4.7人? ストーリーとしてはっきり「暁の7人」に入っていると分かるのは3人しかおらず、あとの人間に対する掘り下げが浅すぎます。暗殺劇の顛末はなかなかに面白いのですが、ストーリーとして最も盛りあがるその部分が中盤に配されているため、それ以降が尻すぼみになってしまった感は否めません。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-13 02:04:03) |
3.史実に基づいて作られた映画というのは、時として、非常に重たいものを感じます。もちろん、どれだけ忠実に描かれているかは知る由もありません。ですが、この映画はかなり客観的に描かれているのではないでしょうか。そして、網羅的(こんな言葉があるのか?)だと思います。特殊部隊として、あるいは、レジスタンスとして勇敢に戦う人の姿、暗殺の犯人を探すために、村を一つ丸ごと破壊したという史実(実写フィルムもありました。)そのために、いたたまれず?犯人を密告する人の姿、最後の舞台となった教会の外で事の成り行きを見守る女性の姿。やがて2発の銃声が・・・。なんともため息の出るような結末です。そして、国家反逆罪で処刑された人等を最後で伝えていました。歴史として、そういう事実があったというのが、ひしと伝わって来る映画だと思うんです。重いんです。だから迷ったあげく、10をつけちゃいました。もちろん、ちょっとした疑問もありますよ。暗殺時に投げられた手榴弾って、実際、あんなにシケてんの?とか。最近見たわけではないのですが、印象深いので、つい記入してしまいました。あ、そうそう、邦題は無視した方が良いと思うのです。僕は、7人を特定できません。 |
2.ナチスドイツ占領下のレジスタンスの悲劇ですね。同様のテーマを扱っているものとしては、ワイダの「地下水道」なんかがありますけど、こちらはカラー画面の分、かえって損をしている気がします。実話に基づいているけど、ストーリー中に恋愛の要素はいらないなあ。でも、自由のためにとはいえ、暗殺で物事を解決するのは私は賛成できません。 【オオカミ】さん 7点(2002-04-28 16:08:38) |
1.”7人”と名のつく映画では一番悲劇的な終わり方の映画だと思います。レジスタンス活動が映画では華々しく映るものですがこの映画ではとにかく地味で地道な活動で少ない代償で大きな成果をという希望的な生き方をする7人にただ空しさだけを覚えました。 【奥州亭三景】さん 8点(2001-12-03 19:16:03) |