4.監督が遊び心満点で作ったような風変わりな作品。なにやら意味不明なセックスシーンだったが、あの多量の水は羊水のような感じもする。人間が生まれる前の胎内での暖かく気持ちのいい場所。命をはぐくみ育てる神秘的な水。とするとさしずめ清水美砂は母性の象徴か。そのせいか性描写もおおらかでいやらしさを感じさせない。 【キリコ】さん 5点(2004-06-15 13:18:29) |
3.川の水と海の水が交わる赤い橋の下。川がカドミウムで汚染されたイタイイタイ病の逸話。超純水がおいしくないという話。川で溺れ死んだサエコの母。入水自殺したサエコの前の男。都会からはじかれ漁師になる陽介。そしてサエコのぬるい水。これだけ”水”をからめているにもかかわらず、サエコのぬるい水がインパクトありすぎて他が希薄に感じられるのが残念。そのかわり、水が織り成す縁の中に女の神秘性を感じる。サエコを演じた清水美砂が妊娠中だったということを知って観たせいで余計にそう思うのかも。水が噴出す時の音楽は絶妙。 【R&A】さん 5点(2004-05-12 13:54:52) |
2.なんじゃこりゃ?っていうような変わった映画でした。常識にとらわれてつまらない人生を送るなよってことなんだろうけどその表現のしかたがなかなか妙でおもしろかった。あんなに水出ていったら脱水症状にならんのかっていらん心配をしてしまいました。 【日向夏】さん 5点(2004-02-29 18:39:43) |
1.原作とはかなり違うストーリーにちょっと驚きました。奇妙な題材にコミカルな場面が変にマッチしていました。しかし映画としては成功作とは言えないと思います。 【クロ】さん 5点(2003-05-06 18:49:42) |