225.映画というのは本来、頭で考えるものではなく感覚的に感じるものである。 そんなことを思い起こさせてくれる人知を超えた一本。 全てのシーンに意味があり、それでいて意味が分からない。 映画を観ることの究極的な楽しさを気づかせてくれる歴史的傑作。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-08-15 15:29:58) (良:1票) |
224.リンチ映画全然好きじゃないんで得点は低いんですが 5点はナオミワッツ点です。
これ以降の彼女の出演作品観てますけども この映画以上のモノは無い様な。
ナオミワッツが美しくかつ超気持ち悪く撮れてて好きです。 だから演技とかじゃないのかも。 w いや、でもあの笑顔は普通じゃない。 【Pecco】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-20 22:03:40) |
223.「わけがわからないのに面白い」という奇跡のような映画。 この映画の魅力は意味がわからないのに、わかりたいと思わせる要素がそこかしらにあること。言うなれば夢をみている感覚に近いんでしょうね。終わってみて「意味わかないけど、すげー面白かった!」なんて夢をしょちゅう観る自分にとってはこの上なく楽しく、中毒性のある映画でした。 【ヒナタカ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-11 19:01:58) |
222.映画を見るとき無意識に先を読もうとしてしまうものだけど、この映画にはそれは無意味。 そしてここで解説するのも無意味な様な気がする・・・ 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-04 14:07:39) |
221.衝撃的な映画でした。時空を超えた青い箱がキーワード。ナオミワッツがすばらしい。映像も美しい。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-21 13:24:30) |
220.1回見ただけでは正直何のことだか分からない作品ですよね。 2回目以降から、所々見え始めてくる感じ。 結局、夢オチなのかと思いきやそういうわけでもなくなんという表現をしていいのか。 悲しい恋の果てに死を遂げた女性が死ぬ間際に見た幸せな幻想、を描いたのかな、と個人的に解釈。 説明要素がないので、見る人によって評価も感想もきっとバラバラなんだろうな。 それにしても映画館で見た人は一度目鑑賞し終えた後、「わからん、もう一回見よう!」と2度目、3度目を観に行ったのかな?それとも「冗談じゃねー!二度と見るか!!」となってしまってもうこの作品には触れることはなかったのか? それを考えるとお金を取って劇場公開する作品で、こういう趣向が増えるのは困り者。 DVDで何回も見れる状況なら良作なんですけど・・・。 【バニーボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-26 08:41:56) |
219.リンチ監督の作品の中でもレビューが難しい作品。イレイザー・ヘッドなどは、シンプルに「悪夢」に身を委ね、まさにリンチ監督曰く映画を「体感」できたが、本作は、「意味が分からないが、非情に意味有りげで気になる」シーンが多く、どうしても単純に体感だけで終われず、色々と意味を考えながら観てしまった。映画全体の雰囲気はまさにリンチワールドで、意表をつく展開や張り詰めた空気など、何だかんだ最期まで目を離せない。しかし、作品の重厚さのせいか、「分からないものは分からないままでいいや」という気分になれず、リンチワールドに浸って充分に楽しんだ とは言えないのでこの点数。僕は僕なりの解釈をしたが、色々な解釈の出来る映画だと思う。リンチ監督は本当に夢や混乱した心情風景を描くのが上手いなぁと改めて思わされた。 ナオミ・ワッツの演技もとても素晴らしかった。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-29 06:12:44) |
218.全然意味分からん。ナオミちゃんに免じて3点だけあげる。 【まんせる】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-01-06 22:20:58) |
217.ぐねぐねで枝分かれしまくりな道を超スピード出してドリフトする車にしがみつき、振り落とされないように必死、でもしがみついてると思っていたら全然違う車に乗っていたり、時々落ちたり。また正しい車に戻ろうとするとはるか向こうに車はいってしまっている。そんな話。 最初はまるっきり成り行きを信じ込み、不思議な世界に浸り、理解していると思い込んでいた。しかしそれがすべて虚構であり、あるべく夢見た理想であり、なされなかった一つの物語であるとわかった時物凄い混乱と寂しさ、痛みを感じた。あれもこれもずたずたの精神が夢見た物語だと判断すると、悲しすぎます。いやだ。なんでこんな映像を作れるんだろう? 【まりんこ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-20 00:15:54) |
216.わかったふりして勝手な解釈を並べるより、ただただぐるぐる回されるがまま世界観に浸るのがいいような気がします。心地よいかは別としても。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-24 19:25:07) |
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215.最初から最後まで目の離せない構成で時間を感じさせない。 昔見た時は全然わからなかったのですが、再見したらなんとか大枠はとらえることができた。大枠はシンプルで分かりやすく、細部が難解に作られていることがわかった。割に親切な作りをしていたんだな。解説サイトを見て、更に感心。また、観よう。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-07 12:20:47) |
214.みなさんの言うように一回観ただけで理解できませんでした。そこで、色々なサイトでネタバレなどを見て、なるほどとある程度理解できました。ここでもう一度見直せばよいのだろうけど150分近くは観る気になれなかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-08 23:29:27) |
213.どうもよく分からない。なぜこの映画がこんなに高評価なのかな?これはいつも通りのリンチ節で、「どう不条理風でしょう。でも本当は意味なんかないんだよ。」の映画でしょ。 雰囲気を楽しむだけのものでカフカなどのように独自の哲学の裏付けも凝ったギミックもあっと言わせるオチもありません。あるのはただただ無意味な記号の羅列のみ。語る価値なし。ワッツに3点。 【ノスフェラ党】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2008-08-05 22:21:26) |
212.非常に悲しくて切ない映画だ。 |
211.個人的には、リンチ映画の中でもBEST3に入るくらい好きな作品。単純な娯楽作が大好きで、不条理劇が嫌いな方にはお勧めできないけど、今までリンチ映画を観て来て、リンチの作風が好きな方にはべったりとその世界観に浸れます。ナオミ・ワッツとローラ・ハリングというキャスティングも良かった。内容については、色んなサイトで論議されているようですが、見る側の思考・判断でいかようにも考えられますね。実際は、リンチの頭の中を覗いてみないと真実は分かりませんが・・・(笑)。年に1回はまた観たくなる中毒性。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-10 09:46:11) |
210.分かりづらいようで分かりやすい映画ではないかと個人的に思います。
一回目は何か惹き付けられる作品だなと思い 二回目はうむ、なるほど、面白い。と思わせてくれる作品だった。
よくある、「あとは視聴者におまかせします」って映画ではないなと感じました。 【非映画人】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-20 16:15:44) |
209.リンチ作品を鑑賞するのは、『砂の惑星』『ブルーベルベット』『イレイザーヘッド』に続き4作品目。
彼のつむぎ出すストーリー展開と映像世界には独特なものがあり、それは観る人を選ぶ個性が強いものである。
私にはどちらかというと“肌に合わない”。
しかしこの作品は、“リンチ作品史上、最高傑作”であると推す声も多く、是非観たくなった次第だ。
主演はナオミ・ワッツ。 この作品で初めて知った女優さんだ。
この作品では対照的な二人を演じている。 いわば“一人二役”だ。
前半に出てくる“ベティ”の方は、ハリウッド女優を目指す清涼感溢れる爽やかなキャラクター。
それに対し、後半で演ずる“ダイアン”の方は、病的で荒んだ陰鬱なキャラクターだ。
前知識が無く観たので、同一人物が演じていることに気付くまで結構な時間がかかってしまった。
それだけ対照的な二人を、ナオミ・ワッツが卓越した演技力で演じ分けしている。
それと同時に、リンチの演出の上手さに舌を巻くほかない。
ナオミ・ワッツであるが、キュートでありながら、そのイメージを見事に打ち壊す魂のこもった熱い演技。 素晴らしいの一言。
そして何よりスレンダーなのがいい。
さて、この作品だが、巷ではもっぱら“超難解作品”と言われている。
かくいう私も鑑賞終了直後は全くの理解不能状態。
しかし、私がその手の難解映画を観た直後に必ず感じる“不快感”が無かったのが不思議だった。
何故だか分からないが、そのままにしておけない気持ちになり、ネット上であらゆるレビューや解説を調べまくった。
この作品に限ってはネタバレしている状態で観たくらいの方が丁度よい気がする。
DVDに付いているインタビュー映像の中で、リンチは、 「この作品は理屈で解釈するものではなく、音楽の様に直感で感ずべきものだ。」 の様なことを言っている。
この発言を聞いていると、さも“ストーリーはあって無い様なもの”と感じてしまう。 実際に、観た直後はチンプンカンプンでもあるし。
しかし、上の解読を読んでいるとそうではないということに気付く。 リンチは詳細にストーリーを積み上げてこの作品を創り上げたのだ。
ある黒髪の女性に恋をした金髪女性の「愛憎」「嫉妬」「絶望」「後悔」等を、切なくミステリアスに、そして緻密に描いた作品なのである。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 11:18:44) |
208.(この作品好きな人には申し訳ございません)冒頭から1時間30分ほどまでは、期待させる展開が続きましたが、次第に役者の好演をぶっ潰す支離滅裂な展開に・・・。謎かけばかりの「分かる人には分かる」的な作品にはお付き合いできません、あしからず。デヴィッド・リンチ映画は初めてでしたが、期待通りの外しっぷりでした。デテモノ志向でもう1~2作品観てみます。 【赤松五太郎】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-08-15 04:31:43) |
207.嫌いではない。でもよく分からない。途中で弱音を吐きたくなるほど分からない。監督の自己満足には結構こまめに付き合うが、これはどうもタイプではない。解説を読み、再度観ると確実に印象が変わってくるのは、それは分かるのだが、正直その気にならない。 |
206.自分の感性が抉られた最高傑作。「完成した映画以上に説得力のある言葉は存在しない」「理解に苦しんだ時は自分の直感を信じることだ」というリンチの言葉がまさに当てはまる芸術作品。デヴィッド・リンチ万歳。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-29 14:57:00) |