4.初見後・・・タイガー対シャーマンの対決における圧倒的なタイガーの強さが印象的。ガフィー軍曹の奮闘ぶりが際立つ(吹き替えカット版ゆえか)。 2回目鑑賞後・・・ドイツ側の描き方が出色。現場を預かるヘスラー大佐の強い意志と悪戦苦闘ぶり、コンラッド伍長の庶民的目線と戦争への嫌悪、経験不足の若い兵士の合唱による士気高揚、シューマッハ少佐の奇襲場面のスリル。 連合軍側はカイリー中佐の孤軍奮闘、グレイ少将の指揮ぶり、ウォレンスキー少佐の男気を堪能。ウィーバー中尉の成長物語も面白い。 実話に基づく戦争アクション映画として観たので史実と合わなくてもOK、戦車の違いもタイガーとシャーマンの比較ができればOK、雪は融けるものだからあってもなくても気にならず。 3回目・・・武器を捨て、去りゆくコンラッドに反戦のメッセージを見た。 ヘスラー大佐は「ヤマト」デスラー総統のモデル?なるほど。 気がつけば「パンツァー・リート」を何度も聴いている自分がいた。コンラッドの歌う姿が味わい深い。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-06 20:07:53) |
3.いかにも職業軍人といった感じのドイツのヘスラー大佐をやったロバート・ショーがりりしくカッコ良かった。一方米軍ではテリー・サバラスの軍曹も形は違っても、戦うことにかけては一生懸命さが伝わってきます。ジェームス・マッカーサーも最初は頼んないけど後半はドンドン成長して段々と将校らしくなっていきます。何でもやってみて経験を積むということが大事だと思いました。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-01 01:05:07) |
2.R.ショウ演じるヘスラーがカッコイイですなー。ちょっと中間管理職的な哀愁もあり、グッとくるものがあります。自然とドイツ側を応援したくなってしまいました。個人的に戦車自体には全く興味ないため、戦車の種類云々は問題なーし!ヘスラーの最期があっけなさ過ぎなのでマイナス3点! 【いわぞー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-07 21:35:18) |
1.作られたのが1965年ですから、今の技術と比べるのは間違いですよね。ところどころにちゃちな模型の爆破シーンが挿入されたり、使われている戦車がシャーマンに似ても似つかぬM24チャーフィーや(笑)、集団で動くのを観ているとなんとなくその気になってしまうティーゲル2のM47だったりだし、史実と照らし合わせても、この作戦中のカギを握っていた101空挺師団のバストーニュ攻防戦や、パットンの第3軍の北上シーンがほとんどないので、アルデンヌ攻防戦として観てしまうと物足りなさ100倍ですが、たくさんの戦車が戦闘シーンを演じる"合戦もの"として観れば、楽しめると思います。子供の頃に観たときは、ロバート・ショウのヘスラー大佐やヘンリー・フォンダの演じる役割に浮き浮きしていたものですが、今はハンス・クリスチャン・ブレヒ演じるコンラッド伍長やテリー・サバラス演じるガフィ軍曹の役割の方に注目してしまいます。ハンス・クリスチャン・ブレヒはこの作品でも「史上最大の作戦」でも「レマゲン鉄橋」でも、いずれも重要な脇役を演じていましたね。とくに本作と"レマゲン"では、充分に反戦メッセージを伝えていたと感じました。今回はテレビの正月特番で観たのですが、皆さんおっしゃっているドイツ戦車兵の合唱シーンがカットされていて、そのためにヘスラー大佐の最期のシーンでそのメロディが流れても効果が半減でした。ああいう重要な伏線のカットはよくないですね。ところで、オープニングのクレジットシーンで流れるテーマは、ショスタコビッチの交響曲第5番「革命」の第4楽章と似ていましたね。今まで何度も観ていたのに気がつきませんでした。 【オオカミ】さん 7点(2003-01-05 16:58:37) (良:1票) |