《改行表示》 9.《ネタバレ》 新聞に「出色の出来」と評されていたので観たのです。オープニングでやられました。ドアのイラストが素敵すぎる!音楽も!イラストと音のコラボのセンスが最高!これは101匹のオープニングを彷彿させる出来で、子ども向け映画でこれをやるアメリカが本当にうらやましい。何度見ても楽しい。 ストーリーもなかなか上手くできています。中だるみがない。ドアのこちら側と向こう側、人間と逆の視点で世界を見、しかもそのドアは、どこでもドアのような状態で大きな倉庫に格納されている。その倉庫の映像が大変美しいのです。一見の価値あり。ブーのかわいさに関して賛否あるようですが、これぐらいならピクサー映画で慣れっこなのでさほど気になりません。マイキーがダントツ面白く主役を食っています。次いでランドール。這うように歩く様やあの目つき、自分のなかではディズニー悪役ランキングの間違いなくTopです。声優は英語の方が断然好きです。 DVDであまりに繰り返し観るうち気になったのは、人間の子供が有害である、となぜなったか。実害がないのだから、ウォーターヌース社長の陰謀と絡めてもよいのでは。 とはいえ、これだけ楽しめるのだから文句はいらないか。それはラストシーンにも言える事。もうひとひねり、余韻の残るラストが欲しいところだが、欲張りですかね。全体のセンスが良い割にNG集はくどいので残念です。 【LOIS】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-04-23 21:10:14) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 この作品、何度観てもワクワクさせられてしまう。特に、この設定とストーリーを考え付いたスタッフに拍手。子供たちの悲鳴を集めるためにモンスターたちが大企業にサラリーマンしてるって!いったいどうやったらそんな発想が湧いてくるんだ!?(笑)それだけでも素晴らしいのに、見てるだけで心が浮き浮きしてくるようなユーモラスなモンスターたちの造形の素晴らしさといったらない。一つ目お化けのマイクがコンタクトを着けていたり、モンスターたちがアフターファイブにお寿司屋さんで食事したり、そんな細かい演出もツボ。そして後半にかけて一気に盛り上がり、最後はちゃんとほろりとさせられるストーリーも最高!子供のころに観たかったなー。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-03 12:43:25) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 妻投稿■ば、爆笑問題の田中とでぶやの石塚がそのまんま出演している錯覚が・・・・(^_^;)■それはともかく、「ドアの向こうに違う世界がある」というコンセプトが描かれたファンタジーはアニメでも絵本でも童話でもたくさんあるけど、そのほとんどが「現実世界の子供」を主人公にしてドアの向こうの異世界を「あちらの世界」というように描いている。しかしこの映画は(ピクサーの描く世界だから当然ともいえるが)、「あちらの世界」が主人公軸で、現実世界の子供の部屋は「異世界」という位置づけである。こういう逆説的なコンセプトのファンタジーは実は非常に少なく、そういう意味ではさり気なく凄い革新的な事をこの映画はやっている。■そういえばピクサーはどの作品でも徹底的に「異世界」を現実的な世界として、「現実世界」を異世界として描く作品が多い。アニメなのにNGシーンがあるのも、遊びの一環というよりも観客に対して「この映画はモンスター世界で作られた映画」というプロットを見せることで徹底的に現実と空想を逆にする試みの一環なのではと思えてくる。そうすることによって見えてくる独特の視点。その視点をどう生かすかについてピクサーは半端ではない追い込みをかけるから、ピクサーシリーズは「CGアニメ」を「CGで作られたアニメ」という意味以上のものに昇華させたのだと思うし、この作品はその象徴だと思う。■旦那も書いていたけど、最後ドアを開けた時、ブーが成長して美人なティーンエイジャーに成長しているというラストが良かったと思う。そういう技をさり気なくできるコンセプトを、この映画はたった2時間で完成させているのだ。 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 9点(2009-01-22 03:29:21) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 一部の隙もなく頭から終わりまで、息苦しさを感じるくらいとてもよくできています。カテゴリで言うならば児童向けになってしまいますが、むしろサリーの感覚は一人身のおっさんに近いものがあるように思います。 【ジョージ】さん [DVD(吹替)] 9点(2006-01-05 00:17:01) (良:1票) |
《改行表示》 5.いやぁ。笑いました。泣きました。あれだけ起伏の大きいアニメも久し振りです。サリーもマイクもとっても魅力的なキャラクターでした。ブーも可愛かったです。今年のディズニーオンアイスはモンスターズインク。今からとっても楽しみです。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-06 09:51:37) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ガーーン! びっくりした! こんなにも面白いなんてショック。シュレックのほうが有名俳優を声優に起用して話題を集め、実際に面白かったけど、それで満足していた情報不足の自分にショックを受けた。 まさかそのはるか上をいくアニメが存在したなんて知らなかった。 ピクサー? それもはじめて聞いた・・。 私の場合、CGにびっくりするよりもこの物語のストーリーの秀逸さにびっくりした モンスターの世界では子供は毒のような存在で触っただけでも危険だという思い込みで怖がる設定に引き込まれた。 背中に子供の靴下をくっつけていたモンスターが消毒されるところは久しぶりに大笑い。 そしていつの間にか子供を好きになってしまった主人公モンスターにほろりとさせられたし・・。 あのブーが死んだと思い込んでしまったときの気絶したようなモンスターの顔の表情が最高! 親友のギョロ目モンスターもいい味だしている。 あのひとりボケひとり突っ込みは面白すぎる(笑) 2人が人間世界に追いやられて仲たがいしたところの描写をもっと見たかったと思う。 誰かも言っていたけどこの映画はセリフが分からなくても充分にストーリーが分かるし、顔の表情やしぐさだけでも感動できる素晴らしい映画。 危うくこの映画を見落とさなくて良かったと思います。 【花守湖】さん 9点(2004-09-18 09:21:41) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 まいく・わぞうすき!最高です!!別れのシーン、再会のシーン両方とも泣いてしまいました。アニメで泣くのは久しぶりかも。ラストの笑い声は悲鳴の10倍のエネルギー、という事に気づいたのがスゴイ幸せハッピーエンド☆そういえば、ブーがサリーの部屋で泣いたときは電気は消えなかったけど、笑ったときは電気が消えちゃったもんね!ブーのちょこちょこした動きがスッゴイかわいい!!モンスターの衣装を着た時の動きと声なんて、マジ抱きしめたくなりました!!サリーの怖がらすときの顔と、ブーを見つめるときの目・顔のギャップもすごかった。子供ができたら、子供と一緒に見たい!!でも、自分の子供の前で泣くのはちょっと恥ずかしいなぁ(笑! 【グングニル】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-05-04 03:20:03) (良:1票) |
2.英語もろくにしゃべれないのに海外で観てしまいました。(もちろん字幕なし!)なのにラストシーンで自然に涙が、、、いい映画は言語を超えて伝わってくるものですね。 【猿トビ茶漬け】さん 9点(2004-04-11 22:19:49) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 イマジネーションの勝利というか、外人さんの思考はさすがに日本人とは違うのだなあと大きく頷く映画です。悲鳴をエネルギーにするなんて、しかも数多くのモンスターが社員としてそのために成績を争っているなんて、その発想にまず脱帽。全編CGで描かれた世界は、目を見張る程滑らかで美しく、映像技術の新しい面をまざまざと見せつけてくれます。一番驚いたのは、あの無数のドアが、扉が並んでいるシーン。自分の想像力などを遥かに凌駕するあの場面だけでも、この映画を観る価値があるというもの。 凄い。劇場であの描写に何故だか圧倒されて泣いてしまいました。ストーリーも分かりやすく、素直に子供との交流が表現されていて、いいですね。ピクサーの映画は最新技術の表現なれど、感動部分はアナログ的な単純明解な「涙」を届けてくれます。家族全員で見るとすごくハッピーになれる映画です。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-25 11:02:06) (良:1票) |