20.「2001年宇宙の旅」と同じく“感じる”映画ではないだろうか。物語前半の難解さを後半の幻想的な映像で一気にぶっ壊してくれる。同時に観客をストーリーの進行から置いてけぼりにしてしまうのもまた事実だが。ストーリーの解釈云々よりも映像で魅せる作品。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-05-03 12:28:26) (良:1票) |
19.人間は誰でも心に宇宙を抱えているもの。この作品は、スピルバーグの心の内を表現した叙情詩なのだと思います。そして、二十世紀最高の美しさをたたえた映像作品です。大スクリーンで観られなかったのが本当に残念です。 【ひよりん】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-06 22:38:15) (良:1票) |
《改行表示》 18. これは、映画史に残る名作です。私はスピルバーグ映画の最高傑作だと思います! あの不思議な音楽と空間に飲み込まれそうです 【マック】さん 10点(2005-02-15 19:26:52) (良:1票) |
17.底に流れるテーマは 今もって新しい(Close Encounters of the Third Kindだもんね)。映画として見るには古くなった感のある内容であり、今となっては万人には薦め難いという意味では7点ぐらいかなあ。大画面で見ることができる人、色んな方向に掘り下げて思いを巡らすことが楽しい人には超おすすめ。 (フランス映画的なテイストを感じるのは私だけ?) 【山形】さん 9点(2004-08-05 04:30:05) (良:1票) |
《改行表示》 16.初めから終わりまで、素晴らしく、感動したSF作品。 当然ながら今宇宙人と遭遇すれば、現代人と類人猿との技術以上の差は歴然。 人がペットに接するがごとくか。少しずつ存在を知らせパニック、敵愾心を起こさせず・・・ その布石をベースに最後までの展開とその未知との遭遇のクライマックス。 未知の物体と生命体の優雅さ、美しさ、やさしさ、気配り・・・ 人類の驚きから驚き、そして驚愕から感動。 これほどSFを善意に、美しく、理想に近い形で描いた作品は稀有だ。 個人的には子供と言うより幼児のなんとも言えない可愛らしさ、愛くるしさが素晴らしい。 また最後の場面での奏者の感動の表情も特筆もの。 '09.9/21 何度目かの鑑賞。また感動を覚えた。今回はファイナル・カット版です。 初版(1977)の上映時間135分、特別編(1980)132分、ファイナル・カット版(2002) 137分。全て観ているが細かな違いが判らない。宇宙船内部のほかは・・。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-07-12 17:22:44) (良:1票) |
15.「ジョーズ」の監督がUFOの映画を撮っているという話と、断片的に聞こえてくる情報に、あれほど公開が待ち遠しかったことはない。そして予告編の緊迫感。私が劇場で観た予告編の最高かもしれない。固唾を呑んで見入った画面。UFOの美しさ。実際の事件を基にしている分、ストーリーは単純で、娯楽性が乏しいが、未知なるものへ対する科学的かつ歴史的な興味が一層膨らんでいった。有史以来、人類が体験した不思議な出来事への1つの答えを、当時、最高だったハリウッドの技術とアメリカの科学、そして、天才監督の夢で解釈を試みた作品である。夢だけは30年経っても決して色あせない。 【パセリセージ】さん 9点(2004-06-28 19:18:21) (良:1票) |
14.こんな映画とは遭遇したくありません。 【ピルグリム】さん 2点(2004-06-28 15:03:28) (笑:1票) |
《改行表示》 13.まさにわけわからん映画です。いや、映像は良いですよ?特撮も凄く良くできてると 思います。映像も美しかった。音楽でコミュニケーションとるのも、なるほどな~ って感じで納得してましたが……だから何? まさに未知と遭遇したものが陥る状況を客にも与えるわけですよ。情報が足りない。 まさに情報が足りない。この映画は情報を客に与えていない。音楽で何か会話にも なってない“話し合い”が成されたことしかわからない。劇中の人間も観客も目の 前に起きてることがつまりどんな意味合いをもっているのかまったく分かって無い。 分からない。なんとなくそうなんじゃないかとしか思えないし、周りが笑顔なら なんとなく友好的な気分になれる……本当にそうか?冷静に考えるとなにひとつ わかっちゃいないぞ。 もしも客をそんな状態に陥れる事が狙いなのなら、スピルバーグは一休さんで、 客はとんち喰らった殿様ですかね。 【マンダム】さん 4点(2004-06-28 11:56:18) (良:1票) |
《改行表示》 12.いまいち何が言いたいのか分からん作品。文字通り「未知なるもの」を映像化するスピルバーグのセンスは確かに素晴らしいが、相変わらず、この頃から見られる、「万人受けを狙った無難なヒューマニズム」でまとめようとする感覚はどうしても受け付けない。 音楽や手話であっさり宇宙人とコミュニケーションが取れたり、素直に誘拐した人間を帰したり、研究のための人間にやたら協力的だったりと、まるで「愛さえあれば世界はハッピー、ラブ&ピース」と言わんばかりの能天気な内容。 まあ宇宙人に限らず、人間でも見知らぬ者同士の意思疎通では、相手を敵と見なして警戒するも信用するも、色々な偏見を含めた第一印象の良し悪しに左右される点では同じだけど、そんなことは分かりきってるワケで、やはり基本的に作品としての問題提起が弱いと言わざるを得ない。 そうかと言って、エンターティメント性が高い訳でもなく、全体的にダラダラしている割に、登場人物にこれといった活躍も無いし、ラストの終わり方もえらく唐突であっけない。途中に出てきた牛や羊の死体がキャトってあったら笑えたんだけど。どうもこの作品も自分の感覚からすると、少し神格化され過ぎているように思えてなりません。 PS.関係ありませんが、個人的には「宇宙人はいても宇宙船を建造して地球にまでやって来ることはないだろう」派です。 【FSS】さん 4点(2004-06-28 11:31:44) (良:1票) |
11.見てから一週間考えましたが、やはり結論は面白くない。未知の生物が地球にやってきて、交信することができて、ここから何か始まるのかと思ったらエンドクレジット。これだけの映画なら、そこに何か問題点やら考えさせられるものが潜んでいると期待していたのですが、どうやらただのエンターテイメントだったようです。その上、今となっては似たような映画が多く作られてしまっているので、視覚を満足させることも、おそらくはできないでしょう。 【マクドウェル】さん 4点(2004-06-28 10:24:59) (良:1票) |
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10.《ネタバレ》 平和な映画です。というより、平和を求めた映画です。特撮や音響効果も、全ては、ラストのオーケストラ的クライマックスに集束されていくための道具です。きらびやかな装飾性あふれるマザーシップも、宇宙人との交信も、「何か」を伝える、「何か」を感じる、その体感、つまり大きなコミュニケーションこそが必要だと言ってるような気がします。スター・ウォーズとは対極にある映画です。人類に本当に必要なものは「武器」ではなく「平和」の心。「平和」を愛する心を持ってくださいと、その願いが、エンドクレジットに流れる「星に願いを」に託されていると思います。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-01 22:28:32) (良:1票) |
《改行表示》 9.《ネタバレ》 スターウォーズとともにひとつの時代を作った映画。 今思えば、この時代は「本格的大作SF映画」がいくつも製作されていたように思います。 (それから40年、本格大作SF映画はついに「インターステラー」として見事に花開きました) この映画、一見、壮大かつ奥の深そうな映画のように見えるわけですが、良く考えると実はたいした内容ではないんですよね。 「なんかありそうな雰囲気→結局UFOが出てくる」というただそれだけの映画で、日常生活の中の違和感を描くことに重点を置かれる話作りは、スティーブンキングの作風を思い起こさせます。(キングはこの映画の頃はまだド新人だったわけですが) そんな(地味で面白味のないストーリーにも拘わらず)、あのマザーシップの出現シーンには息を飲んだ事を覚えています。 この映画は、内容から点数をつけるとあまり高得点にならないかもしれない非常にむつかしい映画なのですが、映画史の中でこの映画が存在する事自体に意味があるというその事実が、この映画が名作であることを証明してくれている映画だと思います。 そういえば、昔はポテトサラダを見ると山を作る遊びをしたものですが、もうこの映画の記憶が薄れた今はそんな事をすることもなくなりました。時代の移り変わりってやつですね(ちがうよ) 【あばれて万歳】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-06 00:09:41) (良:1票) |
8.分かりきった結末ながら、2時間引っ張っても見どころを作り、見る側を釘付けにするワザはスゴイ。同じ「引っ張る」でも、「この後、すぐです!」「もうすぐ○○○!」などと散々ウソをついて夜中に何時間も引っ張りまくった某テレビ局の「世○陸上」中継とは大違いだ。 【STYX21】さん 6点(2003-11-29 22:43:53) (笑:1票) |
7.言葉では説明できない。ただし、心を大きく揺り動かす何かがある。この映画でしか味わえない、未だかつて味わったことのない心境になる。 |
6.みでじゃさん、全く同感です。ホームシアター環境でDVDを見てさえ、全然物足りません。私はOS劇場(大阪)で何度も見ましたが、あれは「観賞」なんてものではなく「体験」でした。この映画をテレビで見るのは禁止にしたいですね。と言いつつ、私もLDやDVDで繰り返し見てしまっているのですが。 【れお】さん 10点(2003-05-26 00:59:51) (良:1票) |
5.電子光音でのコミュニケーションのシーンが好きかな(あとマッシュポテトで山作るところも)。 【マサ】さん 8点(2002-12-25 00:48:17) (良:1票) |
4.中学時代、いろんな意味で価値観を変えさせてくれた生涯の一本です。宇宙人は悪者、宇宙船は銀色の固定概念を見事に変えてくれたことは当時スゴイの一言。UFOを追求する過程に彼の他の作品にはあまり見られない強引さがありますが、いかにこの作品に猛進していたかの表れなんだと、当時も今も微笑ましく思います。みんなに見せたくて、というよりも学生時代の思いを形にしたくてという感覚がとても魅力的に感じた事を思い出しました。 【屋敷】さん 10点(2002-11-19 18:49:12) (良:1票) |
3.賛否両論ありますが、私の中ではいまだに1・2を争うほど深ーく印象に残った映画です。私もこれ最初に観たのが小学校の真中あたりで、当時は意味がさっぱりわからなくてただ「綺麗だなぁ」って感想しかなかったんです。で、高校生の頃かな、改めてレンタルで観てですね。。やっぱり謎が多くて真意はわからなかった!でも、口ではうまく言えないけど心の奥底が直接いじくられるような、今までに感じ得なかった「何か」があるように思えてならないのです。もしかしたら、受け手側に自由に想像して欲しかったのかな?壮大な母船が空を優雅に浮遊しているシーンは映像美といわずして何と表現したらよいか。ひとにオススメするっていうより自分の中にいつまでもしまっておきたいような、そんな作品でした。(評論でもなんでもないなこりゃ) 【キャットス桜井】さん 9点(2002-03-12 23:18:15) (良:1票) |
2.この映画は他の映画とは比較にならない程、UFOや宇宙といった事象を優しく描いているんです。「2001年宇宙の旅」ほど人類の創世記まで話しをさかのぼったりしていないし、あそこまで哲学的な映画ではない。あまりに眩しく、美しいラストシーンを前に、しばらく会っていなかった母親と再会したかのような錯覚に陥った。スピルバーグといったら、「未知との遭遇」か「E.T.」...と言わすぐらい、この手の題材を描くのがキューブリックなんかより、よっぽど上手。文句なしの傑作。 【チャーリー】さん 10点(2002-03-12 17:36:22) (良:1票) |
1.UFOがとにかく綺麗。母船のUFOも綺麗だが、シャンデリアみたいな感じで、度派手なんだが、それなりにいい感じ。母船のUFOのデザインをした関係者(作った人)は、日系人もいたのが好印象ですね。しかも、本編には本物のUFO研究家の方も出演していて、すごい。(ヒゲをさすりながら、パイプをくわえるご老人です)=UFO研究家。しかし、とにかく5音のメロディが最高にいいです。あの独特なメロディが、最後エンドクレジットで、立派なオーケストラメロディになるのですから、たいしたものです。主人公が、ライトバンで踏み切りで止まっていた時に、後方からやってきた(最初は車かと思ってしまうシーンです)UFOに上空から、強烈な光を当てられて、パニクるシーンは印象的ですね。公開時、ギリギリまでUFOの姿を一切見せないように宣伝した、S・スピルバーグは、やはりすごい人ですね。それにしても夜、UFOが飛び交うシーンは、綺麗な一言につきました。最後、子供が”バーイ”と言うシーンは、最高によかったです。 |