4.ホント、なんでこんなレビュー少ないんですかあ?この映画。最初に観た時、真相が明らかになるクライマックス、全身粟立つような感覚を味わいましたよ。「あなたならどうする?」っていう苦渋の選択を突きつけるガブラス監督の問題提起から、観客は誰も逃れる事が出来ないはず。エンターテイメントとしても一級品!サスペンス・ミステリー映画ファンの方、是非観て下さい。でも俺だったら・・・、うーん、どうするだろなあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-15 11:31:00) |
3.良き父親と信じていた人物がナチ戦犯だと訴えられ、無実を信じたい娘が疑念との間で苦悩する。最初はまさかという気持ちで弁護をかって出るが法廷で生き残った証人たちが述べる証言はどれも不利なものばかり。証人たちがナチの残虐行為を淡々と告発するのがドキュメンタリーっぽい。この残虐さを聞けば時効なく罪を追求されるのも当然かと思う。見てるとどうしたって真っ黒な気がするのだけれど、どうなるのかと緊張感に満ちた展開が面白く惹きつけられる。終始疑念と情の狭間で苦悩する娘のJ・ラングが好演。頑強に罪を否定する父に同情する気にはならないが、身内とすれば辛い葛藤があるだろうと様々な感慨も湧いてくる。消えることのない罪の告発という重い話だが、娘が父の過去の謎に迫るという展開に親子のドラマを絡めて見ごたえのある作品になっている。
【キリコ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-11-27 20:00:18) |
2.ナチ、ホロコースト関連の映画としてはかなりの力作なんだけど、日本ではほとんど知られてない?私が5番目とは...。役者もいいし、見終わった後ズシリとくる作品ですよ。こういうのをDVD化しなきゃいかんのじゃないですかね?(なってたらゴメンナサイ) 【あおみじゅん】さん 8点(2003-12-11 18:29:36) |
1.ハンガリー系米国移民の父親が第二次大戦中の戦犯として嫌疑をかけられ、敬愛する父の無実を信じて、弁護士である娘(J.ラング)が自ら法廷に立つという、重い重いストーリー。人道に対する功罪には時効はない。人間としていかに生きるべきか、瀬戸際に立たされた娘/弁護士を演じたラングが素晴らしかった。 【ぶんばぐん】さん 7点(2001-07-08 13:06:19) |