《改行表示》 6.《ネタバレ》 モンスターと少女が水辺で遊ぶシーン、これは間違いなく名シーンなのだが、描かれ方が淡白なのが残念。 しかしさぁ、勝手に作っておいて、最後に火あぶりはアンマリだぁ。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-12-15 19:25:15) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 冒頭で教授が作品について解説しているが、その場面が一番怖いかも。 一番ぶっ飛んでいる。 光の当たり方のせいか、かなり教授が変に歪んでみえる。 フランケンシュタイン博士の精神的に病んでいる感じが表情にとてもよく出ていた。 なにかにとり憑かれた様な彼の表情にはとても威圧感がある。 重苦しいお墓の曇り空や枯れ木、髑髏の像がとても不吉な印象を与える。 教授が脳について授業している時と違い、誰もいなくなった教室はとても暗くて不気味だった。変に静まり返っている。 骸骨の標本がね、講義のときはみんなの笑いモノにされていたけど、 暗い講義室ではとても不気味な影をつくっている。 急に音がするけど、あの音もとても怖いと思う。 フランケンシュタインの研究所(見晴台?)も不気味。 階段とか部屋のパースがメチャクチャだった。 パースが歪むとそこに変な奥行きが存在する。 「怪物」がとても扱いにくい危険な存在として描かれていたのがとても怖かった。 怪物は恐怖の象徴だ。怪物の冷たい笑顔は死を連想させる。 あの冷たい無表情(笑顔も冷たい)、大きな手と指がぎこちなく動く感じ、黒い服、角ばった骨格に大きな身体、のっそりのっそりと歩く姿、、、とても不吉な感じ。 ドアをこじ開けようとする怪物の狂暴さがとても怖かった。 先頭シーンからも怪物の怪力、凶暴さが伝わってきて緊張感があった。 また、研究所で怪物の「影」がとても上手く効果的に使われていて、 怪物により巨大感をあたえて、迫ってくる感じがした。 召使の悲鳴、死に方がとても不気味。 少女の「バイバイ」の仕草が好き。それに答える父親の仕草も好き。 少女を湖に落としたとき、怪物はとても慌てた表情をする、その表情が印象的だった。 でも怪物よりも人々の結束が怖かった。あの火の明かりが大量になって迫ってくる迫力、村人が束になったときの迫力はとても凄かった。そういうのが何故か怖かった。 最後の岩山も風車もとても陰鬱なんだよね。 あの風車が燃えるシーンは、いろいろな作品に影響を与えているかもしれない。 燃える火の中での怪物の叫び声がとても凄まじかった。 暗くて不気味な作品です。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 02:53:31) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 まあ、普通の脳を落としてなければ・・・・・。そしてその後安易に犯罪者の脳を持って行かなければ・・・・・という感じですね。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-09-19 10:43:49) (笑:1票) |
3.皆さんのおっしゃるとおり有名なシーンが数多くある怪奇映画の古典ですね。人造人間の造形はもちろんのこと、別監督の手によりリメイクされたりでいかに映画人に愛されているか見ておおいに納得です。(怪物というより、あえて人造人間という言葉を使わさせていただきます) 人造人間が少女と花遊びをするところや炎上する風車小屋での哀しいラストなど共に有名ですが、個人的にはフランケンシュタイン博士が人造人間を蘇生させるまでの過程が好きなんですよね。こだわりにこだわったケレン味たっぷりな実験装置に凝りに凝ったセット美術。怪奇物の雰囲気をこれでもかと言わんばかりに醸し出しておりゾクゾクさせてくれた。科学が今現在のように発達していない当時、死体に強力な電気エネルギーを与えると生き返るのでは、と本気に思った観客は少なからずいたのではないだろうか。そのくらいハッタリ度充分な演出です。またこの映画は単なる恐怖ものではなく、神をも恐れぬ科学の暴走が悲劇をもたらすという側面を持っています。ところが、同じホエール監督が手掛けた続編(むしろ番外編という感じだったが)「フランケンシュタインの花嫁」では、笑うに笑えないブラックなトーンに包まれたパロディ色の強い作風となっており、両作品のその余りの方向性の違いに唖然としたのを覚えています。 【光りやまねこ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-04 00:35:28) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 「It's Alive It's Alive!」は名言。フランケンシュタインの怪物初登場シーンのクローズアップは衝撃的。凶暴な怪物でしか有り得なかった彼が、少女と出会った時に見せた笑顔や燃える風車小屋の中で悲鳴を上げるシーンには、儚くも人間性を垣間見れた気がする。『キング・コング』と言い、昔の恐怖映画は怖いのと同時に心に迫る感動があって良かったなぁ。 【かんたーた】さん 7点(2004-11-29 18:32:46) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 フランケンシュタイン博士のいい加減さが鼻につく。やっぱりボンボンなのね、結局は。後始末を恩師に頼んでおいて、自分だけ結婚して幸せになろうってか。そんなの許せない。絶対に許してなるものか!と思いながら観ていたので、ラストはイヤだった。なんでモンスターを火攻めにあわせなきゃいけないのよ。なんで博士は自分の手でピリオドを打たないのよ。解せない……。 【元みかん】さん 5点(2003-10-26 22:14:30) (良:1票) |