5.《ネタバレ》 押井守監督からやまざきかずお監督に交代した劇場版第3作。テレビシリーズは押井監督がチーフディレクターだったぴえろ時代しか見ていないので、ディーンにアニメ制作会社が変更になった後期の作品を見るのはこれが実質初めてだったのだが、ぴえろ時代とそんなに作風の変化は感じられず安心して楽しめた。「オンリー・ユー」では作画に不満があったが、今回は「ビューティフル・ドリーマー」同様にとてもキレイだったのもいい。ラムはもともとあたるに対して怖いほどに一途なキャラであるが、今回、カバの姿になってしまったあたるに対してもその思いは変わらないあたりはラムのあたるに対する思いが本物だとあらためて感じることができる。ラムたちのいなくなったあとの日常を淡々と語るしのぶのナレーションもどこか切なさを感じさせていて、この前のシーンで描かれるラムの仲間たちが地球を去るシーンと合わせてなにか言い様のない寂しさを感じさせているのがすごく印象的。(ここだけ見るとまるで最終回を見ているよう。)しかし、その割には最後のほうがあっさりしすぎており、まあこんなものなのかもしれないがちょっと拍子抜け。話自体は「オンリー・ユー」よりも面白かったのだがこれでちょっと1点マイナス。ルウの部下として登場しているのがぴえろ時代のテレビシリーズにも登場したO島タヌキなのだが、声も同じ人(菅谷政子)でどこから見ても同一キャラなのにこの映画のゲストキャラのような顔をして登場し、ラムも初対面のような対応なのが違和感がありつつもなんか笑える。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-27 13:19:40) |
4.絵のタッチはこの作品が一番好みである。相変わらずの摩訶不思議な設定も“らしく”て良い。だが、ルウにキャラとしての魅力に欠けるのが痛い。映画の軸として登場させるなら、強烈なアクのあるキャラかお約束の美少女キャラでないと、この『うる星やつら』シリーズではキャラ群に埋もれてしまう。 【やすたろ】さん 6点(2004-04-22 01:19:51) |
3.《ネタバレ》 カバにされたあたるが何か可愛かった(笑)。あと、カバにされた息子に対する両親の反応も笑える。 【諸葛桂】さん 6点(2003-12-18 21:22:51) |
2.絵柄はこの頃が一番好きだったな。 【ロカホリ】さん 6点(2003-10-30 00:59:56) |
1.ラムが行方不明になる。ラムが居なくなるとみんなどうしてしまうのか?ってとこも観れて良かったのでは。一番のお気に入りは、「あんたをカバに育てた覚えはないよ!」って台詞でしょうか。しかしカバにされてしまったアタルは自然に元に戻ってしまうんだよね。なんじゃそりゃって感じですが、これもうる星やつら流なのでしょう。 【☆】さん 6点(2002-02-03 00:57:53) |