《改行表示》 7.《ネタバレ》 放射線物質的な、危険度と思われていたものが、実は何でもないというあたりが、今この時期見るとちょっと切ないが、靴下などに対する、すごいモノモノしくて徹底した処理方法に、笑わせられる。勝手に暴れ回る「隠しモノ」にまつわるドタバタも、ハラハラさせられて面白い。 終盤、盛り上がりどころの、どこでもドアチェイスの部分は、機械に繋がっていなくても、お構いなしに機能しちゃう(しかも、向こう側からも)のが、ちょっとやり過ぎというか、「なんでもあり」になっちゃってるけど、面白いから良し。 恐怖の叫び声が、エネルギーになるっていう設定が、とてもユニークで斬新だったが、「笑い声でもOK!しかも、その方がエネルギー値が高い」ってオチは、さすが家族で見られるディズニーブランド! 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-11 15:07:07) (良:2票) |
6.ドアをどんどん開いていくと、いろんなところに行ける……まるでドラえもんの「どこでもドア」のようなドアたちが大量生産されているのがスゴイ。ただ「どこでもドア」と違うところは、一つのドアが繋がっている場所は一つのみってところ。だから、同じ場所に行こうと思うと同じドアじゃないといけない。あの女の子の部屋に繋がっているかわいいドア。必至に女の子をウチに帰そうとする、サリバンとマイク・ワゾウスキ(何故かフルネーム 笑)のあわてぶりが、とっても楽しかった。特にマイク・ワゾウスキ(やっぱりフルネーム)。おねえちゃん(っていうのかな?)を高級鮨屋に連れていっているときに女の子と遭遇。子どもに関わるほどヒマじゃなく、女の子をわずらわしいと思っているのに、どうしても放っておけない、このジレンマ。なんかとってもカワイイって思っちゃいます。ドアを開くごとに、紙芝居のように変わっていくいろんな風景をワクワクしながら観ていました。特に日本家屋のときは、ちゃんと障子を引いていた(ドアを開くのではなくてね)ところなんて、芸が細かいなぁって感心しましたです。 【元みかん】さん 8点(2004-06-21 23:36:38) (良:2票) |
5.《ネタバレ》 物語は分かり易い展開で、個性豊かなモンスターたちが暮らす世界は街並みの1つ1つが丁寧に作り込まれ、加えて彼らの動きのコミカルさ、なめらかさは感動せざるを得ない。彼らモンスターが勤める会社が「モンスターズインク」だ。人間界の子供たちを怖がらせ、叫び声のエネルギーを集めるのが仕事。子供たちの部屋に繋がる不思議な無数のドアを越え、今日も仕事に励むのだ。一つ目で緑のモンスターのマイクは、お調子者で自惚れ屋。大きく毛むくじゃらで見た目は怖い青いモンスターのサリーは、心優しく穏やか。マイクがマシンガントークで場を盛り上げ、サリーが優しくサポートする。主人公のサリーとマイクの掛け合いは見ていて楽しい。だが、「子どもが怖がるモンスター」たちは、実は子供に触われない。子どもたちには猛毒があると信じられているからだ。そんな二人の下に、ひょんなことからモンスターを怖がらない女の子が現れる。二人が、怖がりながらも「ブー」と名付けた女の子の世話をする様子は、非常に微笑ましい。三人の掛け合いがテンポよく、楽しさを醸し出している。アクションあり、サスペンスあり。怒涛の展開の後、二人とブーの別れが来る。小さな女の子を大きなモンスターが優しく抱きしめる。丁寧にキャラクター描写をしてきたことで、簡単に感情移入できるのだ。そして物語のラスト。二人が子供と触れ合えたことで、モンスター世界の「エネルギー革命」が起こる。二人の友情のおかげで最後のシーンが生まれる。あと、エンドロールもお見逃しなく。NGシーンが面白いので。非常に夢のある心暖まる映画である。 【しぇんみん】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-11-02 12:11:10) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 単純明快にストーリーが作られていて、絶妙設定なのに理解が易しく親切。きれいな画、親しみやすいキャラクター。さすがピクサー。怖がらせるというフリも効いて笑い声というオチでやさしい気持ちになれるのも安心設計。石塚田中のコンビもよく重責を果たした。ここ外したら一気に評価落とした可能性もある中で。特に石塚さんは満点。万人にお勧めできる仕様です。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-08-31 16:37:18) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 まぁ、いろいろと「それはないわ」と思うところもありますが、 子供向けですからね。そういった部分を無視して評価すれば8点以上は付けられます。 子供を恐れる文化を持つモンスターがいつのまにか感情移入してるところもディズニーっぽいし。 サリーがシュミレーションロボを脅かす所をブーが見てしまい脅えてしまう流れはせつなかったけど、あんまりその部分には触れずにクライマックスへ流れ込んだのは、進行上仕方ないにしろなんか違和感があった。考えさせられるシーンだっただけに、もっと良くなる可能性を残したまま消化しきれなかったな、というか。 クライマックスまで来るとあとはご都合主義で、大オチもこれでもかとうくらいのご都合主義のハッピーエンド。 でも子供に見せる映画なんだから細かい所は、どうでも良い。 全体を見れば面白かった。それでいいじゃないか。 あと付け加えるならマイクの爆笑・田中さんの吹き替えは声優顔負けの上手さなので吹き替え推奨です。 【バニーボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-26 08:55:55) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 「モンスターズ・インク」という会社は、ハリウッド映画産業の隠喩であり皮肉でしょう。世界中の子供達をギャーギャー騒がせてなんぼ、それで稼いでるんだ、という。ディズニーがそういうものを作るのは珍しいですね。それはちょっと捻くれた見方でしょうか。この映画は子供の頃に観たかった。純粋な目で楽しみたかった。今はついつい穿った見方をしてしまう。それでもやっぱり、あのディズニー的なオチは良かった。 【ひのと】さん 8点(2003-12-22 15:31:59) (良:1票) |
1.ハイ、どこでもドア~。・・・って違った。 【さそりタイガー】さん 8点(2003-12-16 21:09:47) (笑:1票) |