35.何人かの方が指摘されている通り、これは大人向けの童話。マイ・フェア・レディの選考で苦杯をなめたジュリー・アンドリュースが、女優生命を賭け文字通りの汚れ役(どこが?じつは顔だ)に体当たりで挑戦しているところが結構可笑しい。という冗談はともかくとして、この映画の白眉は、心に残る名場面にはなりそうにはないけれども、全編を通してただ一回だけある夫婦のキスシーンだと思う。まさにそこしかありえない、という見事なタイミングで挿入されている。やはり、映画表現の最大の切り札は、キスシーンなんだとしみじみ感じる。前半で、みかけではなく中身が大事という旨を、乳母がこどもたちにいう場面ががあるが、それが、けっして美男美女とはいえない夫婦のキスシーンを引き立てるのに効果てきめんだった。 |
34.今回初めて通しで観た。なにしろ長い。ダンスなどとってもカッコいいけれど、ちょっと長すぎてくどさを感じる部分もあった。しかし、メリー・ポピンズが登場してすぐに教えてくれる“つらいと思うことも、自分で少しでも面白味を加えるとずっと違った印象になる”という話はずっと胸に置いておきたいと思うし、空想の世界で遊ぶ楽しさをダイレクトに表現しているところも素直に楽しそうだなあ、と思えたので合格点。映画は絵空事。でも絵空事の中でしかできないことは沢山あって、それを活かして観ている人たちに愉快な時間を提供する、これをそのまま地でいった映画だと思う。とりあえず今夜夢の中でメリー達に出会えたら、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス!」と言ってみようかな、と練習しながら余韻に浸っている。 【のはら】さん 7点(2004-05-05 10:20:15) (良:1票) |
33.マイ・フェア・レディを弾かれこっちに出演することになったジュリー・アンドリュース。見る側からいえば2つの名作を生んだこのドタバタの結末に満足、マイ・フェア・レディはまだしもメリー・ポピンズは彼女ならではの映画だと言えるから。仮想の空間を使い、何かを否定するということをせずに訴える点に非常に説得力を感じる。音楽も非常に印象的、且子供にも興味を引かせる視線や要素もふんだんでディズニーならではでした。最後に彼女が飛んでいく表情はとっても切ない。単にアニメとの合成が目新しいだけの珍品ではなかった。何気なく観て何となくやられてしまうファミリー向けの一品。 【スルフィスタ】さん 10点(2004-04-29 02:19:35) |
32.ジュリーアンドリュースは何といってもこのメリーポピンズだ。ツンとすました鼻がイメージにピッタリ。子供心にも歌やアニメとの共演や魔法の数々にすっかりはまってあっという間に終わってしまった。今、再見すると冗長な部分もあるけど当時の印象を大切にしてこの点数です。 【VIEW-RE】さん 9点(2004-04-12 16:56:23) |
31.ミュージカル映画史に残る不朽の名作。あのアニメの滑らかな動きはさすがディズニーといったところ。とても楽しく、ほのぼのとした気持ちになっていく作品。しかし実は子供の視点を通して社会を痛烈に皮肉っている社会派映画でもあると思う。ただ単に子供向けの作品だと思って家族でほのぼの見るもよし、じっくり見て感慨に浸るのもよし。大人の視点からも子供の視点からも両方見られる奥深い作品。曲一つ取っても名曲ぞろいだし。 |
30.3回に分けて見ました。歌なく踊ってるだけのシーンはどうも眠くなってしまって...。。でも見てよかった(^-^)いきなり歌いだしたり楽しい人達だったなぁ。曲もどこかで聞き覚えがあるし、古い映画だけど、なかなか新鮮でした。 【まおあむ】さん 6点(2004-03-17 17:44:33) |
29.アットホームなミュージカル映画の傑作ですね。観てると楽しくて顔がほころんで幸せな気持ちになれます。これもメリーポピンズの魔法の一種ですね~ 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-03-10 14:05:40) |
28.本当に普通ですよ 【ネフェルタリ】さん 6点(2004-03-01 17:59:57) |
27.楽し~(^^)絵の中にいる場面が好き。ハトのおばあさんもいい。ディック・ヴァン・ダイク2役だったんだね。 【仮面の男】さん 9点(2004-02-26 00:19:19) |
26.ウォルト・ディズニーが生前直接製作に関わった最後の作品で、ディズニー自身も「最高傑作!」と自負していたそうです。だからかもしれませんが、その徹底したエンタテインメント精神はほとんど狂気に近いものを感じます(悪い意味じゃなく)。メリー・ポピンズを始め登場人物は皆キュートだし(え、子供たち?・・・・・・うーん、でも、ほら、歌声は可愛いから、いいじゃん)、正にサービス満点。でも僕が一番好きなのは、その楽しい部分ではなく、冒頭でメリー・ポピンズが街を見下ろしている所と、ラストで彼女がバンクス一家の元を去っていく所。深読みしすぎかもしれないけれど、あのちょっと寂しげで、でも満足そうなメリー・ポピンズの微笑みは、エンターテイナーとしてのディズニーの実感、つまり「僕らは一生懸命楽しい作品を作るから、皆さんは家族みんなで楽しんで、幸せになって下さいね」という「思い」が反映されてるような気がしました。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-02-21 13:14:29) (良:1票) |
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25.初めて見たのは、小学1年生のときでした。 絵本の一場面かと思わせるような、きれいなシーンと アンドリュースの歌が素晴らしい一作 【T-zen】さん 8点(2004-02-03 14:23:44) |
24.ずばり、人類の至宝。特撮技術と映画の内容は弱い相関関係でしかないことがまざまざと頷けます。マトリックスのテクノロジーでメリーポピンズを作っても、きっと幼稚な駄作といわれるだけでしょう。 |
23.小さい頃、実写とアニメの混合が怖くて見れなかったのですが、最近また見てみました。面白いです。笑えるとこもけっこうありました。純粋な気持ちに戻れます。歌も良かった。煙突掃除の人たちのダンスが凄いです。カッコイイです。 【あかねぇ】さん 10点(2004-01-08 14:19:13) |
22.技術が古びても、ストーリーが古い時代の物になっても、古びないものってやっぱりあると思う。時代はどんどん過ぎて行って、もう子供たちは「ジョーズ」を観ても眠れなくなることはないのかも知れないし、次の時代の子供たちは「マトリックス」を観てチャチなSFだと鼻で笑うのかも知れない。でも、やっぱりどんな時代でも、小さな子供たちには空を飛ぶ夢を見てもらいたいし、絵の中に入っちゃう!指先をパチンと鳴らすと部屋があっという間に片付いちゃう!煙突掃除のおじさんたちと、街じゅうの屋根の上を駆け回っちゃう!そんなことが出来たらいいな~、と思っていてもらいたい。空想は、人類だけに許された最大のパワーです。この映画を観るたびに私は、どんな時代がやって来ようと、この映画だけは大人からも子供からも、愛されていて欲しいな、と思います。 【anemone】さん 10点(2003-12-26 22:57:38) (良:3票) |
21.よい。 【あしたかこ】さん 9点(2003-12-17 16:04:17) (良:1票) |
20.かわいい話だと思う。チムチムニーの歌もいいけど、鳩に餌をあげてる淋しいおばあさんのところの歌が好き(なんて歌か知らないけど)。お父さんと心が通い合ってよかったねーと思う一方で、お母さんはなにやってたんだろうと疑問にも思った。でも彼女は彼女で女性の社会進出を目指してたし、おもしろいからOKです。 【yukaori】さん 8点(2003-12-08 04:31:02) |
19.傘に乗ってあんなお手伝いさんが飛んできてくれないかなあ(笑)。楽しい話ですよね。煙突掃除の”チム・チム・チェリー”の歌が好きです。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-01 00:00:15) |
18.初めて見たのは小学生の時、でもイマイチ楽しめなかった。もう一度見直してみたいとは思ってる。 【ディーゼル】さん 5点(2003-11-27 21:26:13) |
17.音楽も、アニメとの合成もわかるけど、ものすごい感動作とはやっぱり言えない。楽しいけれどノリにイマイチついていけませんでした。子供はもうちっと可愛い子がいなかったのか? 【ブルー・ベア】さん 5点(2003-11-03 10:49:52) |
16.何十年ぶりかに観ましたが当時の感動がそのままでした。 【だだくま】さん 10点(2003-10-19 10:43:17) |