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鉄道員(ぽっぽや)(1999)

[ポッポヤ]
Railroad Man[米]
1999年上映時間:112分
平均点:5.60 / 10(Review 122人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-06-05)
ドラマファンタジー小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-04-23)【イニシャルK】さん
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監督降旗康男
助監督佐々部清
瀧本智行
キャスト高倉健(男優)佐藤乙松
大竹しのぶ(女優)佐藤静枝
広末涼子(女優)佐藤雪子(高校生)
小林稔侍(男優)杉浦仙次
安藤政信(男優)加藤敏行(旧姓・吉岡)
吉岡秀隆(男優)杉浦秀男
志村けん(男優)吉岡肇
奈良岡朋子(女優)加藤ムネ
田中好子(女優)杉浦明子
大沢さやか(女優)杉浦由美
平田満(男優)川口
中本賢(男優)飯田
石橋蓮司(男優)町長
本田博太郎(男優)坑夫
木下ほうか(男優)坑夫
田中要次(男優)坑夫
板東英二(男優)集配人
中原理恵(女優)店員
きたろう(男優)牛乳配達
高月忠(男優)国鉄職員
江藤潤(男優)新村
小林滋央(男優)運転士
飯島大介(男優)国鉄職員
本田大輔(男優)観光客
原作浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」(集英社)
脚本降旗康男
岩間芳樹
音楽国吉良一
浅梨なおこ(選曲)
作詞奥田民生「鉄道員」
降旗康男「鉄道員の唄」
阿久悠「サウスポー」
作曲坂本龍一「鉄道員」
佐藤準「鉄道員の唄」
都倉俊一「サウスポー」
編曲坂本龍一「鉄道員」
主題歌坂本美雨「鉄道員」
挿入曲ピンクレディー「サウスポー」
撮影木村大作
佐光朗(別班撮影)
ビクターエンタテインメント(撮影協力)
製作高岩淡
東映(「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会)
テレビ朝日(「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会)
東北新社(「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会)
朝日新聞社(「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会)
集英社(「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会)
玉村輝雄(製作委員)
植村伴次郎(製作委員)
佐藤雅夫(製作委員)
企画坂上順
プロデューサー木村純一
配給東映
美術福澤勝広
衣装江橋綾子
編集西東清明
録音紅谷愃一
照明渡辺三雄
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3.《ネタバレ》 あざといとか、泣かせるために作ったからこそ泣けないとか、様々な意見はあるでしょうが、こういう映画はある程度、世代を選ぶと思うのです。すべての年代に受け入れられる作品など皆無です。必ず、理解できない、納得できない部分があるから。私の場合、父親の背中を見ていて、かなりの部分この映画の主人公健さんと重なるモノを感じています。太平洋戦争の敗戦後、どん底だった日本の世の中を立て直すために働いた人達がいたから、今の日本があるわけですし、それは正当に評価しなければいけないと思うのです。高度経済成長時代、誰もが仕事に精を出し家庭を顧みないで、自分の果たすべき役割に専念した人は多かったでしょう。その影でつらい思いをした家族は可哀想ですし、家庭人としての健さんは、その事に対して責任があるでしょう。しかし、実際のところ、そうやって自分を犠牲にしてまで世の中のために働いてきた人がいたからこそ、私たちは何らかの恩恵を被ることができたとを忘れてはいけません。不器用な男の人生を、笑ったり否定したりするのは簡単でしょう。しかし、その背景にある崇高な精神や、自己犠牲の気持ちを踏みにじるようなことは、人としてどうかなと感じます。この映画で健さんは、社会的に自分の果たすべき役割を立派に果たしたが、家庭的には役割を果たせなかった。それを非難するのではなく、許すために広末は出てきたのでしょう。いわば天使のような役割でしょうね。あれで健さんの心にわだかまっていたモノがなくなり、解放されたのを見て、私は安堵と感動を禁じ得ません。
オオカミさん 8点(2003-12-10 11:07:59)(良:2票)
2.《ネタバレ》 あぁ、これは高倉健さんの遺言。とても私的なメッセージの映画だったんだな。
国鉄からJRになり、赤字合理化と人員削減、廃線に追い込まれる炭鉱時代の花形路線は、当時の日本映画業界の弱体化のようだ。
この作品で映画界から引退を考えていたかは解らないけど、まだ自分も業界も元気なうちに撮っておきたかった映画なんだろう。
健さんのセリフの「ぽっぽや」は全部「映画俳優」や「役者」に置き換えても通じそう。
雪子の作った鍋を食べながら、膝を正しての告白は、健さんから自分の周りの人たちへの、感謝の言葉に思えてならない。
健さんは江利チエミさんと結婚し、子供を授かるが中絶、離婚ののちチエミさんも亡くしている。
実の妻と子供への思いを、映画人らしく佐藤乙松を演じながら、泣きながらの懺悔をしたんじゃないだろうか。
当時まだ若い頃に見ていたら、また違った感想だったかもしれないが、自分も歳を重ねたのと、健さんが亡くなった今だからそう思える。
後出しジャンケン。後半は涙が止まらなかった。

当時売れっ子の広末涼子との共演は、健さんの希望より監督らの希望=若い観客にも高倉健の映画を見てもらいたい、ヒロスエ目当てでも良いから…じゃないかな。
最後の小林稔侍の「聴いて泣かせるうちは、ぽっぽやも、まだまだ」は、「まだまだ映画でやれるよ」という健さんへのエールだろう。
この映画が1999年という区切りの年に公開されたのも、本作以降主演作は数本あっても大きな映画賞は辞退されているのも、健さんの色々な決意の現れに思える。
しかし、ぽっぽやが健さん主演のファンタジー映画だったとは思わなかったなぁ。
そして当時の広末涼子の美しさと透明感はハンパない。昭和の映像にいきなり現代人が出てきたみたい。
あとエンディングの歌と電車の画は、まるでジブリ映画の実写版ようだった。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-02-16 00:41:10)(良:1票)
1.《ネタバレ》 最初20分くらいは、不器用もここまでくれば社会不適応者ではないか、と思ったワタシです。でも、娘に人形を買って帰るシーンで涙してからは、乙松側の観客になっていました。乙松が鉄道員以外の仕事に就かないのは、そのために犠牲になった妻子への贖罪です。見た後、とても静かな気持ちになれる映画。よかった。
なたねさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-20 23:15:10)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 122人
平均点数 5.60点
010.82%
175.74%
200.00%
3129.84%
4129.84%
51915.57%
62520.49%
72520.49%
81713.93%
943.28%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.37点 Review8人
3 鑑賞後の後味 5.62点 Review8人
4 音楽評価 6.33点 Review6人
5 感泣評価 5.12点 Review8人

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