-12 00:39:59) |
211.ネタバレ ベトナム戦争を扱った映画の中では、本作が王道をいく作品だろう。 そのように感じるのは、ストーン監督自らが従軍をし、映画に描かれた大部分が実際に「現実」として起きたことだからなのだと思う。登場人物に関しても、ストーン監督自らが属した二小隊で出会った兵士が基礎となっているらしい。彼らを演じた俳優たちも、過酷な特殊訓練を受けて、過酷な状況下で撮影をしたために、苛立ちと疲労感を感じさせるちゃんとした「兵士」となっている点も見逃せない。 戦場という善と悪の境界が曖昧な領域において、いかにして人々が「理性」を失っていくかが描かれている。戦場において、人を殺すことは決して「悪」というわけではないだろう。それは否定しようがない。だからといって、罪のない人々や仲間を殺してしまうことは許されるのか。その境界線をいかにして守ることができるのかということが、「自分のなかの戦い」なのではないか。 バーンズは、仲間を殺された怒りと苛立ちから、徐々に「理性」の境界線を失っていく。兵士ではない、ただの女性の農民を撃ち殺し、目障りとなった仲間であるはずのエリアスに重傷を負わせ、ジャングルに孤立させる。 そして、クリスもまた、仲間であるエリアスを殺された恨み、クリス自身も殺されそうになったことから、仲間であるはずのバーンズを射殺する。この時点で、クリスも自身の境界線を失ったのではないか。境界線を保てなくなった者は戦場にいるべきではないのだろう。バーンズを射殺したことで、クリスのなかの戦いは終わり、彼の戦争は幕を閉じたのではないか。クリスは、「善」であるエリアスの精神を維持しながら、「悪」であるバーンズと同様の行為をしてしまう。だから、クリスは彼らの中間的な存在なのだろう。クリスだけではなく、このような「善」と「悪」の境界線を失い中間的な存在となった兵士がベトナムには多くいたのではないか。彼らがアメリカの故郷に戻ったとしても、壊れた精神はそれほど簡単には癒されることはないだろう。アメリカの底辺にいる彼らは、貧しさや学歴のなさから、より一層精神を病んでいってしまうのではないか。この映画によって、少しでも彼らの苦悩が理解され、共感されることが望まれる。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-22 23:38:02) |
210.ネタバレ 戦争映画はあまり観ないがこの作品だけは別格。何度観ても面白いし、そのうえ戦争について深く考えさせられる。エリアスの戦死シーンは映画史に残る名シーン! チャーリーよりべレンジャーよりやっぱりデフォーの存在感がすごいと思った。 【のりぱぱ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-07 23:15:21) |
209.ネタバレ 初めて自分の金(おこずかいだけど)で観に行った個人的に記念すべき作品でした。「ランボー」とかのアクション系のドンパチ映画を期待して足を運んだ記憶があります。良い意味で期待は裏切られました、色々と考えさせられる映画は初めてだったので、すごく記憶に残ってる映画です。反戦系の重めのテーマだったので、ドンパチだけじゃない面白さを知った作品でした。 何が正しいのか、何のために戦ってるのか。。。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-07 13:00:59) |
208.映画として完璧に近いと自分は思う作品。戦争のリアリズムを表現すると同時に暴力描写を抑え娯楽性を盛り込み幅広い層を取り込めるように出来ている作品だと思う。人間の描き方がうまくて派手な戦闘シーンを入れるよりもこの方が戦争の狂気をリアルに感じさせ良かったと思った。それぞれの兵士役の表情や演技がすばらしかった。実際にベトナム戦争に参加した監督の経験がいきていて、戦場での苦労や雰囲気を細かくちりばめつつ演出しているのが良かった。トム・べレンジャーの演技が印象的ですばらしく良かった。挿入曲の「弦楽のためのアダージョ」がこの映画にマッチしていて、しかも印象的で頭から離れずどこかで流れているとこの映画をすぐに思い出してしまう程だ。ラストのヘリから見える地上の様子と雰囲気、そしてチャーリー・シーンのナレーションが印象的で頭から離れない。この映画は他の戦争映画とは一味も二味も違うと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-27 14:20:59) |
207.オリバー・ストーンのベトナム戦争三部作は、けしてベトナム戦争を通して「戦争」を語ったものではなく、この『プラトーン』も含めてあくまでベトナム戦争そのものとそれを指揮したアメリカという国を批判している映画だととらえている。それをあたかも反戦映画のようにとられて評価されているのはどうかと思うが、こういう監督の独りよがりな想いの詰まった作品というのは嫌いじゃない。もちろんテーマがベトナム限定の作品のため永遠に語り継がれるような普遍性といったものは希薄であるが、当時としてはかなりショッキングな映画であったし、メッセージ色が強いにもかかわらずじゅうぶんに娯楽映画として鑑賞できるドラマの見せ方をおさえている。デフォーが両手をひろげて崩れ落ちる有名なシーンは、そこだけが強烈にドラマチックでバックに流れる音楽とともに印象づけられる。くやしいけどこのシーンだけは永遠に頭から離れないような気がする。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-19 17:09:41) |
|
206.ネタバレ 人が狂う誰のせいでもない理由のせいにできない狂気は、
「戦争のはらわた」のほうがずっと優れている。
しかしペキンパー監督お得意のスロー映像の多用で、
娯楽と化してしまったのも事実。
後味の悪さやメッセージ性は「カジュアリティーズ」のほうがあった。
しかしデ・パルマ監督のあまりに直接的な描き方は後味の悪さしか残らなかった。
「プライベートライアン」これは売れるための作品で、
さすがに戦争の残虐性のあと人情ドラマは違和感があったが、
最終的にはこれで成功したし見る分には救いがあった。
「フルメタル・ジャケット」私はこの系統では一番の評価をしている。
ラストが戦争そのものの的を得ているから。
「プライベートライアン」の前半ほどのリアルな残虐性は必要はない。
「戦争のはらわた」のようなややこしい回想録もいらない。
わかりやすくストレートにベトナムの密林の中で何が起こったかを、
サスペンス仕立てでアクションもカメラ酔いしない丁寧さ切れのよさで、
十分恐怖やリアル感を出せている。
そして登場人物の本当にわかりやすい設定。
オリバー・ストーン自らの経験から自身が脚本を書いたのも説得力があり、
ざっと見ていくだけで登場人物の性格や生い立ちがよくわかる。
一番特筆すべきはテンポがよい作品ということだろう。
前半に生々しい戦場で民家を犠牲にするシーンで悲惨な現実を見せ、
兵士らがこの状況でだんだんと人格がむしばまれてゆく様子がわかる。
中半では間違っていなかった主役と犠牲になる兵士のサスペンスドラマ。
この ウィレム・デフォーめあて(最後の誘惑の演技で気になった)でこの作品を借りたのだ。
それまで手持ちカメラ中心の報道映像のようなリアルさだったのが、
ここで彼のために用意されたかのように、
スローモーションで丁寧に大切に演出される画面は、
後半の主役であるチャーリー・シーンの上官への復讐劇を予想させる。
見事な緩急ある演出である。
ただ・・この映画のラストに後味の悪さは残らなかった。
正義ではない。しかし間違いでもない。
でもそうなればいいと思いながら後味の悪さも期待した。
「二十日鼠と人間」のラストのような後味を求めたのだが・・
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-20 04:41:19) |
205.面白いか? いや全く面白くない。 じめじめむしむしうじうじどろどろと爽快さのかけらもない。 しかしそれが凄い。 戦場なんてのはそんな世界なんだ。 一兵卒の目線から見た戦争をリアルに描いた作品。 兵隊はみんなカッコ悪い。 怖いもん。 苦しいもん。 正義や大義なんて通用しない。 明日死ぬかもしれない極限の世界だから。 戦場にBGMなんて流れない。 当たり前。 そういう当たり前のことを当たり前に描いてある。 そこが凄かった。 ただね、「本国が戦場になった敗戦国」ってのはもっと悲惨なんだよね。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-14 00:55:02) |
204.ネタバレ オリバーストーンの作品では代表的作品。人間の黒い部分を戦場を通して上手く映し出している。トム・ベレンジャーとチャーリー・シーンってメジャー・リーグのバッテリーだわな。ウィレム・デフォーの最後って超悲劇。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-11-09 08:27:29) |
★203. うーん、おもしろくなかったです。何を訴えたいのか、わからなかった。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 23:13:22) |
202.この映画以降「フルメタルジャケット」だの「プライベートライアン」だの「ブラザーフッド」だの「ブラックホークダウン」だの....大作戦争映画はのタイトル冒頭に「フ」の字が欠かせなくなった。 そういう記念碑的映画である。
【あばれて万歳】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 08:47:06) |
201.この時のチャーリー・シーンは確かに格好よかった。なのに、今じゃすっかりホットショットのチャーリーのイメージばかりが強すぎて笑うことしかできない・・・。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-04 21:14:56) |
200.どこまで真実かなどという政治的な論争は全く別として、戦争映画として秀逸である。ベトナム戦争の帰還兵であるオリバー・ストーンメンバーが、実体験を元に戦場の実態を一歩兵の視点から書いていて、戦場の空気、恐怖、興奮などがリアルに感じられる臨場感。これまでは戦争映画といっても、単に森の中で銃撃戦やってるだけだろとしか感じないような映画が多かったが、この映画が描いているのは正に「戦争」である。この映画の読み解き方は自由である。おそらく見ている最中にもバーンズ派とエリアス派に分かれるだろう。どちらを選んだところでどちらが悪でどちらが善なんて答えは無いのである。自分は隊の士気を著しく乱す「偽善者」の主人公やエリアスに極めて反感を持っていたのでバーンズ派であった。これを見てしまうと、あの地獄の黙示録がB級にすら見えてくる。チャーリー・シーンはコメディのイメージが強くてアレだが。この役は今ならトム・クルーズ辺りだろうなあ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-02 07:45:54) |
199.今までの映画ですべての戦争においてアメリカは正義だってのを覆しただけでも、すごい価値がある。人間の本質を突いて本当に胸を抉る。戦争ってする側もさせている側もどっちも正常じゃないってことよ。それにしても、やっぱスターってどこにいても目につく。ずっとあの人誰だって思ってたのはジョニー・デップって知って納得。 【さら】さん 9点(2005-03-28 17:14:27) |
198.エリアスとバーンズのキャラは立っていたが、それだけの映画という印象が拭えない。 戦争の悲惨さや、何のために戦うのか?正義ってなに?みたいなありがちテーマの映画はくさるほどあるし、もっとドラマ性が欲しかった。 【カタログ】さん 4点(2005-03-03 15:21:30) |
197.ネタバレ ジョニー・デップは結局誰だったのか最後までわからなかった。村人を殺して家を焼くシーンや「俺たちの国は横暴すぎだよ 罰が当たるころだ」というエリアスの台詞など、アメリカ万歳映画ではなく、アメリカを正義のように撮っていないところがよかった。 【Syuhei】さん 6点(2005-02-13 23:49:18) |