6.人間の勝手な感傷で作り上げられた壮大な大失敗映画。 それともパールハーバー型自己陶酔映画と言うべきか。 大勢のイヌが人間の都合で死んだにもかかわらず、たった2匹の生き残ったイヌを見て、いったい誰が感動できるの?? この南極で起こった出来事は、「生き残ったイヌの事実」よりもむしろ「死んでいった多くのイヌの事実」にスポットを当てるほうが正しいと思う。 映画にするのだったら、せめてそれくらいやれつーの!しかし、しょせんイヌは生き物ではなくて、人間の法律では「物」扱いされている悲しい事実があります。 仮に悪意を持って人間がイヌを殺しても「器物破損」扱いになるだけ。 この映画をみて、人間の道具としての犬の姿を見た気がする。 けっしてこれを見て感動などできない。 激しく虚無的な気分に陥った。だからこそ、イヌの地位向上を強く望みます。 もし、イヌが口を聞けるとして、この映画を見たら、たぶん私と同じことを言うでしょう。 タロとジロも「ふざんけじゃねぇ!勝手に俺たちを英雄に祭り上げんなよ!」と言ってくれるでしょう。 さらに「おい、こら、南極はメチャクチャ寒みーんだぞ!お前ら暖房のきいた映画館でお菓子を食いながら涙なんて流すんじゃねーよ。」「おい、まて!感動して抱きつくなよ。俺たちは疲れてんだよ、ワカラネーのか?噛み付くぞ、こら!」と本当は言いたかったはずです。 マイナス点数がつけられなくて本当に残念。 【花守湖】さん 0点(2003-10-15 14:41:25) (良:2票)(笑:2票) |
5.なんで連れて帰れないのか。その理由がわからなかった。道具や機械と同じような扱いをされた犬たちが可哀想で、見ていて腹が立った。タローとジローは生きてたけれど、他の犬は全部死んじゃったジャン。南極に残された犬たちのその後の地獄を想像すると映画と言えども許せん。こんな映画を作っても、越冬隊の犯した仲間に対する裏切り行為の免罪符にはならない。 【くるみぱぱ】さん 0点(2003-09-21 03:42:51) (良:1票)(笑:1票) |
4.(良かった、まだ誰もこのコメントに触れていない。今がチャンス!) タロ~ッ! ジロ~ッ! サブロ~ッ! って三郎はおらんやん!、とノリ突っ込みをしつつ4点献上。 【sayzin】さん 4点(2001-11-26 16:53:43) (笑:2票) |
3.劇場上映時には感動のあまり号泣した思い出があります。その後も関連図書を買ってもらったりして、長い間この映画は自分にとって名作であり続けたのですが、今は評価が180度変わってしまいました。人間の都合で見捨てておきながら、たまたま死なずにいたら「よくぞ生きていた!」って、そりゃないだろ!世の美談には眉に唾つけにゃならんなと思いました。ストーリー・演出は偽善の教科書にふさわしい。でも、ヴァンゲリスのメインテーマ曲・南極の風景・犬たちの頑張りは良かったので5点献上。 【次郎丸三郎】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-09-01 16:52:16) (良:1票) |
2.小学生の頃初めて映画館で見たアニメ以外の映画。わけもわからず涙が溢れてきました。自分にとって特別なもの。ゆえに10点! 【キー】さん 10点(2003-07-16 00:47:05) (良:1票) |
1.おそらく、この映画で一番がんばったのは犬達だと思われます。 【あろえりーな】さん 7点(2002-03-27 20:43:50) (良:1票) |