13.《ネタバレ》 ゾンビ映画の亜流の中では文句なしにNo.1だと思います。監督のルチオ・フルチがゾンビは腐っていないとおかしい、というこだわりからか、ぐちゃぐちゃ感が半端ないです。島という限定された場所の話なので、サバイバル感が強く結構ドキドキします。ゾンビの動きが「ゾンビ」よりもスローですが、不気味な姿とじわじわ感がうまくマッチしており「怖い」という感覚が十分味わえます。 【金田一耕助】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-09 14:06:36) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 くさったしたいAがあらわれた! くさったしたいBがあらわれた! くさったしたいCがあらわれた! … くさったしたいたちにかこまれてしまった! …
ゆうしゃ(主人公)はメラ(火炎瓶)をとなえた! ゆうしゃはほのおにもかこまれてしまった!(だって木造建築の室内だもの) … ゆうしゃはにげだした!
みたいな、ドラクエ中盤の先走りが過ぎた冒険者のような、可もなく不可もない映画でした。不可はないが、フカはゾンビと戦っていていたようでした。メインイベントは其処だったか…
蛇足ですが、気になったのは…医者の奥さんの内臓が食われてるシーン、ゾンビ役者のみなさまは何を食ってるんでしょうか…私は「しなびたスイカの果肉」とみたのですよ。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-29 09:22:09) (笑:1票) |
11.《ネタバレ》 ゾンビの亜流としては最高傑作。
善し悪しは別として印象深いシーンが多い。
眼球串刺し(そこまで撮るか)、ゾンビvsサメ(戯れていると思っちゃダメ)等。
何よりゾンビ単体が生々しくグロい(蛆虫、ミミズだらけの腐敗感が凄い)。
そして一番衝撃だったのは・・・
初見当時ガキだった私には、トップレス&透け透けTバックでのダイビングシーン(なんちゅう格好で海に潜るねん)、映倫ギリギリやろ・・・と。
まぁ~、いろんな意味で一見の価値がある映画だと思います。
【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-03-20 05:26:52) (良:1票) |
10.国破れてサンゲリア、ゾンビもミミズも呼んダリア、みんな仲良く飲んダリア。と私も一応、言っておこう。さて、グロ映画の代表みたいに言われている本作ですけれども、いやこれがどうして、むしろ、なかなかの映像美が目を引きますね。冒頭、秘境の世界から都会に漂着する謎の船(ちょっと“ドラキュラ”の設定を思い起こさせる)、そして船上での謎の警官殺害事件。これが、主人公たちと我々を、秘境の世界へとおびき寄せる。秘境で待ち受けるは、ゾンビと鮫の死闘、あるいは眼球突き刺しなどの、常人の理解を超えるヘンテコな演出の数々。これだけでもこの映画を珍品化させるのに十分だけど、あくまでゾンビ大量出現は後半のお楽しみ、と、ここでは抑えた演出で、南の島の素朴な感じもよく出ております。後半は、待ってましたとばかり、土中からキタナらしい腐敗ゾンビが続々登場。と言っても、これもあくまで明るい陽光のもと、ますます素朴な美しさもあったりします。しかし、ゾンビたちを包む乾いた風と砂埃には、マカロニのニオイが漂い始め、ついにクライマックスには、銃と火炎ビンで武装した主人公たちと、ゾンビたちとの全面対決へ。まさにマカロニ全開、結構、シビれます。火炎ビンで炎上する建物、と言ってもまだ全然燃えていないくせに、上からは屋根材がバラバラと落ちてきて、危機感を演出。その落ち方がこれまたコンスタントで、いかにもスタッフが上から落としてます、ってな感じなのが、素朴でイイですね。ラストはまた都会に戻り、「無許可撮影です」ってのを隠すどころかむしろ全面に押し出したような、あの有名なラストシーンへ。本作、子供の頃は「観てはイケナイ映画」のように思ってたもんですが、いやあ、ちゃんとした映画じゃないですか。ところで、ゾンビに襲われた鮫は、やっぱりゾンビ化するんですかね?この路線でもぜひ一本。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-31 11:21:04) (良:1票) |
9.感想というか…ゾンビが気持ち悪いに尽きますな。 みんな誰も言ってないみたいだから俺言っちゃうよ? 1、2、サンゲリア♪2、2、サンゲリア♪ 【ケンズィーニ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-23 14:59:41) (笑:1票) |
8.ゴブリンのサスペリアを借りに行ったのだが、借りれなかったのでこれで我慢。 しかし、サスペリアという 何か素晴らしい耳の響きに対して えっとナンですか、サンゲリア・・ 日本公開の際に配給会社が勝手に付けたらしい日本独自の造語らしいですな~ それはそれで賞賛には値致しますが(ゾンビ2とそのまんまで公開されるよりはよっぽどいい) しかしまあ、サンゲリアとは、今となっては何か安っぽく聞こえてしまって損ですよな~ ナンか、パッとサイデリアみたいだもんな~ サンガリアみたいだもんな~ サイゼリヤみたいだもんな~ 【3737】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-23 13:40:38) (笑:1票) |
|
7.有名なサメ対ゾンビのシーン。ん~、サメにやる気が感じねぇ。ゾンビがムリヤリ絡んでる気がします。ゾンビのサメを牽制する動きは良かったけど。スタントマンか飼育員さんか分からんが、ゾンビメイクお疲れ様ですた。 【真尋】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-19 07:42:56) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 知り合いが「観たらガッカリするよ」と言っていたのがなんとなく分かるような、、、 でも「絶対にアレは観た方がいい!」と言っていたのもなんとなく分かりました。 僕の個人的な感じ方なのですみませんが、 あまりゾンビのことには詳しくないんですけど、ロメロゾンビとはなんか違うかんじですね。 うまく言えないけど、ロメロに比べると、ルチオのゾンビには「腐敗」を感じました。 肉を黙々と食べるルチオのゾンビの方がダウナーですね。 不快感もルチオのほうが強いように思います。 (それは腐った食べ物、虫、患者の嘔吐物などの不快描写からもいえると思います) 「B級」をよく理解していないので、ロメロは「B級」なのかそうじゃないか分からないけど、 でもルチオのほうが「B級色」が強いように感じた。 しかしこれはあくまで僕の個人的な感じ方であります。 ゾンビ一体一体にもロメロとは違ったリアリティがあって良いのではないでしょうか。 ゾンビ一体一体にオリジナリティがありますね。 そこに監督の意思を感じる。 場面場面では、「僕の中でのゾンビ映画の名場面」が沢山ありました。 (知り合いが「目にプスリ、、」のシーンが、ホラー映画史に残る名場面だ!と言っていましたが、うん、確かにそんな様な気がいたしました) DVDのジャケットを3種類みたことあるけど、どれもセンスが良いです。 (その中でも25周年アニバーサリーのジャケが素晴らしかったのでジャケ買いしてしまいました) 音楽に高揚感があって良い。サスペリアのような曲もあったような。。。 マツール島には絶対に行きたくない!とそう思わされた。 はっきりいうと途中はダレたけど、、、 でもね、最後は凄まじかった!炎には浄化作用みたいな効果があると思う。 炎がとても迫力があって良かった。 でも女性が着替えて泳ぐシーンは、エ、エロ過ぎる、、、! そして主人公の記者はハゲ過ぎるぅ!(正面から見るとちゃんと毛が生えているんです!)
【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 04:05:08) (良:1票) |
5.あってないようなストーリー…よくこれで91分も続いたなと感心した。キモい、エグい、エロい、それだけ。あのゾンビ対ジョーズの企画は誰が考えたのか。バカなのか。バカだよな。いやに温和そうなサメで、あんまりゾンビに興味がなさそうだった(そういえば、サメのなかでも人間を襲う種類は希少らしい)。さっさと逃げようとするサメの口に無理やり腕を突っ込むゾンビ。アホな人間の思いつきに巻き込まれたサメ君が哀れでならなかった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-03-23 00:43:04) (笑:1票) |
4.フルチじいちゃんの代表作で知られ、日本でも唯一劇場公開されてますね。 なんと言っても過激な残酷描写!フルチじいちゃんならではのカニバリズムのオンパレードぉぉ!!もう大好き(*・∀・*) じいちゃんの映画を語る上で何回も言わせてもらうが、内容なんてどうでもいい!とにかくグチャグチャにやりまくってくれっ! けど、この映画はまだ内容もちゃんとしてると思う。そんでもって雰囲気だよね。観てる者をビビらせる「ホラー」という定義はちゃんと成立してる。 個人的には有名な「目玉串刺し」よりも「静脈抜き取り」の方が好き。普通あり得ないぜ。首食いちぎるシーンでおまけのように静脈を引っ張り出すなんて発想、常人の域を完全に超えている。それだけでフルチじいちゃんは凄いのら。誉めてあげるべきなのら!!(゚∀゚) 【座間】さん 6点(2004-06-22 21:09:01) (良:1票) |
3. 死ぬまでグロホラーを撮り続けたフルチ。代表作にして唯一の劇場公開作。思うにフルチの評価はロメロなどに比べて低すぎる。この作品でも嫌というほどのスプラッター度を提示する。天才は死ぬまで評価されないというが、亡くなってからもあまり評価されないフルチは稀有な作家である。 ラストシーンは数あるゾンビ映画で最も美しい。名作である。 【swamizi】さん 9点(2003-12-18 22:25:38) (良:1票) |
2.缶コーヒーではない。オカルト・ホラーだ。大学生の時、映画館でバイトした時、タダで見せてもらった。ひたすらグロで悪趣味だったぞ。やっぱり、肉が主食の人種が作る映画って感じがするな。主役の俳優達と、ゾンビ役の役者(エキストラか?)との撮影合間の様子を、エンディング・クレジットでカーテンコール風に見せたら面白かっただろうな。咥え煙草で、与太話しながら、花札やってたりしてな。「お前、いいよなあ。ボロ着て、メイクして、ヨロヨロ歩いてりゃいいんだものなぁ」「冗談じゃねえよ。熱いし、後で痒いし、これで1日中いるんだぜ」なんて会話してたりな・・・。 【ひろみつ】さん 3点(2003-11-22 02:17:32) (笑:1票) |
1.この映画を観に行った後、最悪な気分になりました。「サンゲリア」の内容や、エンディングで、キャッチコピーにある<心臓一撃>は確かでした。基本的には「ゾンビ」の舞台を島に変えただけなのですが、とにかく演出が怖い。音楽も物凄く迫力ありますし、ゲームの「バイオ・ハザード」等、この映画のゾンビの影響もあるかも知れませんね。映画中半で1人のゾンビが閑散とした村の真中を歩いている(徘徊している)姿は、強烈なインパクトがありました。真面目に、怖いです。最悪な作品でありながら、忘れられない映画でもあります。公開当時、あまりに残虐なシーンはカットや修正がされたりと、いろいろありましたが、後にビデオで無修正完全版となって出た時も、つい観てしまいました。これこそ悪夢的作品。ラストで、ニューヨークのマンハッタン島にゾンビの群れが歩いて行く場面でエンドクレジットですが、多分、早朝か夕方撮影したのか(ゲートブリッジ(橋)の使用の為)車が、下の通りを走っているのが、さすが、イタリア映画監督の手腕の見せ所、ここまでが限界か!?と言う感じです。でも、この映画のゾンビ、きちゃぁない!(汚い)(苦笑)この「サンゲリア」と言うタイトルも完全に日本人が勝手に作った和製英語(?)と言うか何語?とい言う感じですが、この映画のゾンビを”サング”と呼んだり、もう勝手にしてください的勢いだったですね。テレビ放映は、大幅にカットした一回だけで、メジャーな声優さんが声をあてていましたが、それ以来、1度も放送されていません。怖い物見たさなら、この映画は人に薦められますが、とにかく観終わった後、嫌な気分になるのを覚悟なら、どうぞ(苦笑)点数は、困りました。何とも言いがたいので、5点! |