5.このピノキオという作品が昔の作品で良かったとつくづく思う。きっと、人間の男の子になりたかったこの「木で出来た人形」が、「機械で出来た人形(ロボット)」になっていただろうから。 |
4.かなり知られているのに意外とレビュー数が少なめ。
近年は原典に近いマッテオ・ガローネ版が世に出て、 これからディズニー実写版、ギレルモ・デル・トロ版とリリースされるらしく、 クリエイターの何がピノキオへと駆り立てるのか… ということで、小学校に上がる前に十数回見ていた記憶を手繰り寄せる。
シビアな描写もトラウマになる描写も鮮明に記憶に残っていて、 登場人物によっては救いのない顛末を迎えたりと82年後の今なら問題になる箇所も少なくない。 ただ、反面教師として見ると非常に教育的で、これでも原作に比べてかなりマイルドらしい。 ディズニー実写版のさらなる改変にむしろ不安を感じるくらいだ。
今のアニメーターなら真似できるのかと思うくらい、手描きでの表現力は最高峰。 思い出補正で甘めの点数になってしまいますね。 【Cinecdocke】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2022-09-11 00:13:08) (良:1票) |
3.たぶんリバイバル上映で幼い頃に映画館で観たのが最初です。が、人の形をした人形に恐怖を感じていた幼い私にとって、人形が魂を持って動くというこの作品は、ホラー以外の何ものでもありませんでした。大泣きして途中で劇場を追い出された記憶あり・・・。中学生くらいからようやく観ても怖くなくなりましたが、ピノキオのバカさ加減にはイライラしてしまい、お話はそんなに好きではありません。しかし『白雪姫』同様、第二次世界大戦よりも以前にこのクオリティーの長編アニメという事でこの点数を献上します。 【movie海馬】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-01-13 03:20:30) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 人間になりたいと願う木の人形ピノキオの眼を通して大切な心を教えてくれる素晴らしさ、ピノキオが初めて自由となって動き回る中で身勝手な行動、嘘を付いたりすると罰を受けることを知る。鼻が長くなる。ピノキオを自由にしてくれた女神のような存在の妖精から教えてもらう人間社会の厳しさ、そういうことを包み隠さずに教えてくれる。アニメという実写では不可能なアニメならではの世界で生きるという意味を力強いメッセージで見せるこの映画の奥の深さに感心させられる。ピノキオの産みの親、ゼッペットのピノキオに対する愛情の深さ、温かさが身に染みて感動させられた。出てくるキャラクターの面白さもウォルト・ディズニーのアニメの凄さ、面白さであってとにかく面白い。今みたいにCGなんて無かった時代に一つ、一つの作業の難しさを丁寧に描ききっている点も素晴らしく、ピノキオの動き、表情どれをとっても素晴らしい。特に鯨から逃げるシーンの迫力と映像の美しさ、映画主題歌の「星に願いを」という意味の持つ力、願いは必ず叶う。そう信じて疑わない映像の魔力ここにあり!それにしても声優に関して吹き替えで観るとスネ夫とルパンとが一つの映画の中で聞けるなんて何て贅沢さだ!今の「ドラえもん」も好きだけど旧「ドラえもん」ファンでもあって「ルパン」ファンでもある私にはそういう楽しみを感じることも出来る映画である。 【青観】さん [DVD(吹替)] 9点(2011-03-10 20:52:26) (良:1票) |
1.ものすごく久しぶりに見たのだが、人間がロバになるシーンが怖かった。もちろんこの映画小さい時に何回も見たのだが、自分が当時このシーンを見てどう思ったのかが気になる。でもやっぱり、ディズニーアニメはウォルトがかかわってた頃のほうが成長した今見ても面白い映画が多いような気がする。 【イニシャルK】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-03-14 17:31:13) (良:1票) |