5.挙げればきりがないですが・・・例えばプー助が流されていくチャトランを追いかけて川に飛び込むシーン。どうやさしくみても、人間がプー助を川に投げ込んでいる様に思える。熊とプー助の闘いなんて、遠くから撮影しているから、冷たい印象となり、熊が一方的にプー助を地面に押さえつけ、水中に沈めるから、プー助が殺されちゃうよーって思いました。箱に入れて滝に流したり崖から海に放り投げたり、ウミドリの群れの中に置き去りにしたり等等、これは動物版ソドムの市かと思いました。海洋ドキュメント映画『DEEP BLUE』よりも凄惨でした。箱に入れられ流されていくチャトランの、いたいけで、無垢で、ネコが苦手な水に脅え、死の恐怖を感じる表情に胸が痛くなりました。陸に上がってからは安心して見ることができましたが、感情移入を妨げるまるであてつけな露木ナレーションと、意味があるようでないようなポエトリー、一貫性のないネコと犬の演技、サイテーの脚本。ある意味シュールな世界です。 |
4.猫もこれぐらいの頃はかわいいんですよ。ぶくぶく太って「マーゴ、マーゴ」と鳴き始めたときにゃもう遅い。擦り寄ってくるときはエサが欲しい時だけ。それが猫。そういや”しっぽ”で魚を釣るシーンがあったけどもしあの時「メートル級のイトウ」が現れてチャトランを水中に引きずり込み丸呑みでもしていたら、これまた自然界の生態系を撮ったものすごい価値ある映像として後世に語り継がれたかもしれない。中学生の食物連鎖の授業の時は必ず見せたいぐらいだ。でもそんなのネコ好きは絶対観ないからね。ましてやムツゴロウさんは絶対許さないからね。 【tetsu78】さん 5点(2004-09-11 14:19:24) (笑:1票) |
3.当時劇場で見ました、コレ。なんだよ、みんな「カワイイ!カワイイ!」って!ホントにカワイイじゃねーか、チャトラン。でもなんかチャトランって聞くと畑正憲が「ちゃとら~ん、ちゃとら~ん」って言いながら動物に顔をスリスリしてるとこ思い浮かべちゃんだよね(まあ誰かのモノマネの影響だと思うんだけど)・・・でも、やっぱりキモ!それに市川昆監督が手助けしなかったら、どんな作品になっていたことか・・・そっちの方が見たかった。 【カズゥー柔術】さん 4点(2003-11-20 02:06:05) (笑:1票) |
2.チャトラン可愛いの一言です。動物(特に猫)好きなので内容うんぬんより観ていてほのぼのとした気持ちになりました。なんか動物というのはしゃべれないぶん、表情や仕草で演技するので、わざとらしさがないというか自然な感じで見ることができます。どうも最近の邦画などは、たいして演技が上手じゃない若手俳優などが主演のためにセリフなどもわざとらしく、芝居くささが抜けないのでたまにこういう映画を観るのも良いですね。 【ホト】さん 9点(2003-05-03 00:57:07) (良:1票) |
1.わざわざ映画館に観に行ったんです。それも夏休みの真っ最中に!失敗でした(笑)。すぐ左にガキンチョがいたんです。母親と一緒に。で、そのバカぼーずが、「あ、ここでね、ぷーすけがたすけにくるんだよ」っていった感じで、全部解説してくれるんです(怒)。おかげで楽しみが半減してしまいました。これ以来、映画館から足が遠退いてます(苦笑)。 【オオカミ】さん 5点(2002-08-18 08:38:15) (笑:1票) |