6.《ネタバレ》 悪そうな奴が最後まで本当にただの悪いやつっていうのはどうなんでしょう。 『デンゼル・ワシントン=正義』という俳優のイメージを利用して、逆に本物の悪党としたのでしょうか。 映画そのものは、長尺の割りに中身が薄く、後半は面白かったけれど前半が退屈で仕方なかった。 レイプされそうになった女の子を助けたエピソードが、大ピンチの場面で活きてくる展開なんかはありきたりですが悪くありません。 でもやっぱりね。善行が結局のところ身を助けるんですよ、ってな道徳的な話は面白いけれど、映画としてはイマイチです。 ロジャー(麻薬の売人兼情報屋)を殺して金品を強奪した件についても、アロンゾ以外のチームのメンバーは結局そのまま放置。なんともすっきりしませんね。 『善人と悪人と極悪人がいた場合、悪人は果たしてどちらの味方をするのか。』 という問いかけに対し、それはやはり善人で、極悪人は好き勝手やっても最後はロシア人から蜂の巣にされるということが、よくわかりました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-03-03 04:27:07) (良:1票) |
5.アロンゾは悪いことばかりしてたね! 【くまさん】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-12-29 04:33:07) (良:1票) |
4.目的を達成する手段としてはアロンゾのやり方も最良のうちの一つです。戦争が正にそうですが、殺し合いも大儀さえあれば正当化されてしまうものです。観客に悪とは、正義とは何かを答を出さずに問いかける映画として、なかなかの出来だと思いますが最後はやりすぎでは。観客に嫌悪感を感じさせると自ずと一方的に偏った視点に流れるでしょう。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-06 04:33:45) (笑:1票) |
3.非常に陰鬱な気分に突き落とされる作品だ。 あのD・ワシントンが珍しく悪役を演じている。 それも並みの悪役ではない、嫌気が差す程の悪役っぷりには感心させられる。 物語は麻薬取締課に新人配属されたI・ホークが ベテラン刑事D・ワシントンに現場捜査のいろはを教えて貰う1日の話。 「毒を以って毒を制す」というありきたりな捜査方法に始めの内は オーソドックスな刑事ドラマなのかと思いきや、 話が進むにつれ度を越した捜査に気付き始め 次第に演じるD・ワシントンの顔が本当の悪党に見えてきた。 どこの国の警察もこんなものなのかという虚構を見せ付けられ 心の中で否定している自分(I・ホーク)がそこにいた。 この作品はアメリカという国の中の重篤な病気(貧富の偏在に対する政府の無策)は もはや手の付けられない状況にまで落ち込んでいる事実を目にする事が出来るだろう。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 11:19:40) (良:1票) |
2.絶対的な正義とは何なのか、という問いかけ? 臨場感はすごいけれど、デンゼルがやっぱり無理してる感じが最後までぬぐえなかった。 例によって本作は息子の超・オススメ作。9点くらいかな。 でも、これについては私は息子に同調する気にはなれない。 【おばちゃん】さん 6点(2004-06-26 22:20:33) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 “スーパーできた人間”のデンゼル・ワシントンと“いつまでも未熟者”のイーサン・ホークが出ているので、若手成長日記で、原題は"days"だと思っていた。途中で見るのをやめなくて良かった。 DVDには別のラストシーンがあったが、イマイチ。イーサン・ホークが100万ドルもって、そのままラスベガスへハイウェイを走らせる映像(だんだんカメラが引いていく)で終わってほしかった。妻・赤子を捨てるイーサン・ホーク。 【つちのこ】さん 6点(2004-02-25 21:07:05) (良:1票) |