映画『フロム・ヘル』のいいねされた口コミ・レビュー

フロム・ヘル

[フロムヘル]
From Hell
2001年上映時間:124分
平均点:5.84 / 10(Review 176人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-01-19)
ホラーサスペンス犯罪ものミステリー刑事もの歴史もの漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-11-13)【イニシャルK】さん
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監督アルバート・ヒューズ
アレン・ヒューズ
キャストジョニー・デップ(男優)フレッド・アバーライン警部
ヘザー・グレアム(女優)メアリ・ケリー
イアン・ホルム(男優)ウィリアム・ガル卿
ロビー・コルトレーン(男優)ピーター・ゴットレイ
イアン・リチャードソン(男優)チャールズ・ウォーレン卿
カトリン・カートリッジ(女優)ダーク・アニー・チャップマン
ジェイソン・フレミング(男優)ネトレイ
ソフィア・マイルズ(女優)ヴィクトリア・アバーライン
イアン・マクニース(男優)検死官 ロバート・ドラッジ
ドミニク・クーパー(男優)巡査
スーザン・リンチ〔1971年生〕(女優)リズ・ストライド
平田広明フレッド・アバーライン警部(日本語吹き替え版【VHS/DVD/テレビ東京】)
日野由利加メアリ・ケリー(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
石森達幸ウィリアム・ガル卿(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
仲野裕ネトレイ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
福田信昭ピーター・ゴットレイ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
三宅健太検死官 ロバート・ドラッジ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
松岡文雄チャールズ・ウォーレン卿(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
長克巳ベン・キドニー(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
甲斐田裕子メアリ・ケリー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲垣隆史ウィリアム・ガル卿(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
玄田哲章ピーター・ゴットレイ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
堀勝之祐ベン・キドニー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大木民夫チャールズ・ウォーレン卿(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作アラン・ムーアグラフィックノベル「フロム・ヘル」
脚本テリー・ヘイズ
ラファエル・イグレシアス
音楽トレヴァー・ジョーンズ
編曲トレヴァー・ジョーンズ
主題歌マリリン・マンソン"The Nobodies"
撮影ピーター・デミング
製作ドン・マーフィ〔製作〕
20世紀フォックス
製作総指揮アルバート・ヒューズ
アレン・ヒューズ
エイミー・ロビンソン
配給20世紀フォックス
特殊メイクニール・ゴートン
美術マーティン・チャイルズ(プロダクション・デザイン)
衣装キム・バレット
編集ジョージ・バワーズ
ダン・レーベンタール
字幕翻訳石田泰子
その他ナイジェル・ホーソーン(サンクス)
トレヴァー・ジョーンズ(シンセサイザー演奏)
あらすじ
1888年のロンドン・ホワイトチャペル通り。ここで娼婦ばかりを狙った残虐かつ卑劣な殺人事件が多発。この事件を担当する事になったのはアバーライン警部(ジョニー・デップ)。阿片中毒者の彼は、阿片を吸引することで事件を透視できるという不思議な能力を持っていた。幻覚と共に捜査を進めるうち、娼婦のメアリ(ヘザー・グラハム)と出会い捜査協力を求めるが、彼を嘲笑うかのように殺人は止まらない――。当時、イギリスを恐怖に陥れた<切り裂きジャック>による迷宮入り連続殺人事件を、数ある説の一説からヒューズ兄弟が映画化。
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2.ネタバレ 当時のロンドンの風俗を知る上では、とても興味深い作品だった。階級制度の厳しい地で娼婦たちが生きていくには、ぶどうも口にできないほどの貧困ぶりとは。女優たちがすばらしい。彼女たちの汚れきった衣服に、食事マナーや会話などの行儀の悪さは、本職かと思えるほどの板のつきようだ。他に、ユダヤ人に対する偏見、上流知識階級の専横ぶり、どれ一つとっても細部まで鮮明に描きこまれているため、ヒエラルキーの三角形が鮮やかに見え、舞台設定に迫真のリアリティがあった。徹底的に下級階層の人権を否定する輩のおぞましさは、いわずもがなというところ。また、ストーリーとしては、王子の結婚式を娼婦たちが目撃したという発想がユニーク。デップとロビーのコンビもかなりいい線いっている。初めにロビーが酩酊中のデップを平手打ちしたくだりでは、身分が逆か!と驚かされた。随所に粋なセリフも光る。なかなかいい映画だと思う。しかし、暗い映画館では決して見たくない、とも思う・・・・・・。
tonyさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-31 21:14:55)(良:1票)
1.ネタバレ 数ある「切り裂きジャック」の解釈作品の中ではトップクラスの完成度。陰鬱な霧の中に多くの悲喜劇を包み込んだ、雑多で不潔な19世紀末のロンドンを見事に表現している。死体や血飛沫のリアリティや、光と影をうまく使った映像表現など、細部にセンスとこだわりが見られる。

「切り裂きジャック」の魅力は、その謎解きの魅力とイコール。永遠に答えが出ないからこそ、人々の好奇心や探究心をくすぐり続ける魅力がある。そこにあえて「答えの出ない合理的解釈」を試みるからこそ、切り裂きジャックと、そして娼婦たちは永遠の命を得るのである。従って、「無意味に人を殺しまくっていた方が面白い」、なんて解釈をしていては、謎を追求することで進化してきた「人間の好奇心」の大切さすら忘れてしまうだろう。

そんな数ある解釈の中でも、この英国王室絡みの動機は、五人の娼婦殺しの謎と有機的に結びついていて、非常に説得力があり、他の多くの謎の説明にもなっている。

ただ、怪しげなフリーメーソン等、ちょっと雰囲気で誤魔化していて、あまり切り裂きジャックの謎解きとは関係無い部分があるのは残念。史実と違う部分も多いが、あえて変更を加えても、少しだけ希望を残すという終わり方には、いい意味で監督の独自の解釈が見られる。

後世の人間が、こうした謎解きを楽しめるほどに語り継がれる伝説となったことが、殺された娼婦たちに対するせめてもの慰めだろう。
FSSさん 8点(2004-08-13 16:56:28)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 176人
平均点数 5.84点
010.57%
110.57%
231.70%
3116.25%
4147.95%
54525.57%
64022.73%
73318.75%
81910.80%
963.41%
1031.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review4人
2 ストーリー評価 4.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 4.62点 Review8人
4 音楽評価 5.20点 Review5人
5 感泣評価 1.33点 Review3人

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