4.《ネタバレ》 当時は感動して涙することをカッコ悪いと考えたお子チャマだったので宇宙船が目立ちすぎだとか、都合良く生き返るなだとか、あら捜しばかりしていたが、自転車が浮くシーンでは思わず感動してしまったのをよく覚えている。ぬいぐるみの中にまぎれたE.Tとバリモアが悲鳴をあげるシーンでこちらも思わず叫んだ。いっしょに観に行ってた友達に笑われたのを思い出す。題材はありきたりだが、ドリュ-・バリモアがかわいかったのと音楽にプラス1点。そういえばスターウォーズEP2にETが出てたらしいが本当なら彼はかなりのフォースの持ち主のはず。(病弱の身で一度にあんなにたくさんの自転車を...)いいジェダイマスターになれるだろう。 【R&A】さん 7点(2003-09-02 12:36:56) (笑:2票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみると想像と少し違った。 ETがなかなか登場しないようなミステリー作品かと思ってたけど、いきなり出てくるんですね。 何かの調査に来たんだろうけど、置いてけぼりは気の毒でした。 これの逆バージョンの映画を見たような気もするけど、なんとか連絡して救助してもらう展開は説得力があった。 ETと少年の交流を描いた作品というイメージだったけど、三兄弟がそれぞれに活躍するのが良かった。 特に妹がいい仕事してたように思います。 大人たちも悪人というわけではなさそうで、ETをなんとか助けようとするのが感動的でした。 あそこまでしてもらったのに逃げるのはどうかと思うけど、解放してもらえるかわからないし、仕方なかったかな。 何十年も前の作品だし、映像的にしょぼく感じるかと思ったけど、なんだか神秘的で心惹かれる作品でした。 【もとや】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-11 17:39:53) (良:1票) |
2.映画が「おもしろさ」だけを求められた時代にあって、これ以上ないほどその点だけに特化した、そういう意味では非常に素直な売れセン映画。あまり魅力的とは言えない容貌のE.T.が、ヘタな英語で一生懸命「カエリタイ」と訴える姿が、「可愛くない可愛さ」という新たな価値観を生み出した。彼と子供たちとの心の交流を軸に、ラストは子供で泣かせるというあざとさでは他に類を見ない作品だが、幼少期にこの作品に触れた世代に対しては「異端を認めなさい」という非常に明快なメッセージが素直に受け入れられ、強い影響を与えたと思う。そういう意味では、特に脳天をカチ割られるような衝撃を受けたり、人生における新たな境地を見出すような作品ではないながらも、かなり幅広い世代にとってある種の価値観を植えつけるサブリミナル効果があったことは否定できない。実はこういう作品にこそ、人って影響されていたりするんですよね。 【anemone】さん 7点(2003-12-03 23:06:29) (良:1票) |
1. 地球へ来た宇宙人が地球の(つーかアメリカの)子供達と美しい友情を育む、というコンセプトのSF映画は以前には殆ど皆無だったことを考え併せれば、本作の有する歴史的意義も決して軽視されるべきものではない。全米興収1位が或る程度それを裏付けている。スピルバーグは商魂逞しい反面、子供っぽく理想に走る無邪気さも持ち合わせている希有な存在。本作の場合、それが吉と出たのだろう。個人的にはE.T.に魅力が感じられず(ぶっちゃけ気色悪い)、ストーリーには今イチのめり込めなかったが。だからと言って歴史的意義まで黙殺するほど見境無しではないつもりである。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-15 01:49:48) (良:1票) |