9.娘が一番熱演してように思えました。 |
8.街のダニに妻を殺され、娘を廃人にされた平凡なサラリーマンが、恨みつらみで街のダニどもを片っ端から射殺していくという異色作。ブロンソンが演じる主人公の気持ちはわからなくは無いが、真犯人を捜し出す復讐劇ではないので何ともスッキリしない。しかしアメリカの都市部では、こんな凶悪な事件が日常茶飯事だという。しかも、財政難で警官不足。その警察も何だかアテにならない。本国アメリカにしてみれば、自警と私刑について大いに考えさせられる問題作なんだろう。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-09-21 20:03:51) |
7.リーマンの皮を被りし狼、怒りの十把一絡げ連続チンピラ殺人!治安最悪の70年代ニューヨーク、世の憤りを、嘔吐しながらブロンソンが代弁!ああ、それなのに、それなのに・・・覚醒した狼を追放したら元の木阿弥であります。ほとぼり冷めりゃ蛆虫は何処からでも湧いてくるであります。肝心要の蠅男ゴールドブラム一味はお咎めなしかぁ?!レイプシーンは「時計仕掛けのオレンジ」と同じくらいの不快さでありんす。ラストの不敵な笑みが結果的にはシリーズ化への道を開いたか。何はともあれ、感謝。合掌。 【モートルの玉】さん 7点(2003-09-20 04:33:40) (良:1票) |
6.シリーズの他の作品はひどいものだけど(まあ、見ようによっちゃおもしろいけど・・・)、これはかなりの良作。 【ディーゼル】さん 8点(2003-08-19 23:59:24) |
5.今の日本の世情も、この映画にあるような殺伐としたものになってきたような気がする。チャールズブロンソンは昔、日本の男性化粧品のCMなんかに出ていたけど、今はどうしているのか。 【くるみぱぱ】さん 6点(2003-07-08 05:10:27) |
4.チャールズ ブロンソンが少し、狂気じみた役だったのが印象にのこっている。暴力でニューヨークのすべての悪を消し去ろうとする話なのに、否定的にならない。アメリカならではの一作である異色ハードボイルド。 【本間】さん 5点(2002-11-15 18:47:28) |
3.「自警主義」を唱えた作品でこの作品の空気は後の『タクシー・ドライバー』などに受け継がれています。しかし↓の方の意見で、C・ブロンソンの主義を正当化しているとお書きになられていますが、むしろ私はそういった防衛主義に対して何の主観も入れず、冷たく突き放して描いている気がしました。つまり肯定的でも否定的でもありません。だからこそ皮肉なラスト・ショットが名シーンにつながったのだと思います。オープニングの暴行シーンは過激で観ていてキツいものがありますが、物語全編に漂う殺伐と、そして寒々とした空虚な空気がたまらなく冴え渡っていて、C・ブロンソンも渾身の芝居と言える。ミス・キャストな感は見事に拭い去られています。 【チャーリー】さん 9点(2002-08-03 18:26:53) |
2.この映画、けっこう人気があって、続編が何本か作られてましたよね?だんだん派手になって、だんだんつまらなくなっていったような・・・ 【あわぞう】さん 8点(2002-03-28 00:41:36) |
1.チンピラに妻を殺され娘も暴行されたあげく廃人にされてしまったサラリーマンが、ある事をきっかけに夜な夜な街へ出て私刑を繰り返す。初めて殺人を犯したあと嘔吐をしたり苦悩したりと、荒唐無稽さの中にも人間味溢れるC・ブロンソンの姿が描かれていく。世論の声や彼の心情を察してか、犯行を追いつめる警部がラスト、唯一の証拠品である拳銃を川に投げ棄てて見逃してやるという、まさに彼の行為を正当化して描いているところが、この作品の面白いところ。 【ドラえもん】さん 8点(2002-01-03 16:40:27) |