5.無時間的に繰り返される、ドタバタコメディーが「うる星やつら」の本質。作品冒頭の永遠に繰り返す学園祭前日という設定が見事にそれを表している(学園祭しかも、その前日の持つ祝祭的な感じが)。そんな状況の中での、温泉のさくらさんへの告白は、作品そのもの、ひいては温泉自身を根底から覆す毒を持った刃で、その鋭さは評価できる。しかしルパン三世の企画が通らなかった様に、この種の押井さんの作品自体もしくはキャラ自体がよって立つ構造をズラそうとする、この頃の試みは失敗している。本作でも彼自身の映像感覚と原作自体の古典的な力に負けてしまった感じ。でも完成度はぴか一。 【ぬーす】さん 8点(2003-02-09 21:38:39) |
4.話の内容?どうでもいい。内容よりもあの雰囲気。学生時代のなんだか宙ぶらりんの社会的に無責任でいいっていう、歳をとれば何かに変わっていかなきゃならんのやけど、とりあえず今は、っていう、あの雰囲気。すごく感じられました、’ 【チビすけ】さん 8点(2002-11-07 00:09:16) |
3.うる星やつらとして観てしまうと違和感を覚える押井色の出た作品。画面構成やキャラの動きが好きで何回も見たなぁ。カリ城やカサブランカのパロディもちょっとしたスパイスでマル。 【KEN】さん 8点(2002-06-19 10:17:14) |
2.それぞれのキャラクターの個性が出ていて、映画化されたシリーズの中では一番好きな作品です。ハリアーが飛び立つシーンは圧巻だったと思いませんか?(笑)諸星あたる、とても他人とは思えません(笑)。 【オオカミ】さん 8点(2002-05-04 00:54:02) |
1.恐ろしいほど中身の無い作品。またそのことが“うる星やつら”だし良い味出してます。シリーズの中でもなかなかですが、タイトルにもある“夢邪鬼”がテーマで、その流れからか最後が“夢オチ”? 折角の劇場版で且つ押井守監督なのにトーンダウンしてしまったような。☆関係ないですが、さくらさんを観ていると何故か「めぞん一刻」が観たくなります・・・・・ 【イマジン】さん 8点(2001-11-16 17:55:52) |