21.皆さんのレビューで言い尽くされているような気がするのでコメントはひかえようと思う。だが、あまりに賛辞が多いので、何かケチをつけようと思うのだが、思い浮かばない。 【すぎさ】さん 9点(2003-07-07 01:21:14) |
20.かなり好きな映画です。リドリー・スコットは暗い画像が多いような気がするが、それをうまく表現してる。ルトガー・ハウアーがいいです。 【phantom】さん 9点(2003-07-02 15:59:21) |
19.最終版の評価の方が高いですがやっぱり私は最初のバージョンの方が好きです。あのナレーションがハードボイルドの基本を踏まえていて一挙に作品のムードに引き込んでくれるから(最初の一言が「新聞は殺人の依頼ばっかりだ」というのがもう完全にハードボイルドしています)私は最初のバージョンの方を偏愛します。ただ最終版との違いはいろいろありますが、やはり「ガフ」の存在でしょう。公開時のバージョンのガフはナレーションで「実はいい人(見て見ぬふりをして逃がしてくれた)だった」となり2人はハッピーエンドを迎えますが、最終版ではナレーションがないため、ガフは「不気味な暗殺者(今後2人を執拗に追いかける)」の存在まま、2人を今後永遠に続くであろう暗く憂鬱な世界で包みこんで終わります。そう考えるとガフの何気ない笑顔も最初のバージョンと最終版では180度違って見えてきます。2つのバージョンでこれほど違った効果を見せるのはまさにリドリー・スコットの演出力の賜物でしょう。というわけで最初のバージョンでこの点数、最終版は8点といったところでしょうか。(たいして変わりません。それほどこの作品に入れ込んでいます) 【ももたろう】さん 9点(2003-06-12 21:51:58) |
18.この作品には本当に味わいがある。SF作品にこれだけ味わいを持たせることができるのは、スコット監督だけだろう。繰り返して観る度に新たな味わいを感じるのもすごいところ。ヴァンゲリスの音楽も、今聴いても新鮮。 【ももんが】さん 9点(2003-05-31 23:15:29) |
17.ストーリーも脚本も映像も雰囲気も文句なし。しかしこの監督は主演の俳優にうどん食わすの好きだな……ブラックレインといい… 【キャリオカ】さん 9点(2003-05-13 17:07:40) |
16.いまどきの近未来映画に登場するメカニカルで冷たい未来都市とはちがい、この映画の2019年のロスの町並みからは、どこか暖かい空気が滲みでていると思います。ハリソンのニヒルななかにも優しさがかいまみれるデッカードは充分魅力的だけど、レプリカント役の俳優さんも女優さんもみんないい。見終わった後深い余韻が味わえた。 【なんじょ】さん 9点(2003-03-27 22:33:26) |
15.未知との遭遇、スターウォーズ、エイリアン、そしてこれ。リアルタイムでSF映画の歴史がどんどん塗り変わっていくのを味わえたあの時代は幸せだった。映像と世界観だけでとりあえずこの点数。まあ、いまさらまともな評価なんてできないです、おこがましくて。 |
14.美術、セットの恐ろしいほどの密度。今となってはCGでしか創れない世界を20年前に創っていたというのが驚き。 【RS】さん 9点(2002-12-10 12:19:33) |
13.見終わった後でも見た側にいろいろと考えさせる、そんな映画は長く記憶に残り、また何度でも飽きずに見れるものです。よく出来たと思う映画でも中々2回も3回も見れるものではありません。そういう意味で、この映画は真の名作と思えてならないのです。 【げん】さん 9点(2002-10-19 02:04:53) |
12.冒頭からの数十分でみごとにこの映画の世界観を表現している。油田を思わせるような都市の遠景から猥雑な街へとフォーカスしていくと、そこには珍妙ななりをした亡霊のような群像がうごめいている。東洋風の巨大広告や際限なく振りつづける酸性雨といったディテールそのものが、アンチ・ユートピア的世界を効果的に演出する様子は見事という他ない。しかし、この作品で語られるメッセージはある意味普遍的だ。巨大資本に搾取され虐げられる命というテーマを、近未来の人造人間「レプリカント」に託しているからだ。このへんは、フリッツ・ラングが20年代にすでに「メトロポリス」でとり上げたテーマと言えなくもない。そう考えると、冒頭、巨大産業資本の本社が登場するシーンも意味深かも。その形状がいかにもピラミッドに似ていたり、そのシーンに「目」がオーバーラップするあたりはいかにも・・・では?それはともかく、この作品が秀逸なのは、レプリカント側の実存的な哀しさをきちんと描写できているところだろう。命に区別などないのだ。白い鳩は観る者にそれを教えてくれている。 【ヨアキム】さん 9点(2002-09-02 08:32:33) |
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11.結構好きです。というかかなり好きな映画です。この頃にしてはかなり出来たストーリーじゃないかな。ルトガー・ハウアーがいいです。 【phantom】さん 9点(2002-08-23 21:23:34) |
10.オープニングからしびれました。 【sakko】さん 9点(2002-06-18 23:56:51) |
9.近未来を舞台にした映画では最高傑作ではないだろうか。B級映画によく見られる安っぽさが微塵もない。劇場で観たときはまだ若かったせいかアクションが少ないとか内容がよく解らないとか言う評価だったが大人?になって見直すとこの映画の持つ凄さが解ってきたような気がする。何度でも繰り返し見返しがきく映画だ。 【支配人】さん 9点(2002-03-16 16:46:50) |
8.名作。 【ワイプアウト】さん 9点(2002-02-15 02:10:40) |
7.もう何度見たかわかりません.明るい未来から暗く現実的な未来へとSF映画のイメージを転換した名作.今となってはその存在感はディックの原作を越えてます.映像も今なお褪せること無いですね.最近のCGでゴテゴテした画面よりかえって迫力があります.90年代になってディレクターズカットが再公開されましたが,こっちはラストが全然違ってます.みなさん東洋的なイメージと言う評ですが,根幹はキリスト教に基づいた西欧的発想から出てきていますよ,これは.「創造主」というね. 【じぇる】さん 9点(2001-12-16 04:37:47) |
6.ストーリーは、はっきり言って面白くないですが、映像は、実に素晴らしいです。常に酸性雨が降る中、近未来の映像が、他の作品では、決して観られない凄さですね。スピナー(警官愛用の空飛ぶ車)が、芸者さんのアップ画像の宣伝広告画面の横を飛んで行くシーンなど、最高です。レプリカントのボス役のルトガー・ハウアーは、かっこいいですね。何でも、ハリソン・フォードと共演していた、となっていますが、一緒に撮影したのは、2日間だけだったそうです。最後、命尽きるその時の、一瞬見せた笑顔が最高にいいです。「ブレードランナー」はアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされていながら、作品製作同時期の作品「E.T」に取られてしまったのに対して、「ブレードランナー」を観た世界中のファンの方々から、ひどいバッシングだったそうです。当たり前ですよね。私も「ブレードランナー」の方が素晴らしい特殊効果映像だと思います。なかなかユニークなのは、ブレードランナーの、つまり警官の建物、警察署になっている塔が「未知との遭遇 特別篇」でマザーシップの中にあった物をそのまま、いくつか模様替えしながら、使用している点です。リサイクルして使用しているのは、凄いです。ただ「ノーマル版」「完全版」「ディレクターズ・カット最終版」とありますが、日本では基本的に「ノーマル版」が1番最初に公開されたはずですが、地方の劇場で、初日から2日間だけ「完全版」を公開していたり、不思議な扱いをされる作品ですね。もう1度、劇場の大きな画面で観たくなる作品の1つです。 |
5.最初に観た時の強烈な印象は忘れられない。最終版の方が勿論大甘のラストがなくなっただけども、よいが。デックの作品の印象もすごかったが、珍しく、原作に負けぬ内容。でもユニコーンじゃなくて「電気羊」出してほしかったような気もするんですが。悪趣味? 【ちょうじ】さん 9点(2001-11-26 16:14:28) |
4.観たのはつい最近なのですがそんなに昔の作品だとは思えません。ストーリーも良いし、キャラも個性的でみんな格好いい。そう言えばストーリーが似たゲームもありましたね。 【松やん】さん 9点(2001-10-31 20:32:54) |
3.映像は最高!特に東洋風に映像をアレンジしているところは、この作品を成功に導いた要因の一つでもある。登場する俳優たちも個性的で、しかし心底悪い奴は登場しない。ノンストップアクションの面白いタイプの映画では決してないけれども、見終って、そのメッセージが重く突き刺さるSF大作である。 【イマジン】さん 9点(2001-02-13 12:21:36) |
2.映像もさることながらそのドラマに感心した。単なるSFで終わっていないのは素晴らしい。 【プリン】さん 9点(2000-11-21 11:58:24) |