38.《ネタバレ》 最初は普通の刑事サスペンスだと思ってみたら全然違いました。デンゼル扮するアロンゾに圧倒されっぱなしでした。賢いしものすごく悪そうで…アロンゾのしている事はいけない事だと思っていても、だんだん正しいような、間違っていないような感じがしてくる。でも、イーサン扮する刑事も賢かったのでああいう結末になったかと。あれで良かったか悪かったは別にして。でも、あとで考えるとやっぱりアロンゾのやり方は間違ってなかったと思えたりもする。すごい複雑です。最後のラジオニュースの皮肉はすごく好きです。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-08 23:35:29) |
37.映画館で見たとき、デンゼルがアカデミーを取るとは思わなかった。自分的にはひいきもちょっと入れてイーサンの方がよかった。ただ、期待して見に行った分、マイナス要素もあり。 【Andrej】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-24 16:30:39) |
36.《ネタバレ》 いつの間にやら「いけないこと」と「いけなくないこと」がぐちゃぐちゃになってしまった男デンゼル。もちろんこの場合のモノサシはキリスト教の神様の言ってることでありますね。「どうだ、君もモノサシに自信がなくなってきただろう」と彼はいっている。他のレビュワーさんのいう、「狼を狩るために狼になった」、秀逸な表現ですね。「ピカレスクロマン」では全然ない、というのは、この、イーサン演じる刑事の「モノサシを試す」話であるからです。女を囲って子供を生ませている、ここのところがもはや「女性の観客の同情をいっさい排除する」意思を感じます。つまり彼の「モノサシ」は完全に壊れていたというわけだ。その「婚外子」さえ彼にとってどれほどの価値を持つのか、それもデンゼルの行動で問われていますよね。デンゼルは「芸歴」としてこの役の魅力に抗し切れなかったのでありましょうが、「ジョンQ」などで「挽回」に努めて帳尻を合わせるつもりだったのでしょう。なんの「挽回」って「失われた黒人社会の父性」の。 「私の」トムベレンジャーがこんなチョイ役でご出演、本来ならこの主役でも間違いないのに、涙。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 14:34:59) (良:1票) |
35.勤務初日に目の当たりにするアロンゾの奇行に、これがただの悪なのか、歪んだ正義なのか迷いながら行動するジェイク。デンゼル・ワシントンが今まで溜めた善人のイメージが、この迷いをより一層悩ませるのに役立っていると感じました。 【デコバン】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-02 14:48:52) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 最後までアロンゾはよくわからない男だった。 用意周到な割にはどうしようもなく短絡的面もあるし、アウトローな割りに胡散臭い偽善者の一面も見せる。 だけどこの煮え切らなさが妙にリアルだと思う。 並みの役者が演じてたら、わけのわからんうすっぺらな悪徳刑事にしかならなかったはずのキャラだろう。それがデンゼル・ワシントンが演じると、アロンゾに人の奥深さを感じてしまう。さすがだ。
【michell】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-18 10:57:33) |
33.デンゼル・ワシントンの演技は、賞に値するすばらしいものでした。この映画に感じるしつこさや凄まじさは、すべて彼がつくりだしたものです。この演技を見るためにレンタルしましたが、期待通りでした。このような偉大な演技者のベストアクトに直面しつつ、まったく動じることなく自己を全うしたイーサン・ホークもすばらしい俳優だと思います。 【センブリーヌ】さん 7点(2005-03-23 14:23:06) |
32.悪役もやるじゃないデンゼルさん。正義側のイーサン君が甘っちょろいく見えてしまうくらい徹底的にワルでダーティ。 でもさ、デンゼルさんが敢えてやる必要があったのかな? 多分効果はあったと思う。 今までの正義感役の延長で見てると悪徳っぽいけど実はいい人なんではっていう期待感があって結局やっぱワルだったわ。という意外感が観客側が勝手に思ってくれ、製作者もそれを計算してるという風に思えるんだけど・・・考えすぎか。 |
31.《ネタバレ》 デンゼル・ワシントンかっこええ!レイプ未遂の犯人二人を脅迫するシーンは鳥肌もんでした。最後はトニー・モンタナのような派手な死に方でもよかったかも。しかしデンゼル以上にイーサンが魅力的でした。正義を貫くのはかっこいいです。 【ギニュー】さん 7点(2004-12-14 00:02:25) |
30.イーサンいいね。 【ベルガー】さん 7点(2004-10-04 13:56:48) |
29.悪役のD.ワシントンの演技は目を見張るものがあった。上手い俳優さんはどんな役柄を演じさせても瞳の持つ強さというものが違うね。ジッと見つめられたら悪の道にだって引き込まれちゃうよ。普通なら流されてしまうところを、E.ホークの意志の強さが上回ったって感じ?彼にとっては散々なトレーニング・デイだったけど、今頃彼は正義を貫く立派な刑事になってることだろうよ(謎)。この映画は主役2人の瞳の強さが印象に残ってます。 |
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28.すごいですね、デンゼル演じる警官のこの綱渡り人生の歩き方。ある意味もう腹を決めたと言うか、映画の中では悪の正義に躊躇している姿は感じませんでした。しかしどうしてこうも理想と現実のギャップは甚だしいのだろう。 【ちーた】さん 7点(2004-04-11 18:40:53) |
27.悪い奴でしたね~デンゼルは。それだけに上手いってことですね。 【モチキチ】さん 7点(2004-03-09 10:39:58) |
26.デンゼル・ワシントンもイーサン・ホークもすっごくかっこよかった!私はこういったスピード感あふれる映画はよりも、ゆったりした感じの映画が好みなので、見る前はどうなんだろうと思っていましたが、実際見始めると惹き込まれるものなんですねー。なかなか楽しめました。麻薬捜査官の背景にこんな過酷さが実際あるものなのでしょうか。めちゃくちゃ恐いですね。デンゼルの役柄が最後まで読めなくて、どうなることかとハラハラしました。正に命がけの仕事。イーサン・ホークの魅力にさらに漬け込まれました。 【未歩】さん 7点(2004-02-22 19:48:27) |
25.舞台の小世界ぶりに少し「あれ?」と思いましたが、徹底した悪人ぶりの中にも信念があり、自分の姿勢に多少の疑問を抱えているという人物像をデンゼル・ワシントンは本当に見事に演じた。 【コーヒー】さん 7点(2004-01-27 16:23:00) |
24.デンゼルワシントンのなんとも言えない悪者っぽい雰囲気がいい。全体的にも迫力がある展開。ただ最後、終わり方が煮え切らない感じが否めない。あれはあれでいいのかもしれないけど。 【アンソニー】さん 7点(2004-01-25 00:37:40) |
23.映画館で見て、DVD借りて見直しました。デンゼルの悪役ですけど、智恵働きの小悪党をキッチリ演じて、キッチリ終結させた点で、デンゼル的スジは通している気がします。DVDのコメンタリーで見直すのもお勧め。2.4・1.5・0.3・2.7 【にしざわ】さん 7点(2004-01-24 14:15:37) |
22.扱う時間を1日とし,暗くなるに従ってアロンゾの正体が明らかになっていく,という着想が面白い。デンゼル・ワシントンの演技力と従来の正義漢的イメージが,昼・夜というよりトワイライトの妖しさに満ちたこの役にピッタリはまり,独特の緊迫感をかもし出していたと思う。ただし個人的には,最後に命乞いすることで急に彼が小物めいて見えてしまい,それまでのアロンゾの魅力が失われたようで残念に思えた。 |
21. デンゼルワシントン至高の演技。 【映画の味方】さん 7点(2004-01-13 04:21:23) |
20.《ネタバレ》 過程を切り捨て結果だけを求め成功を収めているデンゼルではあったが、反面裏で買った恨みのデカさから常に綱渡り人生を送っていた。新人のイーサンはそんな彼の下で働くことになるが…?というストーリー。正義の境界線って曖昧だけど、この場合はデンゼルは死んでも仕方ないのかも。序盤の麻薬をのんだイーサンの視点の描写が印象に残った。 【流月】さん 7点(2004-01-01 17:49:48) |
19.《ネタバレ》 アロンゾの台詞を考えた人ってどんな人なんでしょ。善と悪、正義と現実のハザマを言葉にする作業って、かなりシンドイだろうな…。アロンゾのラストシーンは野生の一匹狼のようだった。最後までケリをつけて欲しかったが、アロンゾの死に様だけで充分だろってことかな。 【日雀】さん 7点(2003-12-25 21:04:37) |