6.さきほど映画化が完結したこのシリーズ。初作は21世紀と一緒に始まったのね。公開時に劇場で観た際には、原作の記憶とイメージが強すぎて、端折りと駆け足感だけが気になった。なんとも狭量な観方だと反省もする。改めて観ると、原作の記憶が薄れている分だけ、素直に映画のストーリーに入って行けて楽しく観られたことに少し驚きました。古城のような全寮制の学校で魔法を教わる。ホントにそんなものがあるなら、人生やり直して入りたいと思える設定です。「生き残った人」として有名なハリーは優等生ではなく、積極的に規則を破るタイプ。このシリーズ1作目からその傾向が顕著で、枠をはみ出すことが一貫したテーマだったのかとも思います。特筆したいのはJ.ウィリアムズの音楽。魔法が飛び交うファンタジー世界の夢と不思議を、繊細な煌びやかさを纏った旋律で見事に音像化していると思います。巨匠の仕事です。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-06-16 14:34:36) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 予告編でわくわく。映画も楽しみました。いかにもファンタジー。しかし学校でえこひいきはいけません。ハリーはやっぱり親の七光り!より実力で勝負!。ところで百味ビーンズ食べました?やはり鼻くそあじだけは避けたいと思います。 【杜子春】さん 7点(2004-06-19 17:06:40) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 原作は未読。しかし、なぜこの作品(原作)がウケたのか、わかった気がする。空を飛べるほうきや魔法のステッキ、鍋でグツグツ煮て作る秘薬など、欧米のトラディショナルな昔話や言い伝えなどの土着文化に根ざした「魔法」を現代に持ってくることに成功しているからだ。この映画はそういった匂いを映像化しようとして、これにもまた、ある程度成功している。色んなところで血統や階級が取り沙汰されるのは、やはりイギリスだからだろうか。しかし、最期のグリフィンドールの勝利はやりすぎ。意図的にスリザリンという叩かれ寮を作っているのだとしたら、あの校長は外道としか言いようがない(笑)。 【ウーフー】さん 7点(2003-10-13 23:46:46) (良:1票) |
3.大のハリポタファンです。普通原作がいいと映画は面白くない、というパターンが多いがこれはどちらも面白い(それでもやっぱり本がいいけど)。原作の夢とファンタジーが損なわれずに映像になったのは嬉しい。主人公のハリーと友人のロンとハーマイオニ、その他の登場人物も原作のイメージを重視したキャスティングで、その後の本を読んでも、彼らが頭の中でイメージされ活躍してます。話の導入部なのでいろんな魔法やキャラの登場がとても楽しかった。 【キリコ】さん 7点(2003-06-03 21:08:41) (良:1票) |
2.原作を読まずに観た人には、ワケ分からない映画だったのではないかなーと思います。(私は幸い読んでいましたが)話のテンポが悪く、造語を連発。さらに吹き替えの子役は最悪。そして主役のラドクリフ君も演技力は皆無。スネイプのフォローも一切なし。(あれじゃナニモノなんだって感じ)クィディッチのルールも多分一回聞いただけでは意味不明。でも、映像の色彩や雰囲気たっぷりの服飾、重厚な音楽、豪華な出演陣など、とっても良い所もたくさんありました。でもあくまで「子ども向けのファンタジー」として楽しむ作品だと思います。大人の人がつまらないと思うのは当たり前です、きっと。 【桐生】さん 7点(2002-11-11 19:45:44) (良:1票) |
1.やっとビデオ屋さんで借りることが出来ました。できれば映画館で見たかったんだけど。これだけベストセラーだと、原作を読んでるか否かでレビューの内容が分かれますね。ただ、あの話を忠実に再現したうえで3時間以内に収めるのはどうやったって無理があると思うな。なんだかぶつ切りな感じで映画に入り込めなくて、純粋に映画としてみた場合にはいまいちでした。ただ、原作に忠実な分、世界観を盛り上げる小物(宙に浮かぶろうそくとか)もきっちり扱ってて楽しかった。ああいう小物は文章で読むより映像で見る方がインパクトがあって良い。原作も楽しみに続編を待っている当方としては評価が難しいです。世界観と子役の達者な演技で自分的には+2点でした。(以下原作の話になってしまいますが)それにしても、原作が面白いのは認めるけど、全世界であそこまでバカ売れするほど面白いかなあ。指輪物語とはまた違う感じですよね。ファンタジーという分野に不勉強な自分としてはそこまでバカ売れするのがちょっと分からなかったりする。今までのファンタジーとか現代童話と画期的に違うのはどのへんなのか、そちらの方面に詳しい方のご意見を聞いてみたい気がします。 【Qtaro】さん 7点(2002-05-27 02:20:32) (良:1票) |