75.この作品を見て感じた事は一つ、心に闇や矛盾を持たない人間はいない、ということ。 【ゆきむら】さん 7点(2004-04-16 08:04:10) |
《改行表示》 74.《ネタバレ》 王国に行くまでは良かった。なんかかっこいい人物だろうと期待していたカーツ大佐(?)が結局は腐敗した王国で意味不明なこというオッサンだったのでガックシ。。 あのナパーム弾の一連のエピソードはよかった! 【おれおれ41】さん 6点(2004-03-30 04:31:41) |
73.このまとまりのなさは映画としては失敗してる気はするんですが、一つ一つのシーンにあるドラマには強烈に惹かれてしまいます・・・というよりは、ベトナム戦争における人間という大テーマについて、製作者も手に負えなくなっちゃったんで、ええーいという感じで、3時間以上の大枠にドラマを放り込んだといったほうがいい印象。難解といわれたオリジナルに対して、特別版ということでカットされたシーンを増やしたら余計、その「ごった煮」っていう印象が強くなったのが、なんとも皮肉ですが・・・でも、そんなところもふくめて、好きな映画なんですよね。 【ころりさん】さん 8点(2004-03-18 13:23:18) |
《改行表示》 72.長すぎです。何度寝かかったか…良さがわからなかったです。 |
71.これは戦争映画ではないね。ベトナムもどうでもいい。人間の矛盾するもの、表と裏をさらけ出し突き付けてくる。時に率直に曖昧に、時に辛辣に滑稽に。機関銃で撃たれる民間人も逆さまに吊るされた兵士も生首も、ちっとも痛々しくも恐ろしくもないのはそれが自分にとって真実であるが虚構でもあるからではないだろうか。ぼくは見ている内に気分がハイになり意味も無く笑えてきてしまった。序盤で気が狂ったように部屋で暴れる大尉にあとで妙に共感を覚えた。あそこが今自分のいる位置なのかもしれない。あとやっぱり長いよ・・・ 【まこと】さん 7点(2004-03-17 23:18:45) |
70.チャーリーはマーティンにホントそっくりですよね。姿勢とかちょっとした表情とか。親子なのも納得します。それにハリソン・フォードがチョイ役で出ていたりして「おっ!」と思ったりもしました。それでもってこの映画、観ながら手に汗をかいていたのは初めてでした。戦争のもつ狂気を外から垣間見たような気分です。特にサーファー将校指揮の第1騎兵師団のベトコン村への襲撃。ベトナム戦争に大儀は無かったかの様な印象を受けます。部下を戦死させてもサーフィンしたいと思う将校。戦争だから人が死ぬのはあたりまでだと基準の麻痺を感じさせます。ホント、カーツ大佐との善悪の違いはなんでしょう。 【クルイベル】さん 8点(2004-03-10 09:40:09) |
69.愛すべき失敗作といったところでしょう。 【藤村】さん 6点(2004-03-07 17:16:53) |
68.一言、難解で疲れる映画だった…(-.-)確かに前半はベトナム戦争のことを上手く表現していて良かったと思う//だが、後半に入りカーツ大佐と出会うところから、宗教映画を見ている感覚におちいり、わけが解からなくなった…(_ _)あいにくこの映画の内容を理解できないまま終わってしまった。@まさに黙示録である… 【ジャンキー】さん 4点(2004-02-04 22:05:46) |
67.やっぱ何と言っても印象に残るのはワルキューレのシーン。ここまでヘリが格好良く見える映画を私は知りません。それと「フルメタルジャケット」のハートマン“冷凍マン庫”軍曹に次ぐ名(迷?)キャラ、ギルゴア“サーフィン狂”大佐の存在も良かったです。サーフボードを盗まれたことを根に持って、ヘリで追いかけてきたシーンには大いに笑わせてもらいました。王国に入ってからの展開は人それぞれって感じでですね。私は前半の方が好きですけど。 【終末婚】さん 7点(2004-01-29 19:46:44) |
66.ベトナム戦争をモチーフにしてますが、世界観はコッポラのオリジナルとして見るべきでしょう。西洋人に地獄を描かせるとこんな感じなんでしょうか。マーティン・シーンの最後のセリフ「恐怖だ・・・」はその状況が怖いというより、彼自身の変貌ぶりに恐怖を覚えたんじゃないでしょうか。見る人によっていろんな解釈ができると思います。まぁどっちにしろ果てしなく重たい映画。最近生活が楽しすぎて逆にちょっと憂鬱な気分になりたいなーなんて人におすすめ。 【ヒューマンガス】さん 7点(2004-01-24 13:33:24) |
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《改行表示》 65.この映画は、ひとつの人間の本質を暴き出した映画だ。 カーツ大佐は戦場で地獄の恐怖と暴力を経験するうちに、それに伴う快感を知ってしまったのだ。ここで言う恐怖と暴力の快感とは、私達がホラー映画やボクシングの試合を見て喜ぶのにも顕著で、私達は実は恐怖や暴力が本能的には大好きなのだ。カーツ大佐は心の闇の奥に触れ、恐怖に魅了されてしまったのだ。この映画のテーマは原作のタイトルにも明白で、「Heart of Darkness」訳すと『闇の心』である。つまり、この映画は戦争に関しての哲学などではなく、人間の闇の心を暴き出す作品なのだ。きっと、カーツ大佐は自らの死が迫る恐怖感をも愉しんでいたのだろう。 |
64.通常版では分かりにくかった戦争の真の狂気というものが今作では怒涛のごとく表現され、その圧倒的なスケールはまさに衝撃的だった。その凄まじいほどの熱情と、リアルな生々しさは、この映画をひとつの生命体と呼ぶにふさわしい存在感だったと思う。異色的ではあるが、映画史上もっとも存在意義のある戦争映画と言えるのではないか。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-01-09 13:41:49) |
63.オリジナルが未見なので、どのシーンが追加されているのか認知出来ませんが、「改めて公開する意味のある映画なのだ」と思って見ました。しかし、私的には、得に心に響く内容ではなく、「ベトナム戦争映画」としても、特別な作品には捕らえられませんでした・・・。個人的に感じることですが・・・、数多く制作された「ベトナム戦争」作品には、なぜか、現実的観念が薄い作品が多いように思われます。実際のドキュメント映像で見る、ベトナム戦争の「無情さ」が、伝わってこないというか・・・。別に、ベトナム戦争に限らずとも、「戦争批判」は出来るので、あえて、一線引いているのかもしれないのですが・・・。そして、さらに、宗教的観念で語られてしまうと、「個人的主観」が強くなるため、大きくて無駄な「戦争」自体が薄らいでしまいます・・・。人間の心の観点では抑える事が出来ないのが「戦争」なのですから・・・。 【sirou92】さん 4点(2004-01-04 00:50:43) |
62.かくも残酷に人間のダークである部分と光である部分を書き出した作品。非常に虚しくヘリコプターや機関銃の音が響く映画でした。 【とま】さん 7点(2004-01-02 17:14:43) |
61.恐くて重厚なイメージがあったが、ストーリーは明確。ただ当時の歴史背景を不勉強がたたり把握できてなかったので、細部の会話に首を突っ込めない自分が情けなかった。しかし映像は古さをまったく感じさせず実写の凄みを感じた。林をナパームボムで焼き尽くすシーン、カーツの巨大帝国など圧倒されるものが多かった。ま、少し長かったけどね。 |
60.戦争物と言うよりは聖杯伝説ものを扱った作品。無宗教である自分がこの作品の主人公を理解することは出来ないのかも知れない。よって評価不可能と言うことで中間の評価にさせていただく。 【ワトソン君】さん 5点(2003-12-29 02:07:37) |
59. 長すぎる・・・シーンを追加したところで、何か変わったようには思えなかった。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-18 07:45:56) |
58.最後の方は確かに ありえないけど面白かったよ。まあ、こんな話があっても良いんじゃないかな。 【ケンジ】さん 6点(2003-12-14 23:41:11) |
57.目を背けたくなるような残酷な描写もあり、つらかったです。『戦争と狂気』『ベトナム戦争と米軍』と大きなテーマを幾つも扱っているので凄い重量感を得られます。泥沼のゲリラ戦となったベトナム戦争が、いかに他の戦争と違うか少しわかった気がしました。あくまで映画なので丸呑みは禁物ですが…。欲をいえば先に完全版じゃない方を見てみたかったです。 【プミポン】さん 5点(2003-12-14 06:26:32) |
《改行表示》 56.ながいながい夢みたいでつ。 はっきりした大義をもたない戦争でもあり、もともとモラルも高いとは言えない兵たちはお祭り騒ぎ。一方で本当の戦争のプロとして純粋に勝ちにいく方法を実践して孤立し、ついには独立勢力として恐れられるようになったカーツ大佐。結局はどちらも自分の戦う理由を探しながらみつけられないでいるようなかんじでつ。戦争の残酷さ悲惨さを描くんじゃなくて、『なんか変だ』っていう視点で重く深く描いてるでつ。へたすると反戦ってわけでもないのかもしんないでつ。つまりはいろんな意味で水野ハルヲ監督脚本主演の「シベリア超特急」の対極に位置する作品と言えましょう。しかしながら観終わっての疲労感はどちらも同じであることを思えば、水野晴夫に底知れぬ凄みを覚える晩秋の夕べでつ。 【ごりちんです】さん 9点(2003-12-04 01:03:09) |