7.《ネタバレ》 ラストなんて始めから分かっていた。ラストの数カットの運びは予想すら出来た。それでも魅せてしまう。予定調和的に終始する緩慢な自殺の物語、その一瞬のあだ花の姿に見とれた。夜空を染める一瞬の苛烈と、その後の清廉。浄化。昇華。 【ひのと】さん 10点(2004-02-02 21:14:07) (良:3票) |
6.《ネタバレ》 ずっと台詞のない岸本加世子さんが最後に二言だけ言葉を発したとき、私の涙腺は崩壊したのでした。傑作です。 【藤堂直己】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-10-02 17:17:26) (良:2票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 花火は刹那に散る。けれど人が散るのは簡単ではない。生きている限り、しがらみとか世間とか、そういったものが厭でも周りを取り囲む。そういうモノゴトから少しずつ離れていく主人公の姿が、悲しくて、うらやましかった。 最後の銃声は、あれは花火を打ち上げた音だったのかもしれない。 【小塚】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-26 12:54:10) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 邪魔なものを全て振り払って妻への愛に突き進む西刑事。妻子に逃げられ、感情のはけ口をひたすら絵に求め描き続ける堀部刑事。この二人の感情の流れが映像からばしばし伝わってくる、すごい映画。一方で愛する者(西夫妻の場合の子供、堀部刑事の場合の妻子)を失った悲しみが主調低音として流れる。そしてところどころに挿入される笑いの優しさ。驚くほど純粋な感情の映画。久石譲のメロディも、見事にマッチしている。エンディング曲はさながら二人へのレクイエムか。 【アイカワ】さん 10点(2003-11-05 19:03:05) (良:1票) |
3.どうしよう、この映画って評価低いんですね…(汗)私はこの映画、大好きです。暴力シーンがあるにも関わらず、とても静かな映画です。久石譲の哀愁漂う音楽に、思わず息を飲む綺麗な風景、所々で観られる監督の絵が、観る者を圧倒させます。私は、岸本加世子の、台詞の少ない演技に感涙してしまいました。台詞の無い演技というものは、べらべらとまくしたてる演技よりも数段難しいものです。この映画を観て、彼女の見方が変わりました。邦画で一番好きな作品です。 【Ronny】さん 10点(2003-10-26 22:06:42) (良:1票) |
2.オープニングで泣きました。静謐で美しい映画やと思いました。絵も面白かった。 【山本】さん 10点(2003-05-09 04:06:25) (良:1票) |
1.というか、、、たけしの映画のなかでも最もよいと思う。。 【リョウ】さん 10点(2003-01-19 19:21:27) (良:1票) |