6.公開当時は小学生、ようやく初観。子供の時に買ってもらえなかったオモチャを大人になってやっと手に入れたけど結局、遊ぶわけでもなく、それで満足みたいな・・・。 「こういう話だったのか~」感想はそれだけ。 【より】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-21 01:06:55) (良:1票)(笑:1票) |
5.たった一人や二人を殺すために戦車隊まで出すのはいくら映画といえども大袈裟すぎると思うし、全体的に見ても大味で散漫な印象が強く良くも悪くもいかにも角川映画らしい大作映画という感じ。しかし、確かに悪役のキャスティングは絶妙で三国連太郎は見事なハマリぶりで、やっぱりこういういかにもワルという役をやれば非常にうまい役者だと思う。それから、成田三樹夫の声の良さにもしびれた。松方弘樹のやくざみたいな自衛隊員もはまっていたが、この映画では自衛隊を徹底的に悪として描いているのでこれが原因で翌年の「戦国自衛隊」で自衛隊からの協力が得られなかったのかなと思ってしまった。主人公を演じる高倉健ももちろんカッコイイのだが、中野良子には対してあまり魅力を感じなかった。これがデビュー作となる薬師丸ひろ子は可愛く、この頃から既にアイドルとしての素質はじゅうぶんにあったと感じる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-31 13:14:09) (良:2票) |
4.人間の証明があんまりにもひどかったのでこちらもほとんど期待していなかったが、これはそれなりに面白かった。人間の証明に比べてこちらは大物キャストがはまっている。三国連太郎が悪そうでいい。他にも舘ひろし、成田三樹夫、松方弘樹、丹波哲郎、梅宮辰夫が悪の方、強そうです。ちなみに善玉は夏八木勲、中野良子、・・さしもの健さんも分が悪いか。中盤以降は意味不明な追走劇になってストーリーが破綻してしまうのが残念。人一人殺すためにあんなに戦車だの攻撃ヘリだのを駆り出す必要があるのかねえ?いくらなんでも誰かに気づかれるんじゃないの。それにしてもようもまあここまで自衛隊を悪者にできますな。70年代の作品らしいといってしまえばそれまでなのだが。 【陽炎】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-08-10 23:34:49) (良:2票) |
3.憲法の解釈を変えて集団的自衛権の行使をしようと目論んでいる首相がいる、こんな状況で、この映画を地上波で放映できたことに驚きました。 このような映画が放映できなくなったときが、日本の平和が終わるときなのでしょう。 映画の話ですが、たった一人で巨悪に挑む男として、高倉健ほどふさわしい俳優はいないと思います。今作は、私のイメージする高倉健のイメージにぴったりです。そして、大好きだった成田三樹夫も出ているので10点にしたいけど、最後がちょっとなぁと思ったので、-2点です。 【たぬき野郎】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-01-03 00:06:37) (笑:1票) |
2.豪華な役者陣とも相まって、前半はけっこう期待させてくれたのですが、途中から健さんがスギちゃんに見えてきます。撮影のためにホンモノの戦車とかヘリとかを借りられたことが嬉しくて、自慢したくて仕方ない感じ。日本映画には、伝統的にこういう幼児性がありますね。「仕事を選ぶ」といわれる高倉健がどうしてこんな幼稚な作品に出ようと思ったのか、不思議です。ついでにいえば、せめて「戦士の休息」ぐらいフルコーラスで聞かせてほしかったかな。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-01-12 20:39:02) (良:1票) |
1.高倉健さんと薬師丸ひろ子さんが、微妙な関係で描かれていて、なかなかよかったです。残虐なシーンもありましたが、迫力あるのでOKでしょう。撮影中、高倉健さんが、薬師丸ひろ子を(海外ロケでも)常に、横に置いて、かわいがったようで、今現在でも、2人の関係はいい感じらしいですね。一緒に食事に行ったり・・・。薬師丸ひろ子が、持つ不思議な「力」もいい味出してましたし、なかなかよかったです。キャッチコピーで「お父さん、怖いよ」は、有名でしたね。ラスト、高倉健さんが撃ち殺された薬師丸ひろ子を背負って、敵、しかも大部隊に向かって行くシーンは涙が出ます。さすが、男だ!高倉健! |