《改行表示》 18.とにかく冗長。「リリイが・・・」とか言いながら全編ドビュッシーに頼り切っていて情けない。 ただ、こどもたちのもうどうしようも無いくらいの狭い世界と閉そく感はリアリティを無視しながらもちゃんと表現していて、大人の観客を赤面させたり歯がゆく苛つかせたり、と成功している。 それから、闇を抱えた人物たちが全員同様に逃げ込む先が自然(田んぼ、小川)のただ中、というのも好い。まぁ現実的に想像すると夕暮れ田んぼの真ん中でウォークマンで聴いていても、リリイ・シュシュの音楽より周りの蛙たちの大合唱のほうが凄い聞こえてくるだろうけれど。 さすがに作り手の監督さんらがまだ厨二病じゃないと思うので、この映画の演出や空気感というものは、経験値が低すぎて何も持ってない事を「透明感(!」であると恥ずかしい解釈をして自分たちは腐った大人たちとは違う存在としたがる哀れな若者たちをまんまと騙すため、なんでしょうね。そう思いたいです。 結局商業的な作品であるということで、評点はどうしても低くなってしまいます。 大人は見る価値無し。 【みっしぇる】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-03-07 22:27:54) |
《改行表示》 17.岩井俊二監督の作品は、好きなものもあるが、どうも肌に合わないものがほとんどらしい。 そんな中で、この作品を鑑賞した理由は、“リリイ・シュシュ”という音楽ユニットと、ちょっとした因果があったからである。 リリイ・シュシュは、小林武史がプロデュースしたグループ。 知人がそれに少し関与していて、世に売り出す前に存在を知っていたグループだった。 ちなみに、プロモーションCDも持っていた。 商業的な趣きがプンプンと臭う映画であり、儲けるためにつくった映画を楽しむというのは、やはり私には全くもって無理な話で、しかも、リリイ・シュシュの音楽に共感できなかった私としては、なおのこと辛い。 ただ、岩井俊二の役者の卵を発掘する能力は認めざるを得ない。 蒼井優と市原隼人を発掘したが、現在の活躍をみるにつけ、強くそう思う。 さて、本作で“エーテル”という単語が連発されるが、『20世紀ノスタルジア』を思い起こしてしまうのは私だけだろうか? 広末涼子と一緒に出ていたあの野郎の、「エーテル体♪エーテル体♪」という気色の悪いフレーズが頭をよぎってしまった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-13 05:04:36) |
16.まあ中学生の物語なんだからしょうがないんだけど、字幕の書き込みの内容・やりとりがイタくて興ざめする。(余談。あーゆー書き込みをたまに本当のネット上で見かけるけど、本人はかっこいいとでも思ってるんだろうか・・)映像はきれいでしたが、岩井俊二の限界を見た気がする。ちなみにこの後、リリイ役の女性は本当に「呼吸」というアルバムを出しました。どーせ岩井俊二はこれがヒットして「一人の歌手を発掘した監督」として一躍名声を得ようと思っていたんだろう。 【DELI】さん 3点(2004-09-07 12:02:54) (良:1票) |
《改行表示》 15.いらないシーン多いと思います ついでに言うと映像もあんまり好きじゃない はっきり言って何を言いたいのか全くわからなかったです 【れみ】さん 3点(2004-07-03 17:59:24) |
14.「出来れば観たくなかった」観終わった後の感想。 【ロマン人】さん 3点(2004-06-20 13:42:13) |
13.私の14歳の頃ってこんなにナーバスじゃなかったからなぁ。痛々しいだけで、結局何が言いたいのか分かりませんでした。 |
12.よく分からない。リアルだったな~って事くらい 【リーム555】さん 3点(2004-02-28 14:15:25) |
《改行表示》 11.良い悪いではなく、好き嫌いのハッキリ分かれる作品じゃないでしょうか。私は後者・・・。 14歳の世界のほんの僅かな一部分を取り出しているすぎないのだけど、とにかく強烈な印象を残す描き方をしている。見たくなかったものを無理やり見せ付けられた感じ・・・。観終わった後、しばらく鬱状態になりました。 これほど心理状態に影響を与える作品も少ないので、そういう意味ではスゴイ作品? 【まぐ】さん 3点(2004-02-23 01:09:27) |
10.青少年が出会うかもしれない「いじめ」などなどの題材を散りばめた作品だが、ただそれだけで、登場人物たちの苦悩を描くことには失敗している。 【駆けてゆく雲】さん 3点(2003-12-30 10:57:45) |
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9.うーん・・・嫌いですねぇ最近の岩井俊二。また初期みたいな爽やかなの作ってください。 【mimi】さん 3点(2003-06-17 23:48:56) |
8.岩井俊二は結局「現在」だけに向けて映画を撮っている。スワロウテイルでもう駄目だと思ったが、それが決定的になった。普遍的な映画を撮れる人ではない。 【リンチ】さん 3点(2003-04-30 02:19:39) |
7.せっかくいい人ばっか使ってるのに、よかった?? 【kee】さん 3点(2003-03-23 03:38:33) |
6.よくわかんなかった。自分が14歳だったことの気持ち(3年前)、たしかに不安定でゆがんでてどうしようもないかんじはあったけど、この映画ではそれがすべて万引きやらいじめやら援助交際やらで表現されてる。14歳ってそれだけじゃないと思う。もっと別の、いじめ(非行)以外の方法で表現することはできなかったのかなあ。なんかいじめってありきたり。わざとらしい。あと、自分は女だからレイプのシーンとか、女が道具として扱われていてかなり不快。リリィ・シュシュもいったいなんなのかよくわからなかった。(エーテルって何?)チャットの場面多すぎて説明的なかんじだった。ドビュッシーの曲はきれい。まぁ、とにかくこの映画は見る人による。 【195】さん 3点(2003-03-06 21:53:09) |
5.なんじゃ、これ?って感じでした。彼の作品って野島伸二のドラマに似てますよね。レイプとかいじめとか人が興味を示すような題材を使って何が言いたいのか判らず、全体的な描写もしつこい。いい役者を使っているのに自分だけの世界を創り上げて満足している様に思えます。ある些細なきっかけを機にいじめられ始めた主人公、援助交際をさせられる女子高生、家庭不和のため情緒不安定な友達。しかし最終的にどの登場人物の人生は何も変わらず人を刺したり、自殺したり不幸のオンパレード。監督なりの答えの出し方だろうが、見ていてブルーになる。オープニングでリリィ・シュシュという架空のアーティストの話題でチャットのシーンが出る。やたらと言葉の羅列が出てくる。中盤でも、後半でも常に出る。主人公の転機は沖縄の旅行以来らしいがその沖縄の旅ビデオも延々と続く。こんなものを強引に見せられ息苦しいのに、最終的にも物語を何も昇華させようとしない拷問のような映画でした。大沢たかお、市川実和子、稲盛いずみ端役で出てましたがなんで出たの? 【さかQ】さん 3点(2003-02-11 04:26:55) |
4.ストーリー性もなく、オチも単純。映像はきれいかな。でもそれだけ。「映画」って感覚が薄い。 【Y@KoPu】さん 3点(2002-12-27 09:39:11) |
3.つまらなすぎてがっかりしました。 【人生いろいろ】さん 3点(2002-12-08 12:33:01) |
2.わけあって2度映画館に行ってしまったけれど、もう1度観ろと言われればお断りをする。キャッチコピーが確か「14歳のリアル。」しかし、あんなーものはリアルではないと思う。こういうのが14歳にとってのリアルなんじゃないか、と大人が思いこんでいるリアルに見える。リリィシュシュの描かれ方にも不満が残るし、音楽をかけすぎてその良さがよく伝わらない、音楽頼みみたいにも見えてくる。時々いい映像がふっと入るけれど、でもふっと。一緒に見に行った友だちはいじめのシーンにかなり不快がって無口になってしまった。 【エスメラルダ】さん 3点(2002-05-31 13:16:46) |
1.かなりの期待はずれ。いじめ等のことを映像や音楽でごまかすような描き方でいいのか大いに疑問を抱いた。キーボードで打ったような文字が出てくるのも不快に思った。とにかくうっとうしい。岩井俊二は、時間をかけてあんなつまらないものしか作れないのか。ビデオでも見る必要なし。 【チャベス】さん 3点(2001-12-19 20:25:21) |