4.《ネタバレ》 ヴィスコンティの最大の傑作。そして、退廃的な映像の極致。狂った男の一生を、華麗に残酷に冷徹に描いた作品。見ている間は、取り込まれる。二度とこのような映画はできないだろう。ある意味、映像美の極限。また、ロミーシュナイダーがいいんだなあ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-02-02 18:16:30) |
《改行表示》 3.2度見ました。たぶん再見する機会があったら鑑賞すると思います。 こういうハリウッドとは違った意味での絢爛豪華な映画はあまり知らなかったので新鮮でした。 「神々の黄昏」という副題も好きです。 【kagrik】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-17 15:21:19) |
《改行表示》 2.小学生のときに初上演版を見てバーガー氏の虜となり3回、その後完全版をやはり3回いずれも劇場で観ました。それぞれのグッズも持っています。そして更に、舞台となったヨーロッパへも行ってしまいました。当時はドイツは東西に分かれており、又ノイシュバインシュタイン城へ行くツアーはあったもののヘレンキームゼー城とリンダーホッフ城はメジャーではなかったのでツアーがなくて、地球の歩き方で調べて一人で行きました。 私の青春の中で一番大好きな映画です。又行きたいな。 【るる】さん 10点(2004-06-20 00:36:08) |
1.生への執着と絶望、死への憧憬と恐怖、相反する感情に揺れるルートヴィヒのおののきは、腐り落ちかけた果実のように甘美です。(映画では)。彼の退廃と凋落は、彼が生から得た魅惑の証しのように思えました。「帝国衰退期のローマ人を手本に、デカダンスの戦士であるとはどういうことか学びたまえ。絶望の中でもがき、鬱々として栄光を愛し、素朴さにおいて腹黒いとはどういうことかを。」シオランの「敗者の祈祷書」の一節です。この映画にピッタリだと思って引用してみました。嫌味に感じた方、ごめんなさい。 【毬】さん 10点(2002-06-08 22:27:28) |