7.武田鉄矢という俳優、説教くさかったり、計算高さが透けて見えたりと、鼻につくときがあるものの、私はけっこう好きです。この人は自己プロデュース能力が優れてるんですね。どういう作風なら自分が輝くかということをよくわかっている。これが過ぎて「俺が俺が」になってしまうと失敗するわけですが、この『刑事物語』、障害者問題に対する感動物語をベースに、ハンガーヌンチャクや高倉健のギャグでうまくスパイスを効かせ、エンタメ的に成功しています。確かにどこを切っても武田鉄矢しか出ず、その点アクが強くはあるのですが、ちゃんとわかりやすく面白い映画になってます。屈指の傑作とは言いません。それでも後でふり返ったとき「そういえばあれ結構面白かったよね」と思うような作品、私は好きです。素直にそこを評価したいと思います。 【円盤人】さん 7点(2004-12-09 23:09:33) (良:4票) |
6.この作品、全シリーズで最も武田氏の地が出ていると思う。トルコ嬢のひさ子を抱きたいと言うところ、姫子との濡場、男としての弱さが垣間見える。だからこそ、最後にあんな強い励ましの言葉で二人を送った片山刑事が美しく見えたのだと思う。(決して夕陽のせいではなかったように思う。) 【 - @】さん 9点(2004-06-30 20:25:59) (良:3票) |
5.このシリーズは好きでいくつか見ていますが、どれを見て、どれを見てないかは覚えていませんでした。 たぶんこの1作目は初見です。 何故ハンガーで戦うのかということを僕はようやく理解しました。 クリーニング屋さんだからハンガーなんですね。 そんな整合性のある理由があったなんて知りませんでした。 物語は事件と恋愛の2本立てといった感じで、終盤に彼女が犯人グループに拉致されて1本に繋がる感じですけど、何故彼女が狙われたのかはよくわかりませんでした。 事件の真相もなんだかくだらないというか、そんなに驚くことじゃないような気がしましたね。 まあ、のりピーの事件で感覚が麻痺しちゃってるのかも知れませんが・・・。 逆にこういった内容の作品を1982年に作っていたということは先見性があったというか、今も昔も覚醒剤は深刻な問題で、未だに解決の見込みはないということなんですかね。 物語の恋愛パートに関しては結構感動的というか、哀愁が漂っていて良かったです。 何度か泣きそうになってしまいました。 僕はこういった人情話には弱いんです。 それにしても、キャストが豪華ですね。 端役に主演クラスの俳優を起用するなんて贅沢過ぎます。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-11 13:32:36) (良:1票) |
4.こってりとんこつ背油ラーメンのようにもたれる。まあ男臭いというか、そんな役者を集めれば勝手にそうなる(笑)のはあたりまえか。お話自体は嫌いじゃない。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-12 15:19:14) (良:1票) |
3. エンディングの歌って吉田拓郎さんが歌ってたのね・・・ジャイアンみたい・・・ 【cccp】さん 6点(2002-09-26 11:22:18) (良:1票) |
2.ええ加減な奴じゃけん~ ほっといてくれんしゃい~ 片山刑事のキャラが最高でした。・・・エンディングの詩も最高でした。 【羅人】さん 10点(2002-06-08 23:22:09) (良:1票) |
1.ええ加減な奴じゃけん ほっといてくれんさい あんたと一緒に泣きとおはありません 最後に流れるこの曲一番クル |