ミッションの投票された口コミです。

ミッション

[ミッション]
The Mission
1986年上映時間:126分
平均点:6.90 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-04-18)
ドラマ歴史もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-07-24)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ローランド・ジョフィ
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
キャストロバート・デ・ニーロ(男優)ロドリゴ・メンドーサ
ジェレミー・アイアンズ(男優)ガブリエル神父
エイダン・クイン(男優)フェリペ・メンドーサ
シェリー・ルンギ(女優)カルロッタ
ロナルド・ピックアップ(男優)ホンター
リーアム・ニーソン(男優)フィールディング
脚本ロバート・ボルト
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影クリス・メンゲス
ロビン・ヴィジョン(第2班撮影監督)
製作デヴィッド・パットナム
イアイン・スミス[製作](製作補)
配給日本ヘラルド
美術スチュアート・クレイグ[美術](プロダクション・デザイン)
ジャック・スティーヴンス〔美術〕(セット・ドレッサー)
リチャード・モリソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装エンリコ・サバッティーニ
編集ジム・クラーク
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
イエズス会の神父(アイアンズ)がインディオ布教のため南米にやって来る。弟殺しの罪にさいなまれる奴隷商人(デニーロ)は、彼とともに布教活動に専念する。ところがポルトガル政府がその土地を武力によって制圧をしようとすることで平和が破られる。そして・・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【口コミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 監督は巨匠、ローランド・ジョフィ、そして音楽は映画音楽の天才、エンニオ・モリコーネ。
そのせいなのか、はたまたバブル期だったからなのか、当時フジTVで「十字架に貼り付けられたままイグアスの滝を落ちていく」シーンをやたらと頻繁にCM放送していた事を思い出す。
確か当時のキャッチフレーズは「魂を揺さぶる...ミッション」だった様な。

恥ずかしながら今回、CSにて初鑑賞致しました。
結論としては、残念ながらそれほど魂は揺さぶられませんでしたが、CG等で映像のごまかしが効かない時代に現地現物で撮影された映像は、
町並み・ジャングル・村の風景含め素晴らしいものがありました。
劇場の大スクリーンで観ればこの空気感をより体感出来たと思え、まさしく魂を揺さぶられる経験が出来たのかも知れません。

物語はイエズス会の世界布教の一環で南米を訪れた宣教師ガブリエル(ジェレミー・アイアンズ)の宣教の様子と、
現地で奴隷商を主に闇家業で暗躍していたロドリゴ(ロバート・デ・ニーロ)の改心と葛藤、
そして世界侵略を続ける欧州列強国の政治取引が主たる構成となっており、特に目新しさを感じるものでは有りませんでした。
しかしながら宗教を背景とした世界分断が深刻な昨今、この手のテーマは回答を導くのがとても難しい重いテーマを我々観客に投げ掛けてきます。
人々を幸せにするのが古今東西を問わず宗教の目的であるはず。 それが何故、誰かに悲劇をもたらしてしまうのか・・・

私個人的に最も印象に残ったシーンはやはり、ロバート・デ・ニーロが弟殺しから服役しジェレミー・アイアンズの布教に重い荷物を自ら持ちながら
帯同し、かつては奴隷狩りの対象だった村の人から荷物を繋ぐ紐を切ってもらうシーンでしょうか。
自らの呪縛から解放された時の表情は胸に迫ります。

また、今更言うまでもない事ながら本作は音楽が本当に素晴らしい。
鑑賞後、即攻で「ガブリエルのオーボエ」をDLしました。 
あの名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲よりも私はこちらの方が好きです。

余談ですが、世界各地で宣教師活動に余念が無い(?)リーアム・ニーソンも印象に残ります。
本作では布教には成功したものの、欧州列強の政治から村を守るべく銃を取る立場を自ら選択し、
銃に撃たれ滝壺に落下する壮絶な最後を遂げ、かたや日本では凄惨な弾圧を受けた上に無理やり改宗させられ日本名まで名乗らされるという末路。
彼には本当にご苦労様ですと言いたいです。

本作鑑賞の際は、予備知識としてマーティン・スコセッシ監督の「沈黙 SILENCE」鑑賞を強くお奨めします。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-21 13:26:41)(良:1票)
2.やっぱりこの映画は巨大スクリーンで見たい。最初の滝落としのシーンは自分の足もすくむほどでした。ジェレミーアイアンズがよい味出してます。その後の出演作からは創造できないほど、大人物を演じきっていますね。さすがの奴隷商人デニーロもその徳に触れることになるのも頷ける、という名演技だったと思います。最後のシーンは、映像と音楽だけですべての虚しさを表現していましたね。重い題材ですが、楽しめ、感動できる作品だと思います。エンニオ・モリコーネへの弟子入りを考えたきっかけとなった作品です。(考えてるだけですが・・・。)
神谷玄次郎さん 8点(2003-12-16 22:26:27)(良:1票)
1.《ネタバレ》 この映画を最初に観たのは15年前、学生の時でした。今は無い新宿の映画館での上映で、暇潰しのつもりで出かけました。何故かジャッキー・チェンの映画との2本立て(笑)。先にジャッキーの映画(タイトルは忘れました)を観た後、期待せずに鑑賞したのですが、上映終了後は泣いていました。涙が中々止まらず、幕間の時も俯いたまま着席。劇場が暗くなり、再びジャッキーの映画が始まってから退場しました。「映画って人をこんな気持ちにさせるんだ。」と思った最初の映画です。宗教色・政治的な背景というのが濃厚ですが、当時はかなりアホだったのでそんなことは考えず、3人の生き方(伝道僧・奴隷商人・枢機卿)という視点で観ていました。今あらためてこの映画を鑑賞すると、多分に説教臭く感じるところもありますが、やはり泣いてしまいます。美しい自然と音楽、そしてセリフが少なく淡々と進行していくストーリーが良いです。また、当時40代半ばのロバート・デ・ニーロの演技が素晴らしい!私にとっては、色々な映画を観ようとしたきっかけを与えてくれた作品です。
中岩無洋さん 10点(2003-11-25 10:53:54)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 6.90点
012.44%
100.00%
200.00%
300.00%
424.88%
549.76%
61024.39%
7921.95%
8614.63%
9614.63%
1037.32%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1986年 59回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ローランド・ジョフィ候補(ノミネート) 
撮影賞クリス・メンゲス受賞 
作曲賞(ドラマ)エンニオ・モリコーネ候補(ノミネート) 
美術賞スチュアート・クレイグ[美術]候補(ノミネート) 
美術賞ジャック・スティーヴンス〔美術〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞エンリコ・サバッティーニ候補(ノミネート) 
編集賞ジム・クラーク候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1986年 44回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジェレミー・アイアンズ候補(ノミネート) 
監督賞ローランド・ジョフィ候補(ノミネート) 
脚本賞ロバート・ボルト受賞 
作曲賞エンニオ・モリコーネ候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS