7.「うる星やつら」劇場版第1作で、押井守監督の映画監督デビュー作でもある本作。押井監督はこの映画の監督をいやいや引き受けたそうで、自らこの映画を「映画ではなく、ただのでかいテレビ」と評しているが、押井監督の作風がこれでもかと言わんばかりに暴走する次作「ビューティフル・ドリーマー」と比べてもテレビシリーズのノリそのままで、押井監督のそういう自己評価も理解できる。しかし、「ビューティフル・ドリーマー」のようなものを求めずに、純粋に「うる星やつら」の1エピソードとして見てみると、いかにも「うる星やつら」らしい話になっていて何も考えずに見れたし、そこそこ面白く、またシリーズ自体をかなり久しぶりに見るので、「うる星やつら」らしいドタバタも懐かしかったりした。ただ、最初の劇場版だからか、当時のテレビシリーズの主要キャラがほぼ登場し、その上、ゲストキャラまで出ているので少々登場人物が多く、上映時間もちょっと長い気がした。でもそれはイベントムービーとして考えれば許せる範囲内の話ではある。それでも、オチまでテレビシリーズと同じような感じなのがやや物足りず、もう少し捻ったオチでもよかったのではないか。でも、まあいいか。いつも万人受けを狙わない映画ばかりの押井監督の作品の中では唯一と言っていいほどの無難な仕上がりなのが珍しい。もっとも、押井監督のこの映画での経験が翌年の「ビューティフル・ドリーマー」での暴走につながっていくわけなのだが。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-20 14:03:47) |
6.ビューティフル・ドリーマーは、昔はやたら見ていたが、 オンリー・ユーは、何故か初見。 公開から27年も経っているのか・・・ 2のファンタジック&ミステリアスな要素は1では薄く、 TVアニメの映画版という印象。 まあ、その分気楽に観られたかな。
【fragile】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-05-02 13:17:18) |
5.この作品は劇場版じゃなくてテレビシリーズの1本として制作していれば間違いなく名作になってたと思う。 起承転結で言うと起に当たる影踏みのエピソードが秀逸で、そこからとんでもないドタバタが始まっていく。 そして、その影踏みに隠された衝撃の事実がオチになるわけで、もしこれがテレビシリーズだったら、そこで綺麗に落ちてチャンチャンってなもんだけど、劇場版には劇場版に相応しい壮大なオチが必要とでも言うか、なんだかそんなくだらない理由じゃ納得できないような消化不良を感じてしまう。 でも、うる星やつらってそういったくだらなさが売りなわけで、この影踏みのオチは間違いなくうる星テイストの良く出来たオチだったと思うわけです。 テレビ作品のオチとしてなら秀逸だけど、劇場版の長編アニメのオチとしてはなんだか納得行かないという気持ちの問題で評価が左右されるのも変ですけど、そう感じてしまうんだから仕方ないところですかね。 【もとや】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-11 17:53:41) |
4.それにしてもラムはいい子だなぁ。 【norainu】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-12 04:07:49) |
3.うる星やつら劇場版第一作。いきなり押井ワールド全開の2作目と違い、いかにも正統派「うる星やつら」という内容で 可もなく不可もなく、順当に楽しめました。 併映のションベンライダーがつまらなくてそれを観ている時間がつらかったことの方が印象深い。
【あばれて万歳】さん 6点(2004-01-13 10:56:52) |
2.「うる星やつら」 記念すべき “劇場用第1作!”、TVシリーズにとても近い作風で、脚本もしっかりしていて、ファンとしては十分楽しめる作品です... 【コナンが一番】さん [映画館(邦画)] 6点(2003-11-12 17:20:51) |
1.おもしろかったっちゃ。なんか宇宙戦争みたいなかんじで。エルとかいうからイニシャルかと思った・・・ 【バカ王子】さん 6点(2001-11-10 19:26:41) |