9.一見、文芸大作風の佇まいではありますが、それにしては、しがない小作農の倅である主人公が、妙にムキムキ過ぎて、なんでこんなにムキムキなのかというとそれは主人公を演じているのがトム・クルーズだからであって、結局、中盤は賭けボクシングのシーンが長々と続くことになり、文芸大作らしからぬ格闘アクション映画へと変貌する、という寸法。うん、こうでなくては! 伏線というか、同じモチーフが映画に何度か登場してて、それは例えば、人の死?に伴いカメラが上昇するシーンとか、手際よく洗濯するシーンとか、そういうヤツですけれども、そのセンで行くと、「トム・クルーズの股間をニコール・キッドマンが覗き込むシーン」ってのも、映画のどこかにきっと繋がっているハズ、なワケです。きっと、あの股間に置かれた鉢の下には、「荒野に突き立つ旗」か何かが、あったのではないでしょうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-10-23 20:25:21) (笑:1票) |
8.《ネタバレ》 邦題からは、もう少し「開拓」という言葉の意義を実感させるようなストーリーを想像していたんだけど、馬の駆けっこの一発勝負でした。それで望むものが手に入るのなら、なぜボストンあたりで殴り合っていたのか理解に苦しむ展開です。「土地」を得ることを遺言にした父の想いに応える大河的な物語を装いながら、中身はメロドラマ。それは別に悪くないんだけど、原題も含めてタイトルには合ってませんな。遠く外側へ向かって広がるというより、心の内側に向かって収束して行くような話でした。あの人が最後に生き返るのはミエミエだったけど、死んだまま終わるよりは良かったかな。2大俳優が若かりし頃に、がむしゃらに頑張っていたことは伝わって来ました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-01-03 12:49:20) (良:1票) |
7.原題「Far And Away」・・・今思うとトム・クルーズとニコール・キッドマンの仲を予見したタイトルだったのか・・・。 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 21:48:28) (笑:1票) |
6.ロン・ハワードがいかに往年のハリウッド映画を愛し、その正統的な継承者であるかを見事に証明してみせた、彼の最大の野心作にして最高傑作。であるのに、なぜこうまで本国アメリカはもちろん、日本でも注目されないままなんだろう…。実際、「あっ、ここはハワード・ホークスだ!」とか、「これってジョン・フォードの『アイアン・ホース』そのままじゃん!」とか、単なるモノマネに終わらない引用が画面に豊かさをもたらし、トム・クルーズとニコール・キッドマンのふたりも大健闘しているっていうのに。クライマックスは、『シマロン』ばりのランドレースの大スペクタクル。これに興奮&感動できない向きとは、何も語る気にはなりませんっ! 【やましんの巻】さん 10点(2003-08-20 11:03:59) (良:1票) |
5.じっくり観れておもしろかったです。トムが生きててよかったー! 【みんみん】さん 5点(2003-04-28 22:58:23) (良:1票) |
4.トムのファイトクラブ最高!! |
3.時代物いい!!ドラマなのに笑えるとこも結構あってお勧め!! 【とことこ】さん 9点(2002-09-26 11:46:42) (良:1票) |
2.良作 【4U】さん 7点(2002-06-07 23:27:24) (良:1票) |
1.静かでいい映画。かなり好きです。 【アサリ】さん 8点(2002-03-07 03:13:38) (良:1票) |