4.日本人じゃなきゃ感情を理解できないだろうなと思ったのは、随所に盛り込まれている唱歌の数々。何年もの間、遠く離れたビルマで戦争体験してやっと帰れるようになった時の心情や、見渡す限りの日本兵の屍を目にした時の気持ちが痛いほど心に突き刺さるようだった。ラスト近くの別れのシーンは頭にこびりついて離れない・・・。選曲のせいもあるが、あの映像の取り方は見事だと思った。泣いた。 【SHU】さん 8点(2002-02-25 10:02:39) |
3.中井貴一出演の作品の中でいちばん好き。最後にオウムが「ニッポンニカエロウ!」というのは、ほんとに切ないです。最近こういう日本映画少ないなあ。実は戦争傷跡ものが好きな私です。 【ひよこ】さん 8点(2001-11-23 01:46:34) |
2.市川監督念願のカラーだったわけですよね。あたしは、この映画を見る前にモノクロを見たのですが、正直、モノクロの方が迫力があります。但し、市川監督が言っているように確かに大地の色がみえないんです。カラー版を見たときに判りました、大地が本当に赤い事を。そこで最後の字幕でしょ。カラー版は出来も良いし、役者の演技も上手いです。でもそれ以上にカラーで表現できた事が凄かったと思います。 【奥州亭三景】さん 7点(2001-11-19 18:47:17) |
1.もっと激しく悲しい戦争ものかと思ったらそうではなかった。戦争が残したものをどうかたづけていけばいいのか、そんなことを考えさせてくれる映画だと思う。しかし、問題は、この映画に自分が共感できないということ。おれの頭ん中は小林よしのりさんのいう「サヨク」になってるな、と思う。日本のした戦争は間違っていただけじゃなくって、こういう日本人もきちんといたことをオレらはしっとかないかんと思う。 【鉄コン筋クリ】さん 7点(2001-11-07 22:02:33) |