63.西部劇の舞台を使ったヒューマンドラマ。人殺しを肯定しようとしない潔さに好感を持つ。物語としてはラストの盛り上がりに欠けるような気もするが、それなりにドキドキするシーンもあり、考えさせられる部分もある。名作っぽい作品。 【もとや】さん 7点(2004-03-09 17:01:35) |
62.かつてその名を轟かせた壮年のガンマンという設定が渋いですね。時代が変わったため、もはや勧善懲悪なストーリーでは駄目なのでしょうが、これもなかなかいいと思いますよ。自分のかつて犯した罪にさいなまれるガンマンというのも新しいですね。最後のガン・ファイトとイーストウッドの渋さに7点。 |
61.自分にはあまり合わないと感じた。かなりダレるシーンが多いように感じた。主人公がボコボコやられるのもなんだか・・・。ただ描かれているのは、重厚な人間ドラマで、どんな犯罪者にもそれなりの理由があるということなんだろう。雄大な景色も評価できる。 【mhiro】さん 5点(2004-03-04 09:05:55) |
60.好きですこういう映画。最近の映画にしては派手さも無いし展開もゆっくりしてるけど、それは「重厚」という言葉に置き換えられると思います。「荒野の七人」のブリンナーのような完全無欠のヒーローも格好いいけど、老いぼれた男の生き様を見せてくれるこの映画の主人公も別の意味で格好いいです。 【アーリー】さん 8点(2004-03-02 01:06:26) |
59.元殺し屋の老いぼれガンマン、ウィリアム・マニー。この役はクリント・イーストウッド以外演じられないであろう、まさにハマリ役だ。そして最後の西部劇と言えるかもしれない。クライマックス、酒場にマニーが乗り込むシーンは思わず息を呑んだ。射撃が正確というわけでもなく、早撃ちというわけでもない。実戦においては何処まで冷静でいられるかが生と死の分かれ目なのだろう・・・なーんて思って見たりしてね。ウエスタンには珍しくいろいろ考えさせられる映画で、見るものによって感じ方も変わるでしょうね。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-02-29 05:32:12) |
58.どういうのが西部劇かは余り見たことが無いのでわからないけど映画らしい映画だと思う。特にただぶっ放せば良いって映画ではなく、最後まで人殺しは所詮人殺しにしかすぎないってのがあり、しかもそこに苦悩し続ける。特に人を殺してからの彼らの演技は素晴らしいとしか言いようが無い。三者三様ではあるが一人として喜ぶものがいない、それがこの映画の真意だと俺は思う。 【taron】さん 9点(2004-02-29 03:01:52) |
57.ジョン・ヒューストンの同題名映画(Theがついていないという違いはあるが)と関係無いにも程がある。今からでも遅くないから題名変えなさいって。オスカー取っちゃあ、それも無理か。イーストウッド監督主演の西部劇、確かにここには、セルジオ・レオーネの語法なども折り込まれており・・・が、先鋭的な描写にまではなっていない。「ちぇっこんなポンコツ3人組のお話に付き合わされるのかよ~」という思いもあり、正直前半は、しょうもない映画じゃないかと物足りなく思ってたんですけどねえ。イーストウッドが体調崩すあたりから、反対に、映像が力を帯び始める(ような気がする)。なかなか計算されてますな。この映画には、通常のヒーロー物みたいな、キャラvsキャラの戦いは無く、基本的に、人間vs人間の戦いが描かれる。みんな弱いのです。しかしジーン・ハックマンはこの中じゃ例外的にエキセントリック、彼のはまり役です。彼にはゼヒ日本に来て時代劇で悪代官役をやってもらいたいもんだ。そしてイーストウッドとハックマンの対決は、「人間vsキャラ」の対決でもあります。こういう映画をイーストウッドみたいな人が撮る事に意義がある・・・のでしょう、きっと。映画観る時にゃあ、過去の映画史、観る側の過去の映画体験、そういったものを切り離して観る事は、おそらく不可能ですから。 【鱗歌】さん 8点(2004-02-15 13:47:02) |
56.ただの西部劇じゃないよ。クリント・イーストウッドかっこよすぎ。 |
55.久しぶりにイーストウッドを観た。弱々しく年老いていた。往年のタフさは見る影も無いが、やっぱりカッチョエエ!一旦敵にやられるが、不屈の闘志で逆境を跳ね返し、見事本懐を遂げ、最後に決めゼリフ!ダーティ・ハリーのパターンである。でもそれがイーストウッドなのだ。がんばれ、イーストウッド!! |
54.ジーンハックマンってほんといろいろ出てるよなあ。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-01-16 01:38:03) |
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53. 映画でも作品でもない。これがイーストウッドの西部劇だ。 【映画の味方】さん 9点(2004-01-12 21:56:19) |
52.ラストガンマン---言ってしまえば夢の無い映画だ。目にも留まらぬ早撃ちで悪役を次々と撃ち倒す、そのようなヒーロー像はこの映画によって殺されたと言っていい。善玉が悪玉を懲らしめる、西部劇の醍醐味であった「勧善懲悪」はもはや時代が許さないのだ。世の中はそんなに単純じゃない。人を殺せば罪悪感に襲われる。どんな奴だろうと死とは死である。西部劇の中でなら人殺しが許される、などということは決してないのだ。 ウィリアム(イーストウッド)は何故復讐に向ったのか。正義ではない。悪でもない。仲間の敵討ちだ。私的な理由だ。保安官だって自らの「正義感」に従ったまでだ。じゃぁ何が正義なのか。我々は何を憎めばいいのか。世の中は混沌としている。暴力と死を繰り返す人間たち、それこそが「許されざる者」である。 このような映画が製作され、しかもアカデミー賞まで受賞してしまってはかつてのような西部劇は二度と現れないだろう。この作品こそは「ラストガンマン」である。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-01-12 15:39:28) (良:4票) |
51.クライマックスの壮絶な描写、そしてイーストウッドの拍車の音で映画史に残るでしょう。どこか凶悪さんを感じさせる保安官ジーンハックマンが、その一方で家を自分で作る好人物なところもあることをちゃんと描いている。それだけのことだけど、それだけで人物に膨らみが出せる。イーストウッドって、やっぱり映画をよく知ってるなと痛感。傑作です。 【ひろみつ】さん 9点(2003-12-19 23:11:53) |
50.この作品に対するオスカーは、西部劇と言うジャンルにこだわったクリント・イーストウッドと言う男の執念に対する敬意だと思う。 【ノーコメント】さん 6点(2003-11-29 17:20:03) |
49.分かりやすいお話。徹底して愛に溢れた人を演じていれば7点。 【スルフィスタ】さん 6点(2003-11-16 03:08:02) |
48.合わない。自分が求めている西部劇ではなかったんだと思う。 【ディーゼル】さん 5点(2003-11-13 20:43:21) |
47.しゃがれた風格があり、地下を流れるマグマのような静けさと、青空のような奥行きもある。 コーヒーに浸したなめし皮のような風わいがあり、いぶし輝きを放ち続ける至極の一作。 銃弾一発の「重さ」がリアル。 大人が安心して浸れる「映画の中の映画」だ。 【Beretta】さん 10点(2003-11-09 17:15:45) |
46.自分には合わなかった。 【ウメキチ】さん 4点(2003-10-27 10:23:32) |
45.やっぱ渋いよイーストウッド。彼の出発点としての西部劇をこれでしめたかったんでしょう。気持ちはわかるなあ。 【fujico】さん 7点(2003-10-27 08:46:36) |
44.んん~なんか普通です。これがアカデミーかと思っちゃったり。内容は結局ヒトは変われないってことなのかな。許されざる者か。 【バカ王子】さん 5点(2003-10-18 01:44:11) |