13.着想は良いのにモチーフに拘り過ぎた為か、幻想的にも現実的にもなりきれていない、単なるズッコケ三人組のサクセス・ストーリー。突発的な歌劇テイストも気になるし、ブツ切りの挿話もなんだか。クルーニーのアザトさが際立ち、ホリー・ハンターは役不足。「南部のほのぼの牧歌的テイストが好き!」というトム・ソーヤerな諸氏限定か。 【Moccoth】さん 4点(2003-06-03 22:44:47) (良:2票) |
12.かっこいいジョージ・クルーニーがお間抜けキャラに徹してコーエン兄弟独特の雰囲気がよかったです。後半の「ズブ濡れボーイズ」を見てたらなんか「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のカウボーイコンビを思い出してあ~、やっぱカントリーミュージックっていいなぁ・・としみじみ。でもたまに「え、いきなりそうなんの??」っていう突然さにはちょっとついてけなかったように思う。でもそんな感じがコーエン兄弟の映画らしさなんだよなぁ・・・。。 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-05-28 23:41:04) (良:1票) |
11.けして悪い作品ではないが、コメディとして期待するとあまりに展開が淡々とし過ぎな感じ。ただ劇中に散りばめられた心地よい音楽が、作品全体を底上げして見るにたるレベルに押し上げている。この音楽がとても良く、もし無ければ本当につまらない作品になっていただろう。ただ何となく流しておきたいようなBGM的作品。 【ムッシュ★いち~ろ!!】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-16 23:15:16) (良:1票) |
10.なんだか行き当たりばったりで撮ったような作品です。脚本らしい脚本もないし、観ていてどう盛り上がればいいのか悩みます。まあ、それがコーエン兄弟の色なのかもしれませんが。 【金子淳】さん 5点(2004-09-14 11:33:03) (良:1票) |
9.笑いのツボに入りそうになると突き放され、笑いがこみ上げて来ようとするとスカされる。この繰り返し。観終ったあと、体のあちこちに変な違和感が残る。 【永遠】さん 3点(2004-07-28 08:45:36) (笑:1票) |
《改行表示》 8.脱獄囚3人組の主人公たちは、白い装束を着た何十人もの老若男女が声を合わせて「オー・ブラザー!」と歌いながら湖へ向かって歩む、文字通り神がかった宗教儀式に出くわす。 合唱は森に響き渡り、いかにも神聖な空気で包む。 信者たちは列をなして湖に体を浸し、神官らしき男に仰向けに頭を委ね、額をゆっくりと押されながら水にちゃぽんと沈む。 主人公のうち2人はそれを見てこらえ切れずに水に飛び込み、列に割り込んで自らの体を洗礼に投じては声を上げる。 「俺の罪は洗い流された!」 一人岸辺に残った伊達男ジョージ・クルーニーは、「そんなもので罪が洗い流されるわけがない!水に入ったら髪形が崩れるじゃないか!」とポマードでかためた髪を撫でつける。 英語ではそうもいかないだろうが、個人的には、神と髪の対比が面白い。 映画全般で言えば、「オデュッセイア」を原案にしたという宗教色と小気味よいユーモラスの対比、アメリカ南部の歪んだ風俗風刺と愛すべきカントリーミュージックの軽妙さの対比。 いずれもいかにも映画好きを喜ばせる。 【よしの】さん 7点(2004-07-16 00:47:45) (良:1票) |
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7.単なるつぎはぎのストーリーで、必然性も表現内容も存在しない。どこが面白いのかさっぱり分からない。 【Olias】さん 3点(2004-07-11 23:03:58) (良:1票) |
《改行表示》 6.映画館で初めて観た時は面白かったと感じたけど、久々に家で観るとそれほどでもないかという映画だった。「バーバー」とかは逆に二回観た方が面白かったんだけど。 ジョージクルーニーのポマードをこよなく愛し、とぼけた感じの表情が面白い。本当の宝とは120万ドルではなくて妻であり娘たちであり、家族であるというストーリーがあまり感動的には描かれてなかった。 タトゥーロともう一人も確かに旅には欠かせない仲間なんだが、友情というか、出番というか、キャラクターの必要性がそれほどなかったような気がする。 その他に随所に感じられる「神」や「宗教」といった匂いについてどう感じればいいのか難しい。 最近、神から目をそらしてないかというメッセージにも感じられたが。 結論としては、神話をよく知らない我々はあまり何も考えずに音楽や風景に酔いしれ、奇想天外なロードムービーを楽しむというのがいいのかもしれない。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-05-27 22:12:04) (良:1票) |
5.ジョージ・クルーニーのダサ男ぶりには目を引くものがあるけど、映画自体にはあまり魅力を感じるものがなかった。細かいセリフやキャラクターの演出はユニークだが、それが作品自体に反映されずチグハグな印象を受けた。全体的にまとまりに欠けたことが映画に集中できない要因だったと思う。 【鉄腕麗人】さん 4点(2003-12-21 13:23:41) (良:1票) |
4.のどかな映画のようですが、何となくアナーキーな毒が見隠れしてます。某秘密結社の描写にしてもそうだし、大体、牛を撃ったり車でハネるシーンなんて普通は撮らんわな。中途半端なデタラメさが、かえって妙に可笑しい、変な映画。 【鱗歌】さん 8点(2003-07-27 00:35:34) (良:1票) |
3.まぁ、一言でいえば「よくできたひまつぶし映画」ですかね。若干笑えるところもあったんだけどね。なーんかだるいんだよなぁー、、、。普通に考えたら各エピソードが断絶しててなんとも都合いい話で、劇中のギャグ台詞や歌がそれの接着剤みたいな感じになってるんだけどさ、まぁ他の人が監督したらあきらかに無理があると思う話も、コーエンがやればなんとなくすんなり見れるという、お互い分かりあえる兄弟だからこその技みたいなのを感じます、はい。 【あろえりーな】さん 5点(2003-06-04 02:04:04) (良:1票) |
2.結構期待していたんだけど・・・あ~あ~残念。めちゃくちゃ面白いわけでも無く、感動するでも無く、全てが中途半端!いろいろやり過ぎて、まとまりが無くなってしまった感じ。各シーンに良い要素・印象に残る映像はあるのに、どれもが雑になっている感じがして残念。「ずぶぬれブラザーズ」の音楽は良かったかな? 【クロマス】さん 4点(2002-12-11 22:20:09) (良:1票) |
1.「予測のつかないストーリー」と「支離滅裂なストーリー」は別。最後にスッキリさせたかったんだろうが、そこに至るまでの不愉快さで全然スッキリしなかった。キャラもそれぞれ個性がない。全体的に淡い映画の色が唯一好ましかった点。 【C-14219】さん 4点(2002-08-14 23:33:35) (良:1票) |