25.《ネタバレ》 最後の展開には完全に騙されました。ケヴィン・スペイシーの幅の広さ、恐るべし。どうでもいいがカイザーソーゼーと言いたくなるのは僕だけでしょうか。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-08 20:50:57) (笑:1票) |
24.《ネタバレ》 過去に鑑賞したことがあるので、ネタを知っている状態で再見。 ネタが分かっていても、ぐいぐいと引き込まれる仕上りにはなっている。 過去や現在、真実と虚偽が入り混じる複雑なストーリーではあるが、再見してみると、それほど複雑でもないことが分かる。 絡まった線のように見えて、解き解そうとすると意外とシンプルで分かりやすい。 また、絡まり方も複雑で堅くなっているのではなく、誰でも解けるように丁寧に易しく絡まっていると思われる。 しかし、いくつかの謎や辻褄が合わないところも散見されてしまう。 一番の問題は、ソゼが逃げられる状態でありながら、わざわざ捕まって、警察に嘘八百を並べ立てることとだろう。 「ソゼ=キートン」と警察に誤認させるという目的があったと考えることもできるが、納得はいかないところではある。 しかし、これを否定すると、映画が成り立たなくなるので、深くは考えない方がよい。 辻褄が合わなくなることは承知で、こういう映画は構成されているので、粗を探すよりも単純に鑑賞する方が面白いと思う。 ネタに関しても、それほど嫌悪感はなかった。 「誰がカイザーソゼであるか?」ということをメインにして、観客に問うているのであれば、この結末に対して、ぶち切れるかもしれないが、本作のメインは「事件の顛末」を解き明かすことであると思われる。 ネタが分かっていて鑑賞していたためか、「真犯人は誰かを予想する」「どういうオチかを予想する」類の映画とはやや異なる方向性で製作されている気がした。 なかなか見所のある映像的なカットも多い点が特徴。 ブライアン・シンガーのことを完全に理解しているわけではないが、彼らしくないスタイリッシュなカットも評価できる。 ケヴィン・スペイシーの演技も素晴らしく、彼の怪演があったからこそ、これほどの映画史に話題作となったのだろう。 そういう観点からも高い評価はしたいところだが、驚かされるものの手放しで評価したくなる映画でもない。 ネタを知っていたにせよ、知らなかったにせよ、何か足りない部分はありそうだ。 これに何かを付け加えるのも蛇足となるので、そういう意味では完結しているともいえるが、何かが足りない。 他の映画のネタバレができないので、ここでは書けないが、オチが素晴らしい映画とされているものにはオチだけではなくて、それ以外にも重要なことが描かれていた。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 02:09:09) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 多くの我々日本人がやってしまう。
「サスペンスと聞くと、オチの予想に、映画を見ないで夢中になって入ってしまう癖」 と 「確率が50%なのに、当たったら制作者をバカにし始めてしまう癖」
を極限まで引き出してしまう映画じゃなかろうか。 それだけに本当に良くできていると思う。
この映画は、初見ではなく2度目以降に、目に映っていながら最初全く認識されていなかった伏線を追っていく作業が面白いんじゃないかと思う。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-26 19:43:17) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 ほとんど作り話でしたって夢オチよりひどいでしょ。最後まで飽きずには見れたんで5点献上。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-06 16:31:18) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 よく分からなかったので観直した。う~ん・・・どれが事実でどれが作り話なのか、それがはっきりしないところがあって、やっぱりこういうスッキリしない話はあまり好みじゃない。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-16 09:33:03) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 「最後びっくりするぞ、予備知識無しで見ろ!」という友人の言葉が既に『予備知識』でした。ほとんど作り話を見せられてたわけ?消去法でいけば、警官が「キートンがソゼだ~」と力説する時にはオチが解ってしまいます。期待しすぎましたね。正常な歩行になる足下のシーンは秀逸です。 【460】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-10 01:10:58) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 今頃見たからかもしれませんが…ケビン・スペイシー怪しすぎる。 取調べしてた警官がカイザー・ソゼだったらもっと点数高かったのに。 【たなけそ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-28 17:19:08) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 うーん、何度観てもこれで“やられた!”とは思えない。あの“やられた感”の引き金となるコーヒーカップの裏側も掲示板も私達観客側は“書いてある文字”までは見る事ができなかったので、ラストに“書いてあるでしょーが!”といわれても、やっぱり“今になって後出しかよ!そりゃないよ”といわざるを得ない。だから私的にはどんでん返し映画としてあまり評価できないです。 【いわぞー】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-29 18:11:27) (良:1票) |
17.もし、今この文章をお読みのあなたが、何か面白い作品をお探しでここにたどり着いたのだとしたら、そしてこの作品についての情報を一切お持ちでないのだとしたら、あなたはきっと、幸せ者です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 17:51:37) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 恐らく公開当時リアルタイムで見ていたら騙されたと思う。しかし今となっては曲者役者ケビン・スペイシーが犯人の一味と言うことになればだいたい予想はついちゃうね!当時は殆ど無名だったからそれなりのどんでん返し劇だっのかもしれないけど・・・ こうゆう見てる側を騙すって言うのは最後ネタバラシをしないと駄目ですよ!それで“あ~そういえば”ってシーンが織り込まれていれば納得するんですけど、初めから犯人のうそを見せてるだけでしょ!それで騙されましたか?といわれてもねぇ~なんだか納得出来ないです。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-06 19:19:28) (良:1票) |
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15.《ネタバレ》 お見事!まったくお見事としか言い様がありません。本当なら作り話というオチに怒り心頭のところですが、ここまで綺麗にうっちゃられると文句を垂れる気も失せてしまいます。サスペンスとして超一級の出来映え。個人的にこの手のジャンルではベストです。初めて観た時にはまだケヴィン・スペイシーが全然有名ではなく、「セブン」よりも先に観たのも良かったかもしれません。先入観ゼロの状態でしたからね。(唯一観ていたのが「摩天楼を夢見て」だったけどスペイシーだって知らなかったし、この時はまだパチーノとジャック・レモン相手にタジタジだった。)そして二回目以降は細部を楽しめます。コップの底を覗いているシーンに「おおっ」とか思います。それからガブリエル・バーンがダンディで渋くて凄くカッコイイです。私もあんな風に年をとりたい。…絶対無理ですけど;。彼にはもっと実力に見合った作品(どうも彼の出演作にはイマイチなものが多い気がします)に出て活躍して欲しいです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-21 18:36:53) (良:1票) |
14.ケビンスペイシーは独特でいい役者だと思う。べジータ的髪型もよく馴染んでいた。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-23 03:13:26) (笑:1票) |
13.久々にVHSにて観賞。序盤から中盤まで、どこら辺がサスペンスなのかよくわからず、とりあえずジーっと観てました。なんだか、説明臭くてやたらひっぱるなあと印象も受けながら観て、少し飽き始めてたんですが。なんたらとかいう犯人はちっとも姿見せないしね。 さて、そんな中迎えたラスト。霧が晴れるというより、びっくり仰天というより、なんか笑っちゃった。いやあ見事。まさか、こんな無駄話を1時間ちょっと、こんなに真剣に聞かされるとは思わなんだわ。顔が赤くなっちゃった。こういう映画は最初で最後にしてね。 【ホーラン℃】さん 7点(2005-02-12 23:06:56) (良:1票) |
12.この映画は大好きでビデオでもう何回も見ました。宣伝で『セブン』を見て、これはおもしろそーって思って見てみたら、新作紹介でセブンを超えたって『コピーキャット』の紹介があって、これは見なければと思い見てみたら、今度はコピーキャットを越えたってこの『ユージュアルサスペクツ』の紹介があってました。まさにその通りでした。私にとっては、【セブン】<【コピーキャット】<【ユージュアルサスペクツ】って感じです。ケビン・スペイシーさんにはおもいっきりだまされました。豪華なキャストというところも好きだし、ラストがビックリする映画は大好きです☆ サスペンスものの映画の中ではダントツに1番好きです。。。 【mako】さん 10点(2004-02-10 18:34:07) (笑:1票) |
11.《ネタバレ》 一発芸としては極めて高く評価できるのだが、リピート鑑賞には堪えなかった。しかもオチがあると予め知っていたら特に驚くほどのオチでもなかった。ケビン・スペイシーは上手いとは思うが、オスカーを獲るほどの素晴らしさは感じられなかったし、アイデアは買うけど映画としてどうこうと言える出来ではないように思う。あくまでも映画であってテレビドラマではない以上、2度目、3度目でも楽しめるかどうかが評価の分かれ目。1回だけ観るなら良いと思いますが・・・ 【anemone】さん 4点(2003-11-29 14:36:31) (良:1票) |
10.これは、サスペンスとして決定的に間違っているのではないだろうか。観ている側がカイザーソゼを割り出そうと画面に食らいついていても、映像自体が嘘で固められているのだから、分かりようがないのである。製作者側の観客無視の作品と思える。それなのにこの高評価は一体…。確かに伏線が至る所にあるし、ストーリーはうまくできてるから、ツウ好みではあるんだけどさ。 【凛々】さん 4点(2003-11-05 15:47:32) (良:1票) |
9.“どんてん返し”……って当たり前ですねぇ~。だって映像がウソなんですもの。点数つけるの迷ったんですよ。決して面白くないわけではないんですが、点数配分の参考表に「いろんな人に警告したい映画。」とあったので、2点とさせていただきました。(が、後日点数見直しキャンペーンを実施。もうちょっと妥当な点数にあげさせていただきます。すみません)さてさて、ストーリーとは関係ないことで恐縮なんですが、ちょうどこの映画を観る前に『不思議惑星キン・ザ・ザ』を観ておりまして……冒頭のマッチに火をつけるシーンで「ああっ!!カッツェがぁ~っっっ」と心の中で叫んでしまいました。ちなみにこの映画を観た後に『ブラス!』を観まして……「あっ、KOBAYASHI」とつぶやいてしまいました。いや、それだけなんですが、私的にヒットだったもので……すみません(汗)。 【元みかん】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2003-10-17 03:20:23) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 お前かよっ!! 【じゃじゃまる】さん 9点(2003-10-13 13:04:30) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 「カイザー・ソゼの正体が分かっても、必ずしも本人であるとは限らない」とは言うものの、そんな事を言い出したら、作中での証言や出来事も「何でもアリ」にしてしまえるワケで。
基本的に話している事のほとんどすべてが事実ではないのだから、結局は「意外性のためのオチ」という印象は拭えない。
ミステリーに例えると、推理材料としての「殺人現場の目撃証言」がウソで、しかもそれが「犯人の意外性」のためだけに最後まで「本当である」と作者に保障されていたようなもの。優れたサスペンスやミステリーというものは、序盤の謎や伏線がラストのどんでん返しに向けて「有機的かつ論理的」に結びついている事が大前提。そうした節度を設けなければ、結局、作者の都合次第で「何でもアリ」の許容範囲をいくらでも広げてしまえるからだ。その論理的な解決のカタルシスが作品の面白さに直結するものだと思う。
残念ながらこの作品には、そういう意味での考え尽くされた伏線や謎はなく、オチに「論理的必然性」が欠けているのは確か。それこそさらに一段捻って、話を聞いていた警部がボスでした、という展開にしてしまってもいいくらい、ボスが特定の誰かである必然性がないということ。まあ、その不確実性こそが、この作品の「狙い」なんでしょうが…。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2003-07-05 06:54:11) (良:1票) |
6.≪ネタバレバレです≫狂言回しが実は・・・という内容。それって、アクロイド殺しと同じじゃないか?カイザー・ソゼが自分の顔を知る男を消すために、結果的には自ら警察に乗り込んで顔をさんざん売ってくるというのも納得できない。ただ、この監督には才能があると思う、根拠はないが。 【ゴルゴ】さん 3点(2002-12-05 23:47:26) (良:1票) |