《改行表示》 5.キング原作の作品中、唯一原作をはるかに上回った奇跡の作品だと思ってます。(当然ショーシャンクなんて、 原作の足元にも及ばないとは言いませんが、明らかに劣ってます。なので、なんであんなに高評価なのか個人 的には疑問です。) 小説では感じられなかった情緒というか、寂寥感というか、何ともいえないアメリカの寂れた空気がヒシヒシ と伝わってきます。また、ラストに向かっては、話が一気に進んでいくのでダレません。本当は9点レベルで すが、サラのとったある行動(そのストーリー)がどうしても納得いかない(共感できない)ので、マイナス 1点です。どんな行動かは、見て頂ければわかるかと。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-18 23:48:39) (良:1票) |
《改行表示》 4.ちょっとSFっぽい設定に、サスペンスとスリラー色を加えた面白い作りの映画。 とても取っつき易い身近な状況設定で、鑑賞者を物語に引き込むストーリーの流れは、 相変わらずスティーヴン・キングらしい。シナリオもそつなくまとまっているとは思うけど、 一番印象に残っているのは主役のクリストファー・ウォーケン。いぶし銀の俳優さんらしく、 何をやらせてもうまい。本作では本当の教師に見えるし、主人公の哀愁感も伝わってくる。 小振りで地味な作品ではあるけど、それなりに楽しめる佳作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-04 00:54:30) (良:1票) |
3.昏睡状態から5年経ち、予知能力を持った主人公が、上院議員が核兵器のスイッチを押すのを阻止するって目的に比べると、話があまりにこじんまりまとまっている気もしましたが、演出にムダがなく、出演陣の演技も見事で素晴らしかったです。淡々と進むクローネンバーグの演出と、サイキック的な部分をクローズアップせず、人間ドラマに重点を置いた点が完成度を高めたと思います。「君には5年前でも、僕には昨日の事さ」が切なかった・・・。欲を言えば、主人公が正義感に目覚める精神的なプロセスをもう少し細かく描いて欲しかったかな?とも思いました。でも中だるみが全く無い秀作です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-03 23:46:24) (良:1票) |
2.クローネンバーグときて この題名やからてっきり、ドログチュのバリバリのホラーを想像してたんやけど、全然違っててん。淡々としてて派手なアクションもなけりゃ、ドキドキするサスペンスもないねんけど、まさかね~、クローネンバーグの映画で自分がちょっと泣いてしまうとは。ただ、俺は、なんかねー、見終わった後、勇気みたいなもんをもらってん。覚悟を決める勇気かな。自分の明日を捨て誰にも理解されずとも自分の中の正義と使命を遂行しようとする男の姿を見せられると、こっちまで熱くなってくるわ。そら、彼の明日は絶望しかないから捨てる覚悟ができたかもしれんけどね。でも自分を見失わず静かに生きる主役を演じるクリストファー・ウォーケンの演技には惹きつけられるモノがある。もしあなたが、今、すんごい落ち込んでて、明日を変える勇気が欲しいと思ったら、クリストファー・ウォーケンに思いっきり感情移入しながら、この映画を観ることをオススメします。幸せを失った悲しい男の生き様に何かを変える覚悟みたいなもんを得られるかもしれへん。ほんで、ひょっとしたら、あなたのデッドゾーンも変わるかも。 【なにわ君】さん 10点(2004-11-13 23:47:26) (良:1票) |
《改行表示》 1.この映画のせいで、ウォーケンにハマりすぎて一時頭おかしかった。彼の出演作品全制覇したのはこの映画のせい。罪な映画である。 もうほんとね~、哀しい役をやらせたら彼が世界一ハマると思う。それくらい、ジョンスミスは彼のための役柄だった。カテキョのシーンやばい。なにあの色気。 【Ronny】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-10-11 00:14:09) (良:1票) |