1.こわいというより、味わいのあるホラー映画であ。とにかく印象に残る場面の連続。ひとり目のファッツゾンビはちゃんと貫禄があるが、問題は水中の2人目、彼だけがこの映画の他のゾンビ達全員となんかメイクが違う。どっちかっというとロメロ系、(鮫相手に演技してるのだから仕方がないが)腰が引けて妙に動きが早い。(ビヨンドの犬にかまれるゾンビと同じ)そして後半になるまでゾンビは登場しないし、数が少ないので恐くない。(サンゲリアチームと死霊のえじきチームのゾンビ全員で戦争やったらあっというまに全滅)それでも、クライマックスの病院攻防戦はこの映画の宝、ゾンビ映画やアクション映画といったらこれだし、カーペンターの「要塞警察」「ゴーストオブマーズ」にもありました。スペインの征服者さんwithミミズ、あなたこそバイオハザードゾンビの御先祖です。極め付けはラスト、マンハッタンに向かうゾンビ恐怖の大行進、のはずが下に車が普通に走っている。現代だったらCGで消せたんでしょうね。とのかく全編に手作り感覚が溢れていて、愛着が湧く映画。そんなに恐く無いし、楽しんで見れます 【サンゲリア3】さん 10点(2003-06-28 03:20:16) |