《改行表示》 4.し、渋い!!余分な説明がないのがいい、結末も好きです。面白かったです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-22 20:53:25) |
3.基本ストーリーはただの宝石ドロのお話なもんで、わりと軽いタッチですね。すくなくとも、マフィア映画と聞いて連想するような重厚な作品じゃありません。ジャン・ギャバンがシチリア・マフィアの大物、なのにセリフはフランス語でもイタリア語でもなく英語、っていう時点で、深刻さを放棄してます。軽いといえば、あの飛行機は実に軽そうでしたな(特撮による合成がブレている)。このシーンの味わい深さは『エアフォース・ワン』に匹敵しますよ(しかし『ジョーズ3』の味わいには及ばない。関係ないが)。でまあ、荒唐無稽な話なんですけども、宝石を狙うマフィアと立ち向かう捜査当局が並行して描かれ、なかなかの緊張感。さらにそこにイマイチ手際がよくない(ような気がする)アラン・ドロンが加わることで話はこじれ・・・そういや、海辺でウツボを釣り上げるアラン・ドロン、片や全裸で横たわる美女、これはなんだかシュールなシーンでした。結構、変ですよ(笑)。それにしてもジャン・ギャバン、ずいぶん腹が出ているなあ・・・。 【鱗歌】さん 7点(2004-05-30 01:20:03) |
2.「ドヌーヴに会いました時→この監督は損させない(興行収入を得る)人なの→と言ってました」と、シベ超のポスター2枚をバックに水野氏が満足気にTV解説してらした。確かに私たち女性もサッパリと楽しめるわかりやすさ。ルレット型ノコギリでキリキリするシーンから、善悪そっちのけ、脱獄に応援したものです。青臭さ過ぎず、おじさんでもなく、この頃のドロンのカッコ良さときたら、、。極悪非道に見えないギャバン、部下より背の低いバンチェラも可愛いの(昔はそう思わなかった、私がトシ食っただけ)。ハイジャック・宝石強奪・何人もの脇役イケメン、と楽しめて、おまけに女こどももイッチョ噛みさせてくれる。ダークスーツばかりの中に赤色の道具や衣装も多用してて、おフランスなの~でも英語です。極めつけは♪モリコーネの哀愁漂う、、だけじゃなくて、♪ポヨヨ~ン ポワョーン とカタカナでは表現しにくい音が滑稽な忘れがたさ。昔から大好きな作品、、これってドロンファンの女性を狙って淡泊に作ったのかしら。 【かーすけ】さん 7点(2004-02-01 15:21:26) (笑:1票) |
1. 顔役ジャン・ギャバンに警部リノ・バンチュラ、とどめに殺し屋アラン・ドロンとくれば言わば仏フィルムノワール”三種の神器”。それが一堂に会する本作はズッシリ重量感に満ちて実に見応えアリ!しかも監督は”Mr.フィルムノワール”アンリ・ヴェルヌイユな上にシナリオにジョゼ・ジョヴァンニまで加わる豪華さと来てるんだから駄作な訳がナイ!まぁ確かにギャバンは老け過ぎだしストーリーは些か強引だしモリコーネの音楽は何か間抜けwな感じが否めないとしても私は本作が好きだ。オマケして7点進呈! 【へちょちょ】さん 7点(2003-09-22 03:26:19) (良:1票) |