46.スクリーンを見ていて、この映画がどうかというと、これはリアルっぽくない。明らかやもんね、セットなのが。生物っぽくもないし。そういう部分で怪獣映画はバカにされていると思う。で、不思議なのは、作り手側がいっこうにリアルを求めていないということ。バカにされっぱなしということ。製作側はスタジオの中に青い空を貼ってミニチュアを組み立てて、その中で怪獣を使って映画を撮るということにプライドとか執念を持ってるんじゃないか。観る側のことを考えていない。「これがええねん!なんでわからんの?」みたいな。こういうのは小さい頃から怪獣映画を観てた奴らが集まってバイブルを見てつくってるから起こることなんじゃないかなあ。全然発展していない。逆に、この不自然な空の下でつくるから怪獣映画、重量感がないのが怪獣映画、みたいな考えがありそうですごく怖い。作り手と一般的な観客の考えのギャップが大きい世界でじゃないのかと。マニアと子供を狙い打ちってことなの? 【ようすけ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-12-17 08:13:27) |
45.ガメラよりゴジラな私は、金子修介が本作を撮ると聞いたときに何か悔しい気分になったものだが、やっぱり完成度は高い。うん、面白いです。箱根の対決といい、ランドマークタワーの吹っ飛ばしといい、手に汗握ったねぇ。ひたすら熱線を連発するゴジラもGOOD!大谷幸の音楽がややガメラっぽいのが気になったが(特に防衛軍のテーマとか)、全体的な出来には差し支えなかったと思う。横浜の湾岸工業地帯の大爆発カットも素晴らしい。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-18 01:07:54) |
44.極悪なゴジラがいいねぇ。さすがにこの監督は怪獣の“見せ方”が巧い。これに関しては満足できました。しかし、設定面の“霊魂”“護国聖獣”の概念と、新山千春のヘボっぷりにはついていけなかった。 【いわぞー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 00:20:16) |
43.平成に入ってからのゴジラ映画の中では久しぶりによく出来た作品だと思いました。人間ドラマは毛の生えた程度ですが、対バラゴン戦はすごく良かったと思います。モスラ、ギドラ戦も夜じゃなく明るい時にやって欲しかった。あと、序盤のアメリカのゴジラ(ジラ)否定は東宝の意を汲んでるんですかね?? 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-22 21:12:32) (良:1票) |
42.「 せっかくの 金子監督 飼い殺し ゴジラの呪縛で 出来は散々 」 詠み人 素来夢無人・朝 |
41.三島由紀夫などに代表される「ゴジラ=太平洋の英霊」説を大胆に映画に持ち込んだ異色の第25作。最後までこの方向性でいけてたらよかったのだが、ラストの横浜戦になるとその辺がだいぶ曖昧になってしまっている。いくらゴジラを引き立てるためとはいえ、あのキングギドラがあまりに弱すぎるのもどうかと思う。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-11-04 22:28:32) |
40.《ネタバレ》 ギドラは最強でなければギドラとは認められません。白目もマイナスです。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-06 16:14:39) |
39.他のゴジラ作品とは一線を画す設定。こういう設定もありかなと思う反面、モスラの歌を楽しみにしてたのに~という気持ちもありちょっと複雑。設定自体はいいんですがギドラが弱っちょろくて最後は人間の手で…というのには不満が残ります。ゴジラの側面からのショットが、首が細くて妙に出っ腹な感じが餓鬼のように見えたのもちょっとマイナス。夜の対戦闘機、モスラの孵化のシーンは綺麗で秀逸でした。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-01 23:31:22) |
38.平成ガメラシリーズ見た時から、ずっと金子修介監督に「ゴジラ」撮ってほしいと願っていましたからね。コレを撮ると聞いた時は嬉しかったです。 話的には若干の不満もあったが、映像的な質の高さは満足の行くものだった。平成ゴジラシリーズでは、もう満足させられることはないだろう・・・とあきらめていたところだったからね。この作品の出来には素直に喜んでおります。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-11-14 01:10:23) |
37.ごめん。このゴジラ映画もダメでした。なんか神とか神秘な力とかでてくると、どーも俺には(ゴジラに関しては)嫌みたいです。ゴジラとあってない気がします。それに主役の女の子の、あの偽善的なキャラについていかれへんかったです。「みなさん、こんなときにも、ゴジラとがんばって戦ってる人達がいます!」って国民に呼びかけるシーンは、しょうじきひきました。その仕事にかける熱意には感服しますけど、なんか、それで観てる俺らも熱くならなあかんのかな~って、でも、それほど、みんなが、がんばってるシーンないから、俺は盛り上がらなくて。そして、キングギドラ。あんな格好悪かったっけ?ゴジラが容赦なく人を殺していく怖いシーンとかも多くて、目をみはる部分もあることはあってんけど、全体的に、格好つけてるけど、ついてないというか。でも、なんで、このゴジラ映画にははまれんのか、もうよくわかりません。俺はどのゴジラ映画に惹かれて、どのゴジラ映画がダメなのか、もうよくわかりません。 【なにわ君】さん 3点(2004-10-03 00:54:38) |
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36.久々の傑作と言う触れ込みで借りてしまったので・・・。でも子供は喜んでくれました。 【かじちゃんパパ】さん 5点(2004-09-24 17:55:08) |
35.「悪役ゴジラ」で話題になっていて、何を今さらと笑うしかありませんでした。何かネズミと並んじゃってるし。そのへんは「ゴジラ×メカゴジラ」の方にレビューしました。そんな時代にありながらも本作は最高クラスの出来。ボテボテでシリーズが続いていた中で、恐怖感を与えるゴジラを作れたことは奇跡といっても・・・ちょっと言い過ぎか。新山千春のどうしようもない下手さをモノともしない作品としての完成度。監督が変わるとこうも変わるのか。宇宙怪獣のはずのキングギドラを無理なく本作のテーマに沿って登場させた技量には感服します。 【えいざっく】さん 7点(2004-09-05 12:44:49) |
34.近年のゴジラ映画の中ではもっとも良くできてます。主人公である橘ユリが劇中で なかなか面白い事を言う。軽薄で、核心ついた言葉です。
「大平洋に散った英霊達がなぜ日本を襲う?」 「大平洋で死んだ兵士とか、外人とかの魂がまざっちゃってんじゃないかな?」
いかにも普段その手の話に興味のカケラも持ち合わせていなさそうな今時の若者っぽ い軽薄な発言ですが。今回のゴジラで重要なキーワードである怨念を考えるとなかな かうがったこと言っちゃってる訳で。
怨念とはそもそも理想や、思想など入り込む余地のないシンプルにして純粋なもの。 戦争に散った人間がそれぞれ敵に対してかかえていた念とは訳が違います。戦場に 存在したであろう強大で純粋無垢なまでの怨み。それを表現する術がなかった若者 っぽい発言だと思いません?この辺ユリの成長過程でまだまだこのシーンの時点では 未熟な主人公にすぎないことを見せてるのが地味に上手いですね。
さて、そのゴジラを描き切れているかというと…残念ながら一歩及ばず。そのゴジラ を演出する以上、特撮シーン何かは特にその辺上手い事描かなきゃいかんわけで、 最低限ガメラ3のクオリティが必要だと思うんですがかなりレベルは下の方でしたね。 なのに8点もつけてるのは最近見たなかで唯一満足感のあった数少ないゴジラ映画 だからです。本当はもう少し下ですが。
ちなみに、必要性だけでいえば守護神の3怪獣まったく必要ないですね。第一作目や 84年のゴジラみたいにしても良かったのでは?でもモスラはモスラ史上最高にカッコ イイ造型でした。ゴジラも太りすぎなの覗けば一番カッコイイですね。 【マンダム】さん 8点(2004-08-25 15:51:23) (良:2票) |
33.劇場鑑賞当時、「怪獣映画」が帰ってきたという感じでヨカッタ。ガメラがどうだのゴジラがどうだのとか、ドラマがどうだの特撮がどうだのとか言った御託は怪獣映画には不要だ。ゴジラが怖い。怖い!怖い!この「恐怖感」こそが、放射能を吐くときの「格好良さ」こそが、怪獣映画の全てである。私的には、前半の対バラゴン戦の方がかなり怪獣映画らしい魅力に溢れていて楽しめた。歴代ゴジラ映画のどこかで観たシーンなんてのが随所にちりばめられているのも、狙いなんでしょうか?とにもかくにも、満面の笑顔で「おもしろかったぁ!」と絶賛を惜しまなかった小2(鑑賞当時)の息子の感想が一番説得力があった。そして、「怪獣映画」は第一に子供の特権なのである。 【あむ】さん 8点(2004-06-13 20:58:02) (良:2票) |
32.パラゴンは守り神として失格だと思う。 【紅蓮天国】さん 5点(2004-05-05 08:44:50) (笑:2票) |
31.《ネタバレ》 終盤で、ドリル兵器によって空いた傷口からエネルギーが漏れてゴジラは爆発しても、その海底では何と・・・心臓だけが不気味に鼓動を続けているシーンはビックリ!!。 戦争で死んだ人の魂が宿っているというから、白目のゴジラでも悪くないね。 【哀しみの王】さん 10点(2004-03-30 12:13:13) |
30.まずこのセンスのないタイトルを何とかしてほしい。どうも昨今の特撮映画には製作者の映画に対するセンスがことごとく欠如しているように思う。平成ガメラシリーズの金子修介監督作だけに期待はしたが、近年のゴジラ映画の駄作ぶりの例に漏れない出来栄えに落胆は隠せなかった。製作者の意図が明らかにそうであるように、ゴジラシリーズはもう子供向け映画として割り切るしかないのだろうか。 【鉄腕麗人】さん 3点(2004-01-18 02:01:12) |
29.ゴジラとキングギドラがベイブリッジ脇に落下する際の、あのぽちょん、って感じは、アレでいいの? サイズがヘンな気がするんですけど。それはともかく、結構楽しめました。宇崎竜童は時々、何言ってんのよ?って感じでセリフが聴き取りづらかったですけど、新山千春頑張ってたし、キュートなバラゴンちゃんはもっと頑張ってたし。人がぽろぽろ死んでゆくあたり、怪獣ってそういうもんだよねぇ、って納得したり。ただ、ガメラはいつ出てくるの?って感じがねぇ・・・。大迫さん、遂に・・・って感じだし、渡辺裕之はいつも通りだし。そもそも何と言っても「ガメラ3」の続きみたいな物語だし。全くの別物、という道を選ぶ事はできなかったんでしょうかねぇ・・・。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-03 16:32:18) |
28.実はこの手の怪獣映画をほとんどバカにしているとしか思えない大森一樹監督(及び脚本)の「平成ゴジラシリーズ」に愛想を尽かしていた小生のような者にとって、新『ガメラ』シリーズの金子修介監督による本作は、随喜のナミダを流させてくれる…はずだった。確かに作品的な質と、ディテールの確かさは、さすがなんだけど、『ガメラ』同様、ゴジラや怪獣の存在理由をファンタジー的なものに求めるのは、ちょっと違うんじゃないかなあ。彼らはあくまで”突然変異した巨大生物”なのであって、神話世界の住人じゃないってのが、「怪獣映画」の定理(?)だと小生は思っております。へんに理由づけなんぞせず、ゴジラは『13金』のジェイソンみたく、あくまで理不尽だけど絶対的な存在でいいじゃないですか。う~ん、残念! 【やましんの巻】さん 6点(2003-10-18 17:18:30) |
27.タイトルにバラゴンの名前が入ってないのがかわいそうでならない。いじめだよ。ていうか、ハム太郎と一緒にやるのやめてほしい。恥ずかしくて見に行けなかった人絶対いたって。実際自分も迷いました。それで、平日の昼のすいてそうな時間狙って行った。そしたらいるわいるわ、ちびっ子がうじゃうじゃ!お前らガッコーはどうしたーっ!!もちろん保護者つきだけど。まあその彼らのうるさい事!頼むから騒ぐのやめてくれぇ!!!って言いたかったよ。映画館の隅っこのほうで羞恥心とイライラに耐えながら見たゴジラは、なかなか味があって面白かった・・・ 【ちゃむ】さん 7点(2003-07-09 01:27:10) (笑:2票) |