8.《ネタバレ》 ジョーとテリーの銀行強盗ストーリーだけなら良かったと思います。 ケイトの存在と頻繁に挿入されるラブストーリーが見事に話の腰を折っています。 おかげで、軽快なテンポは失われ、単調でダラダラした展開を見せられることになります。 それでも不思議と最後まで飽きることなく見ていられるのは、役者の力が大きいのでしょうか。 ジョーとテリーのインパクトは際立っていて、見る人の興味をひきつけます。ケイトがいなくても、二人のコメディアクションだけで十分クオリティの高い作品に仕上がったのではないかと思われます。 ストーリーだって、銀行強盗パートは面白い。『お泊り強盗』という有名人になって、国中にファンができる展開が愉快。 やはり恋愛パートのウェイトが大きすぎるのが、デメリットになっている気がしますね。 それに、ジョーとテリー、とりわけジョーの性格からしても、二人がそこまでケイトに熱を上げる展開にやや不自然さを感じます。 戦線離脱したと思われていたハーヴィーが、婚約者を連れて銀行強盗のサポートをするラストは良かったですね。前半の伏線も上手に使っています。 こーゆーエピソードをもっと盛り込んだストーリーに仕上げてほしいものです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-09-14 13:21:50) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 脱走して押し入った宅でカップルが『大脱走』見てたり、ボニー・タイラーの「ヒーロー」BY『フットルース』をバックにヘッドバンキングしながらの野菜カットがあったり、『或る夜の出来事』のジェリコの壁が出てきたり、『エディ・コイルの友人たち』のお泊り強盗があったり、最後に襲う銀行がアラモ銀行だったりといった引用の嵐はそれなりに楽しめた。中でも『或る夜の出来事』の引用はスクリューボールコメディ、つまりいがみ合う二人が惹かれあうようになることの伏線でもあったわけで、ジェリコの壁を引用した二人ではなくそのときいがみ合っていた二人のその後を暗示していたというニクイ演出に唸った。ブルース・ウィルスが冒頭一人で暴走しているときは良かったんだけど、徐々に三人の中の一人って立ち居地に落ち着いてくると妙に浮いてきた。バリー・レビンソンはいつも大物俳優をうまく使いこなしているんだけど今回はブルース・ウィルスの我が勝っちゃったってかんじ。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-22 17:12:31) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 泥棒と詐欺は嫌いなのでなるべくそういう映画は見ないようにしているが、ソーントンの愁訴演技をチラ見して食指が動き、改めて録画してみました。 …残念な映画。せっかくウィリスとソーントンというコメディのできる役者をそろえたのに、笑いを軽視している~。三角関係なんかどうでもいいんだよ。笑いだ、笑い。 カツラとか変な服装とか見た目の工夫をしているわりには、演出のセンスがイマイチなので笑いが足りない。 ウィリスの真顔ボケと、ソーントンの愁訴だけでガンガン押していくべきだったのだ。私はウィリスの真顔ボケをけっこう評価しているんだけど、あんまり生かされていなかった。なまじブランシェットなどという大物を使ったために、女ネタにこだわらざるを得ず尺を無駄にしてしまっている。本末転倒。 やりようによってはすんごく笑える作品にもできたはずなのに、もったいないことだ。おなかいっぱい笑わせてくれる一品は、シリアスで賞を取る映画よりはるかに価値があるというのに。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-21 20:45:21) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 全体的なセンスはイマイチ。この手の映画に重要なクールさが物足りない。また、女の性格が不快。途中ラブストーリーになるところも退屈。何もかもうまくいきすぎてスリルがない。最後もネタ晴らしが早すぎる。 などなどおおむね、ダメっぽいんですが、オープニングにうまく繋げるオチはなかなかで、それだけでも悪い印象は残らない。バイオレンスもほぼなく、良くも悪くも一般向け。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-15 18:04:02) (良:1票) |
4.意外なラストに大いに笑わせていただきました。オープニングからずっと物語のラストを匂わせるシーンが連続していたので、ある程度警戒しながら見ていたのですが、けっこう意外な形で話が終わりました。ストーリーの整合性とか、少し?な部分もありますが、細かい事はあまり気にならない間抜けで、それでいてカッコイイ映画でした。ただ、皆さん仰るように三角関係のシーンは少しだけかったるかったかな。見終わって爽快感が残る作品ですので、重苦しい気分の時に対抗薬としてみるには最高かもしれません。 |
3.思いつきとは言え「お泊り強盗」というのは初めて聞く話で、トントン拍子に仕事が巧く運ぶ様子は心地良いが、後半、男女の三角関係(しかも奇妙な)が中心となるにつれて、話が急にもたつき始める。さらに、仲間の一人がスタントマンであるということがあまり生かされていない為か、ラストの大芝居も唐突にしか感じない。バリー・レビンソン監督としては、粋でお洒落なコメディを目指したようだが、よほど苦手な分野のようで、上手く行ったとは言い難い。ただ救いは、三者三様の強烈なキャラによる力演に尽きる。 【ドラえもん】さん 7点(2002-02-03 16:30:27) (良:1票) |
2.素直におもしろかったーって言える作品だと思います。かなり笑わせてもらいました。 【パピコ】さん 9点(2002-01-15 12:23:35) (良:1票) |
1.全然期待してなかったけど、痛快銀行強盗もの!色んなシーンに色んな音楽を流しててそれがとても印象的!ラストは大いに笑えた!気持ちいいです! 【ひよこ】さん 8点(2001-12-18 00:57:00) (良:1票) |